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この画像には、庭木に対する所有者の愛情が見えると思います。
庭木に栄養を与えるために周りを耕して追肥をしたんだろう。
誰もがそう思うのではないでしょうか。
でも違うのです。
木に追肥をしたのは確かにその通り。でも、木の根元を丸く耕したのはイノシシだというのです。
イノシシはミミズが大好物で、土の中を探しながらあちこちを掘り起こしてしまいます。木の根元に追肥をしたので、ミミズが発生していたのでしょう。丹念に根元を掘り起こして探したのですね。
このお宅では、自宅付近にほぼ毎夜出没し、あちこちを耕していくそうで、畑も庭も、どこもかしこも掘り起こされてしまっていました。
耕したように見えるすべてがイノシシの仕業
住宅の付近に出没するようになっているので、人との接触による事故も心配されます。
国の法律が変わって、野生動物の保護から管理という考え方に変わり、イノシシも適正と思われる規模まで生息頭数を減らすための取り組みが始まりました。でも、始まったばかり。まだまだその効果が見える段階ではありません。
ちなみにいわき市内での今年の捕獲頭数は、いわき市の捕獲報奨金の予算枠で3,000頭分、県の報奨金の予算枠で1,000頭分。合計4,000頭分です。この取り組みを継続的に安定的にすすめるためには狩猟者の確保など様々な課題もあると思いますが、解決しながら、しっかりとイノシシ対策がすすむようにしなければならないですね。
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