伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

2番霜

2021年11月25日 | 四季
 11月7日の立冬を過ぎ、暦の上ではすでに冬。しかしも、秋の気配が色濃く残り、たぶん、最後の紅葉になると思うが、モミジの葉っぱも色づきを増している。一方、赤というか、朱色というか、紅葉した紅葉の落葉も少しずつ増え、風が吹けば地面でかさこそとささきかけるようになってきた。

 旧暦で11月22日は小雪、22日から26日は虹蔵不見(にじかくれてみえず)というらしい。虹が見えなくなる頃ということらしい。冬は雪が降り、寒さで空気中の水分も凍りつく頃だから、虹が見えなくなるのも自然だが、その頃だもの、霜が降りても当然だ。

 朝、6時30分少し前、遠野町上遠野の平地は、まだ日が射していない。小高い山に日が射すばかりだ。



 南西の梢も、先っちょだけが日に照らされ、空には朝の月が浮かんでいる。



 東の空では、昇りつつある太陽が、雲を赤く照らしていた。



 自宅戸外の温度計は摂氏1度。地面付近は、もっと気温が低いだろうから、当然に霜も降りる。実際、自宅前の草の葉も、白いベールをまとっていた。

 沸かしたての風呂に、最初に入浴すれば一番湯。2番目ならば、二番湯だ。これにならっていうならば、今シーズン2度目に降りた霜は2番霜。こんなことばがあるかどうかは知らないが・・。

 散歩の途上に見る、霜の光景も美しい。ヨモギの尖った葉っぱが、いっそう鋭さを増したようだ。



 紅葉した草の葉も混じって美しい景色を見せた。





 シダの葉も存在感を増す。



 その他の霜の風景だ。












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