21日付の議員だよりをどうしようかと会派で検討していたが、市民の相談があった件でブログの記事を読んで、「知りませんでした。よく分かりした」の声があったことから、取り上げようと提案し、言い出しっぺの責任で記事にしました。
ほぼブログを踏襲した内容ですが、読みやすくなっていると思います。
トゥルルルルッ、トゥルルルルッーー午後7時過ぎ自宅の電話が鳴りました。電話の主はいわき医療センターの利用者。センター前の駐車場を障がい者が利用できない問題があるため改善を望むという趣旨のお話をされました。医療センターに確認すると、障がいのある方の外、歩行に難がある利用者等が優先的に使えるよう利用者の整理を図っているとのことでした。センターは開院したものの、周辺設備の整備は道半ばです。全ての工事が完了する来年度内までは、不便をおかけする事になりそうです。
■センター駐車場の利用に関心
総合磐城共立病院を建て替えた新しい病院施設「いわき市医療センター」の開院は、昨年12月のことでした。
電話の主は言いました。「病院前の駐車場は、障がい者が使えるようになっているが、健常者にも使わせているため、障がい者が使えない事がある。病院に苦情を言っても改善されない。改善を働きかけてほしい」。そこで病院を訪ねることにしました。
さて、病院の正面玄関を入ると左側に総合案内所があります。来訪の趣旨を伝えていると、隣の女性に説明する別の担当者の声が耳に入ってきました。駐車場について説明しているようです。自宅への電話が示したように、駐車場が利用者の関心事の1つになっていると伺い知れました。
現在の駐車場は、病院前の127台分と、センターから若干離れたいわき市保健福祉センター近くの臨時専用駐車場となります。臨時駐車場と病院間はシャトルバスで結ばれており、歩行にあまり難がない通院患者、お見舞いの方等は、こちらの駐車場を利用していただくことになります。
医療センターは外来だけで1日に900人以上の患者が利用しています。全員が自家用車で通院しているとは限りませんが、半数としても450台を処理する駐車スペースが必要になります。実際には、入院患者の関係者も利用するのでさらに多くのスペース確保が必要となります、先の127台分(うち6台分は車イス対応)での対応が難しい事は明らかです。
■センター前駐車場利用の優先者
そこでセンターは、以下の方々が優先して使うことができるようにしていると言います。
○障がいのある方
○骨折等のケガで体が不自由な患者
○入院のため荷物の搬送が必要な来院者
○急変した入院患者の家族等
○救急搬送された患者の家族
例示された優先利用者は、個々の状況を踏まえて配慮したものとなっており、駐車場利用者の選別指針としては妥当なものと思われます。
また、センター前の誘導路には3名の整理員が配置されています。車で来院した方の状況を確認し、誘導する役割を担っています。実際、病院前では、車の窓越しに運転手に話しかけ、車を誘導する整理員の姿を見かけます。
■来年度の工事完了が課題解決の時
何といっても駐車スペースの絶対数が少ない。従ってセンター前では、障がい者などの優先利用該当者がすぐに駐車場に入ることができないケースが生じてしまう事はやむを得ない状況です。
電話をくださった方は、病院前の駐車スペースの多くが障がい者優先と勘違いされていたようでした。センター側は、病院前の駐車場を利用することに合理的な理由があると考える方を対象にして――つまり対象者をより広くとらえて運用しています。この理解の違いに、苦情の原因があったようです。
センターは、とにかく丁寧に説明していくしかありませんと話しています。そうしていただきたいと考えます。
医療センターは開院したとは言え、全体工事は完了していません。2020年度内予定の工事が完了すれば、駐車スペースは1000台余となり、これらの問題も改善すると考えられます。
当面は、この現実を踏まえてセンターを利用していただくしかありません。利用する市民のみな様にはご理解をお願いしたいと思います。
ほぼブログを踏襲した内容ですが、読みやすくなっていると思います。
医療センター前の駐車場は歩行困難者等が優先
工事途上でありご理解を
苦情電話を受け調査しました
工事途上でありご理解を
苦情電話を受け調査しました
トゥルルルルッ、トゥルルルルッーー午後7時過ぎ自宅の電話が鳴りました。電話の主はいわき医療センターの利用者。センター前の駐車場を障がい者が利用できない問題があるため改善を望むという趣旨のお話をされました。医療センターに確認すると、障がいのある方の外、歩行に難がある利用者等が優先的に使えるよう利用者の整理を図っているとのことでした。センターは開院したものの、周辺設備の整備は道半ばです。全ての工事が完了する来年度内までは、不便をおかけする事になりそうです。
【伊藤浩之】
■センター駐車場の利用に関心
総合磐城共立病院を建て替えた新しい病院施設「いわき市医療センター」の開院は、昨年12月のことでした。
電話の主は言いました。「病院前の駐車場は、障がい者が使えるようになっているが、健常者にも使わせているため、障がい者が使えない事がある。病院に苦情を言っても改善されない。改善を働きかけてほしい」。そこで病院を訪ねることにしました。
さて、病院の正面玄関を入ると左側に総合案内所があります。来訪の趣旨を伝えていると、隣の女性に説明する別の担当者の声が耳に入ってきました。駐車場について説明しているようです。自宅への電話が示したように、駐車場が利用者の関心事の1つになっていると伺い知れました。
現在の駐車場は、病院前の127台分と、センターから若干離れたいわき市保健福祉センター近くの臨時専用駐車場となります。臨時駐車場と病院間はシャトルバスで結ばれており、歩行にあまり難がない通院患者、お見舞いの方等は、こちらの駐車場を利用していただくことになります。
医療センターは外来だけで1日に900人以上の患者が利用しています。全員が自家用車で通院しているとは限りませんが、半数としても450台を処理する駐車スペースが必要になります。実際には、入院患者の関係者も利用するのでさらに多くのスペース確保が必要となります、先の127台分(うち6台分は車イス対応)での対応が難しい事は明らかです。
■センター前駐車場利用の優先者
そこでセンターは、以下の方々が優先して使うことができるようにしていると言います。
○障がいのある方
○骨折等のケガで体が不自由な患者
○入院のため荷物の搬送が必要な来院者
○急変した入院患者の家族等
○救急搬送された患者の家族
例示された優先利用者は、個々の状況を踏まえて配慮したものとなっており、駐車場利用者の選別指針としては妥当なものと思われます。
また、センター前の誘導路には3名の整理員が配置されています。車で来院した方の状況を確認し、誘導する役割を担っています。実際、病院前では、車の窓越しに運転手に話しかけ、車を誘導する整理員の姿を見かけます。
■来年度の工事完了が課題解決の時
何といっても駐車スペースの絶対数が少ない。従ってセンター前では、障がい者などの優先利用該当者がすぐに駐車場に入ることができないケースが生じてしまう事はやむを得ない状況です。
電話をくださった方は、病院前の駐車スペースの多くが障がい者優先と勘違いされていたようでした。センター側は、病院前の駐車場を利用することに合理的な理由があると考える方を対象にして――つまり対象者をより広くとらえて運用しています。この理解の違いに、苦情の原因があったようです。
センターは、とにかく丁寧に説明していくしかありませんと話しています。そうしていただきたいと考えます。
医療センターは開院したとは言え、全体工事は完了していません。2020年度内予定の工事が完了すれば、駐車スペースは1000台余となり、これらの問題も改善すると考えられます。
当面は、この現実を踏まえてセンターを利用していただくしかありません。利用する市民のみな様にはご理解をお願いしたいと思います。
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