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伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

え、切れない?

2021年12月10日 | 遠野町・地域
 9時に集合だったが、8時55分頃、集合指定の畑に着くと、すでに作業が始まっていた。気が早いのだ。



 遅れて参加し、最初に取りかかった枝が太くて、なかなか切り取ることができない。懇親の力を込めて2回、3回、力を入れ直すとやっと切断できた。前回同様、なかなか立派な枝がそろっていた。

 切り株にキノコを発見した。



 すると、この木は、キノコの菌糸に犯されているということ・・。これはやばい。

 切り取った枝を、同じ長さに切りそろえ、学舎に向かう。10時頃にかまどに火入れする。枝の蒸し上がりは、ここから役2時間30分ほど先のことだ。

 工房「学舎」の建物の中では、水にさらした白皮が積み上げてあった。これからちり取りをするようだ。待ち時間にすることにした。

 水にいれた白皮1枚1枚を広げながら、ちりと変色した皮を探す。発見したらその部分を取り除く。取り除いた白皮も、独特の風合いを楽しめる、ちり入りの和紙をすく材料にするという。無駄はない。

 作業は水の中。使われる水は、地下水のため、思ったより冷たくはない。室温より少し低い程度だろうか。あまり水温は苦にならなかった。しかし、気温が低い真冬はつらい作業だろうと想像が付く。

 忍耐も必要だ。皮を広げ、ひたすらその見続ける作業。2時間も続けると、頭にもやがかかったようにボーッとしてきた。息抜きをしながら続けることが必要そうだ。都合、3時間強作業をしたと思うが、目におもりで押しつけているような痛みを感じる。作業環境に灯りが少し足りないようだ。環境改善が必要かもしれない。

 とにもかくにも、こうした作業を重ねながら、12時30分頃か、蒸し上がったコウゾの枝から皮むきし、把を物干し竿にかけ、ちりとりを1時間ほど・・いや2時間弱して、ボランティア活動は終えた。

 そういえば、7日、大平辺りの入遠野川沿いで見かけたモミジがなかなかきれいだったので、写真を掲載しておく。



 上遠野方面に向かいながら、川沿いの杉林の中にポツンと一本のモミジが色づいていているのが見えた。車を停め、近くの対岸まで行ってみた。



 緑、オレンジ、朱色、色とりどりの紅葉が1つの生け花のような風合いを見せて面白い。
 でも、散ってしまったかな?


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