伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

オドリコソウは満開。コゴメウツギが開花。

2020年05月13日 | 
 歩いていると、様々なさえずりや鳴き声が聞こえてくる。

 ウグイスが「ホーホキチョビン」(我が家のをテリトリーとするウグイス)や「ホートッポジージョ」「ホーホキッチョ」とさえずるのはもちろんだが、キジも「キェーッ、キェーン。バタバタバタ」と母衣(ホロ)打ちで存在をアピールする。

 キジの母衣打ちを聞きながら歩いていると、コジュケイの鳴き声も聞こえてきた。
 このブログで何度も書いているが、コジュケイは「チョットコイ、チョットコイ」と鳴くのだが、今日は「キェー」と断続的に鳴き続けている。声のする方向を見ながら、姿を探すのだが見当たらない。
 道路下の耕作をやめた田んぼで、背が高い枯れ草が揺れる。コジュケイに違いない。移動しながら、鳴いているに違いない。

 面白いのは、このコジュケイが「キェー」と鳴くと、少し離れたところから、「キェー」の声が聞こえ、さらに遠くの「キェー」も聞こえてくる。目の前のコジュケイのテリトリーへのメスの呼び込みに対抗して、隣、そしてその隣のコジュケイが鳴き声を上げてメスを呼び込もうとしているようだ。そう考えると、それぞれのコジュケイのテリトリーは、あまり広くないようだ。

 「キェー」の鳴き声を重ねがら、あるタイミングで「チョットコイ、チョットコイ」と鳴く。「チョットイッパイ」と聞こえてくる時があるのは、私の心のありようなのかな・・。

 コジュケイの縄張り争いを聞きながら、歩いて行った先にオドリコソウの群落がある。今、満開だ。







 この花畑には、オドリコソウの他、クサノオウ(黄色の花)、ハルジオン(白い花)、ヒメオドリコソウ(ピンクの花)が咲いている。最も勢力があるのが、この季節はオドリコソウのようだ。秋になると別の黄色い花――何という花だっけかな――が一面に咲き乱れる。


 ハナイカダが咲いている。



 地味な花だが、葉っぱの真ん中に花を開く珍しい花。葉っぱは天ぷらにするとうまいと教えてくれる人がいた。


 マムシグサもだいぶ咲いてきた。






 松の花。



 花粉症の原因にもなるらしい。まだ、ヒノキの影響が残っている時期でもあるが、いま、それなりに花粉症の症状が出るのは、これが原因じゃないといいのだが。


 コゴメウツギが開花。




 朝陽。



 周りに光がにじむのは、黄砂の影響かも。今日は大量の黄砂が飛んでくると言う予報があった。


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