伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

朝のドラミングとハロが彩った成人の日の空

2021年01月11日 | 
 林を抜け、山を見上げることができる場所に来た。道路の北側の杉の方向からドラミングが断続的に聞こえてくる。

コココココッ


 非常に大きく響く打撃音。迫力がある。アカゲラか、青ゲラに違いない。最近、ここいら辺を飛ぶアカゲラを2度見かけている。おそらくアカゲラだろう。

 ドラミングの音を撮ろうと、コンパクトカメラで録画を始めた。すると、杉の木の手前の木に動きが見えた。しかし、大き目の鳥であることは分かるが、模様などはわからない。

 立ち止まってから3度、4度、ドラミングを聴いた後、木を登っていったキツツキ。かすかに、キョッ、キョッとさえずりが聞こえてきた。

 写真に撮ろうと一眼レフカメラを構えたが、再び姿を見ることも、ドラミングも聴くこともできない。この場所を離れてしまったようだ。

 愛犬との散歩を再開した。数百m先の林の中からドラミングが聞こえた。先回りされたのか。先程よりは距離がある。



 林の方を見ると枝に止まる黒い鳥。キツツキではない。ズームしてみると、やっぱりカラス。しばらくじっとしていた。

 さて、このキツツキの正体は。動画を見ると動く姿が捉えられていた。



 白い枠の部分にキツツキが移っている。拡大してみた。



 丸で囲んだ部分の赤い枠取りがキツツキの姿だ。距離があるためはっきりした姿は判別できない。しかし、移っているのはコゲラのような白黒模様だ。この模様はアカゲラに違いない。この間に見たアカゲラは、ここいらを縄張りにしているのかもしれない。

 昨日、凍結していたため池の湖面は、今日もがっちり凍っていた。光の加減で白い点々で明るい部分が見えた。氷のところどころにできる白い陰が面白くて写真を撮ってみたが、写真で見るとそんなでもないか・・。

 さて、朝はほぼ雲がない青空だったが、時間と共に薄い雲が空を覆った。夕方頃にはなくなっていたが高層雲だと思う。午前10時頃、ハロが見えていることに気がついた。



 そのハロが昼頃にも見えていた。



 午後1時半頃。



 今年の成人式は、新型コロナの影響で、各地で中止や延期等に追い込まれた。いわき市の式は延期となっているが、楽しみにしていた成人達はさぞや気を落としていることだろう。県内の22市町村(再延期を含む)が延期を決め、7市町村が中止したようだ。

 成人の日に長時間にわたって空を飾ったハロ。アフターコロナが達成され、延期となった式が無事に開かれる予言となればいいのだが。


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