2012年の漢字「金」を超えると評される良い新年に

　2013年、新しい年を迎えました。

　昨年は市議会議員選挙、そして暮れの総選挙と多くのみなさんにご支援をいただきました。市議選での4人全員の当選をさせていただき、総選挙では全国では1議席減らしたものの、東北での大切な1議席、高橋ちづ子衆院議員を国会に送り出していただきました。

　大晦日には遠野町の八幡神社の大祓式に参加し、午前0時過ぎ、新年を迎え、新春の初祈願祭が行われ、祝辞も次のようにさせていただきました。新春の神社では、参詣を終えた町民が、新春のくじ引きを行なっていました。はずれくじ無しで、3等はコメでしたが、しっかり全量検査を受けて、コメ袋に検査済証が貼られたものでした。これなら安心して食べることができます。

祝 辞

　震災と原発事故から、間もなく2回目の年越しをしようとしています。被災地復興も少しづつ進み、日常の生活でも、少しづつ落ち着きを取り戻してきていると思いますが、例えば、米の全量検査でも、時間がかかりすぎるとお叱りが出るなど、やはり体験したことのない、未曾有の事態の中で不十分な対応もあろうかと思います。反省しながらしっかりした対応を作り上げていくことが、これからの課題になるかと思います。

　こういう時ですから、様々なことも起こります、隣の田人には石油を搾り取るための藻を栽培する施設の計画があって、地元の説明会などが開かれることになっていますし、塙町では8000bqの指定廃棄物を含む農林系副産物の焼却実証試験を作ろうということで、不安を感じている市民のみなさんもいらっしゃいます。

　大切なことは、しっかり理解を広げながら取り組むという点にあるように思います。日本漢字検定協会による今年の漢字は「金」、金環日食、金メダルをはじめオリンピックでの日本選手団の活躍などが、その理由だといいますが、来年は金を超える例えば「金剛石」、ダイヤモンドのような字が選ばれる、良い年になることを願っています。

　家内安全、商売繁盛、より良い年を迎えられますよう記念してお祝いとさせていただきます。