遠野の花
2022年11月23日 | 花
細長く先がクルッとカールした花ビラとその色合い。コウヤボウキによく似た花だが、明らかに違うのは花ビラの数。コウヤボウキはたくさんの花ビラで飾っている。
キッコウハグマは外輪を1列の花ビラが囲むだけ。花の直径も1cm程度かな。ちなみに、この花の名前の由来は葉の形にあるよう。亀の甲羅のように六角形の形をしているため、この名になったらしい。
この不思議な形の果実は、ギンリョウソウモドキに違いない。
葉緑体を持たず、花から茎まで真っ白な植物のギンリョウソウ。この植物にそっくりだからモドキ。違いは、花が咲く時期がモドキが遅いことと、ギンリョウソウは花期が終ると溶けてなくなるのに対してモドキは写真のような枯れ茎と果実を残すこと。花が咲いている時期に見たかったなあ。
アキノキリンソウが咲いていた。
枯れかかっているので、おそらく最後を飾る花だろう。
そういえば、先だって、この花をめぐってかみ合わない話しをしたことがある。市の国保健診を受けた際に、医師に花粉症は大丈夫ですかと問われた。私はスギ花粉症を持っているのだが、最近、「アキノキリンソウ」による花粉症が増えているというのだ。
私の知っているアキノキリンソウは、林の陰で黄色い花を密やかに咲かせている花だ。花粉症が発症する程大量の花粉を飛散するとは思えない。
「アキノキリンソウですか。林で咲いている・・?」と答えるのだが、医師は「そうアキノキリンソウ」という。話しがかみ合わないのを感じた医師が資料を探し出し、説明してくれた。その写真はセイタカアワダチソウだった。たしかに資料にはアキノキリンソウと書いている。ヨウシュアキノキリンソウが正式な名で、説明文には別名がセイタカアワダチソウと書いてあった。
これで話しがかみ合った。セイタカアワダチソウが盛んに咲いているし、何らかのアレルギー反応が起きてもおかしくはない。医師の見立てでは、目の裏が多少赤いので、何らかのアレルギー反応があるかもしれないという。
後日、セイダカアワダチソウの花をじっくり観察してみた。
花の形は和種のアキノキリンソウとそっくり同じ。違いは、咲いている花の数。ヨウシュアキノキリンソウは密集して数え切れないほどの花を付けている。アキノキリンソウとセイタカアワダチソウが仲間同士とは。驚きの発見だった。
黄色いの花。これもアキノキリンソウ?
よく見るとカタバミだった。
この花は何だろう。
初めて見たかも・・。調べたらセンブリだ。
とすると初めてではない。でも久しぶり。
リンドウもつぼみをつけていた。
しかし、このリンドウ。今までも何度も見ているが、1度として花を開いた姿を見たことがない。いったいいつ咲くのだろう。
アザミの赤い花が日射しの中で揺れていた。
この実はたぶんチゴユリ。黒い実も素敵だ。
マユミ。
ガマズミ。
テリハノイバラ。
コムラサキ。
この綿毛は何だろう。
紅葉も美しい。
たぶんウルシ。
モミジ。
あれ、この花は・・。
たぶん園芸種。周りに家もないが、なんでこんなところに?
キッコウハグマは外輪を1列の花ビラが囲むだけ。花の直径も1cm程度かな。ちなみに、この花の名前の由来は葉の形にあるよう。亀の甲羅のように六角形の形をしているため、この名になったらしい。
この不思議な形の果実は、ギンリョウソウモドキに違いない。
葉緑体を持たず、花から茎まで真っ白な植物のギンリョウソウ。この植物にそっくりだからモドキ。違いは、花が咲く時期がモドキが遅いことと、ギンリョウソウは花期が終ると溶けてなくなるのに対してモドキは写真のような枯れ茎と果実を残すこと。花が咲いている時期に見たかったなあ。
アキノキリンソウが咲いていた。
枯れかかっているので、おそらく最後を飾る花だろう。
そういえば、先だって、この花をめぐってかみ合わない話しをしたことがある。市の国保健診を受けた際に、医師に花粉症は大丈夫ですかと問われた。私はスギ花粉症を持っているのだが、最近、「アキノキリンソウ」による花粉症が増えているというのだ。
私の知っているアキノキリンソウは、林の陰で黄色い花を密やかに咲かせている花だ。花粉症が発症する程大量の花粉を飛散するとは思えない。
「アキノキリンソウですか。林で咲いている・・?」と答えるのだが、医師は「そうアキノキリンソウ」という。話しがかみ合わないのを感じた医師が資料を探し出し、説明してくれた。その写真はセイタカアワダチソウだった。たしかに資料にはアキノキリンソウと書いている。ヨウシュアキノキリンソウが正式な名で、説明文には別名がセイタカアワダチソウと書いてあった。
これで話しがかみ合った。セイタカアワダチソウが盛んに咲いているし、何らかのアレルギー反応が起きてもおかしくはない。医師の見立てでは、目の裏が多少赤いので、何らかのアレルギー反応があるかもしれないという。
後日、セイダカアワダチソウの花をじっくり観察してみた。
花の形は和種のアキノキリンソウとそっくり同じ。違いは、咲いている花の数。ヨウシュアキノキリンソウは密集して数え切れないほどの花を付けている。アキノキリンソウとセイタカアワダチソウが仲間同士とは。驚きの発見だった。
黄色いの花。これもアキノキリンソウ?
よく見るとカタバミだった。
この花は何だろう。
初めて見たかも・・。調べたらセンブリだ。
とすると初めてではない。でも久しぶり。
リンドウもつぼみをつけていた。
しかし、このリンドウ。今までも何度も見ているが、1度として花を開いた姿を見たことがない。いったいいつ咲くのだろう。
アザミの赤い花が日射しの中で揺れていた。
この実はたぶんチゴユリ。黒い実も素敵だ。
マユミ。
ガマズミ。
テリハノイバラ。
コムラサキ。
この綿毛は何だろう。
紅葉も美しい。
たぶんウルシ。
モミジ。
あれ、この花は・・。
たぶん園芸種。周りに家もないが、なんでこんなところに?
こうして思うと、人知れずひっそりと咲いている野草ってまだあるんでしょうか。
ところで、これだけいろいろな野草があるということですが、遠野の中でも結構集中しているんですか?
もし集中しているなら、見学を兼ねた散策会など面白いかも、と思いました。
山野草好きにはたまらないような・・・
そして、遠野和紙と組み合わせたイベントでもできれば、なお面白いかも。
以上、勝手な提案でした。
もっとも、花の季節にタイミングが合わなければ見ることができませんけれど・・。
花を見つけながら、何かの形でご紹介できればと思っています。しかし、珍しい野草であればある程、持ち帰り等の心配もあるので、ネットのような公開された場所でありかありかをご紹介できないのは残念に思っています。
ご提案のような活用をできればいいなとは、以前から考えていて、どこかで実現できればと思います。
ありがとうございます。