伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

いわき民報の「くらし・随筆」の昨日の記事は「しょしとり」

2021年09月25日 | 活動報告
しょしとり


 煌々と輝く満月に星が隠れる中、木星だろう、南の空低く、負けじと輝く星が一つ中秋の名月の夜空に見えた。秋を感じたワンシーンだ。
 減少しているが、本市の新型コロナウイルスの感染確認数は、日々県内トップクラスが続く。気温の低下は、感染にどう影響するだろう。
 遠野和紙のボランティアも人が集まる。感染予防は欠かせない。必要な対応を心がけ、安全に活動を続けたいと思う。
  ◇
 さて、ボランティアの活動内容は、季節とともに替わる。夏から秋のコウゾ育成が一段落すると、白皮づくりが始まる。
 まず畑のコウゾを刈り取り、大釜で2時間ほど蒸し上げる。ほのかな甘い香りが漂ったら、取り出す頃合いだ。
 出したコウゾの皮をむく。皮は黒いまま束ねて竿にかけ、干し上げる。
 刈り取りなどが一段落した頃、「しょしとり」を始める。干した皮を水に浸けて戻し、そこそこ切れない包丁で、黒皮などをそぎ落とす。残った白皮を再び干し上げて保管し、作業終了だ。
  ◇
 作業初体験の前シーズンは、肘等に痛みが続いた。不必要に力んでいた。下手なのだ。次期シーズンこそ上達したいものだ。


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