伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

初積雪

2021年01月12日 | 四季
 今朝の雪は今シーズン初めての積雪となった。4cm程積もったのだろうか。


 午前8時前、愛犬が散歩を待ち焦がれているので、戸外に出た。気温は摂氏1度。昨日より、一昨日より、ずっと温かい。そのためなのだろう。湿った雪で、例の六角形の雪の結晶を見ることはできなかった。



 愛犬を連れて外に出る。道行く車は慎重な運転に心がけているようだ。歩行者がいるともともとゆっくりのスピードをさらにゆるめ追い越していく。

 メインの市道から脇道に入った。ぐんぐん道を進めるとまだ、あまり車等が通っていないので、路上にしっかり雪が残っていた。



 道ばたの木々は、雪をまとっている。



 冬の冷え冷えした空気にさらされている普段は、寒々とした印章を受けるが、雪を被った木の実は、白い服を着ているようでどこか温かみを感じるから不思議。

 しかし、春を待ち、赤く芽吹いている梅の花芽を見ると、やっぱり寒いのだろうと感じさせる。



 植物にとっては、こうして訪れる寒さが開花準備のスイッチとして必要なのだから、この雪も春を呼ぶ一つの使者となるのだろう。

 浜通り、いわき市では雪景色はどちらかと言えば珍しい。目を楽しませてくれる。





 楽しませるというのも、積雪が少ないからこそいえるころではあるだが。

 水面が凍り付き、雪の原野となっていた。



 ため池は凍り付いたというより、雪が水を吸って浮いているという感じ。





 これも比較的気温が高かったことの証明となるのだろう。

 道ばたに足跡を見つけた。



 どんな鳥かはわからない。ただ足跡は長さが4cm程あり、比較的大きい小鳥のものと思える。ヒヨドリ、あるいはツグミのものなのではないだろうか。

 別の足跡もあった。



 丸い足跡は散歩している愛犬のもので、チョコチョコとついているのが小鳥のもの。こちらは2cm・・いやもっと短いかも・・なので、スズメ大の小鳥だろう。量が多いので、数羽が歩いたとも考えられる。ここらでよく見るのは、アオジ、カシラダカ、ベニマシコ、ジョウビタキ・・スズメ大の小鳥はこんなところ。比較的見る機会の多いアオジの足跡の可能性が大きいかな・・。

 雪は過去の記録も残してくれ。膨らむ想像でただの散歩を楽しませてくれる積雪には感謝。

 足跡、そういえば自分の足跡も残っているはず。足跡が残る雪の景色も面白いかも。振り返ってみた。



 つま先が外を向いている。やっぱO脚。いわゆるがに股なのだろうか・・。

 不思議な雲が見えた。





 何だこれ。初めはとまどった。見ている間に雲がどんどん流れる。

 ああ分かった。常磐共同火力の煙突からできる煙だ。

 あっ、失礼。煙といっても煤塵などの目で見える成分はほぼ取り払われているので、煙突に見える煙の大部分は水蒸気。煙ではなく排気というのが正しいのだろう。


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