今週の朝ドラは、後にチキンラーメンを発明する才能ある安藤百福さん(ドラマでは萬平さん)が、
GHQの占領政策に依って不当逮捕されたり罰金課せられたり、その上追徴課税まで・・・と重苦しい展開だ。
ほぼ史実らしいから、戦後の占領下ではこんな理不尽なことがまかり通っていたんだろうなあ、
よく日本は立ち上がってきたものだ、と感慨深く観ている。
今日はドラマ観ながら、娘に話しかけた。
「子供の頃、近くにカトリック教会があって、外人の神父さんがいてね、日曜礼拝に行くとマリア様のコインが貰えてね、
10回行くと十字架のペンダントが貰えるんよ。それで楽しみに通ったんだけどねえ、
この朝ドラ観てたら、あれも占領政策やったんかな?と思えてきたよ。」
「うんうん、そうかもね。」
「キリスト教は『汝の敵を愛せよ』とか『右の頬を打たれたら左を出せ』とかいうからねえ、
日本人に復讐心を起こさせないためと言うかねえ・・・!?」
と言ったら、娘が、
「へえ~!お母さんて隠れキリシタンだったんだあ!」
と大げさに驚いて見せ、
「あ、それで『きよしこの夜』を英語で歌うんだあ!何でかと思っとったけどそうやったんかあ!」
フムフムとあんまり納得しているので、
いや、あれは中学1年の英語の授業で習ったんだ、とは言えなかった・・・。(笑)