冷涼な気候を好み、気温15~20°でいちばん良く育つ。
低温にはかなり強く、-5℃ぐらいまで耐えるが、高温には弱く、夏には、生育が悪いばかりか病害が発生しやすい。
肥沃な沖積土壌がもっとも適するが、砂地質でも良くできる。排水不良には弱い。短期間で収穫できるので、根菜類のうちではもっとも育てやすく家庭菜園向きの野菜です。
品種は小カブと大カブがあり、関東地方ではもっぱら金町系が用いられる。
種まき・・いちばん育てやすいのは9月まきで、全ての品種はこの時期が最適期である。
まき溝は、60㎝間隔に、クワ幅の1.5倍、約15㎝幅に、深さ5~6㎝につくる。乾いていたら、まき溝一面にかん水してから種まきすることが大切である。
種は溝全面に1.5cm間隔ぐらいにていねいにまき、1㎝ぐらいに覆土する。
発芽日数は3~5日 本葉1枚のころ第1回の間引きをする。
その後、2~3回間引き10cm間隔くらいにする。
調理
●「レモンとカブ、とろろこんぶとカブの甘酢漬け」
●「縦、横3㎜幅に切れ目をを入れ、甘酢に漬け、焼き魚の添え物に」
●「寒くなったら、カブの入ったシチューも美味しい」