伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

いわき民報「くらし随筆」5回目は温暖化と市長選を絡めて

2021年09月04日 | 活動報告



南方のカメムシ


 ぶり返した暑さの中始まった市長選。8月30日の最高気温は30度を越えた。その朝、進む温暖化を実感した。
  ◇
 愛犬と散歩する沿道にアカメガシワがある。その雌花に、アカギカメムシがいた。朱色の背を、オレンジ色が縁取る黒点で飾るきれいな虫だ。
 もともとは熱帯から亜熱帯に生息し、日本では西南諸島にいた。近年は北上し、北海道でも見られるという。
 昨年も、同じ木で見かけた。交尾もしていた。ここらで繁殖しているのだろう。温暖化の影響に違いない。
 市長選では、温暖化対策で期待される再生可能エネルギーが、 一つの論点になっている。多くの候補者が、利用拡大や関連企業の誘致など、その推進を公約に入れた。実現への本気度が問われなければならない。
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 原稿を書いている2日、気温は20度程度。選挙戦と足並みをそろえ、冷涼な日々が訪れた。しかし、市長選択の意欲は冷え込ませたくない。
 当選人が、1,400億円を越える予算を編成し、政策の実現を図る。それだけに、誠実な公約、そして、その実現に誠実な人は誰かを、しっかり見極めたいと思う。そして、2日後の投票日、必ず投票したいものだ。


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