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装丁本 その2

続いてこちらの本。カバーまわりから中まで一通りデザインさせてもらいました。

中小企業よ、今こそベトナムへ
柗本 俊洋 著/ダイヤモンド社 刊
(著者の最初の文字は「マツ」。特殊な文字なので環境によっては表示されないかもしれません)

シンプルにというオーダーだったので、文字と罫線だけでデザインしましたが、やはり掴みが欲しいので「ベトナム」の文字にとっておきのフォントを使い、さらに全面赤色にしてみました。タイトル文字は深い赤色バックでも目立つようにスミ箔を使っています。全面赤を敷く時に避けたかったのが派手派手な赤になったり、色あせた赤になってしまうこと。ちょっと危険かなと思うくらいのギリギリの深い赤色を指定し、さらに今回は前回の「最初の10秒・・・」とは逆に落ち着いた発色になる用紙でお願いしました。用紙は「アラベール ナチュラル 130kg」。どんな上がりになるかドキドキだったのですが、狙い通りに非常にいい質感に仕上がりました。帯もちょっと透け感のある「ルーセンス S」という紙。トレーシングペーパーほどは透けないのですが、面白い感じの紙です。
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装丁本 その1

カバーのイラスト・デザインをさせてもらいました新刊です。

「最初の10秒」でお客様を笑顔にする奇跡のルール
小野寺 誠 著/実務教育出版 刊

カバーの紙に「OKプラスター7C ホワイト 110kg」を使ってみました。ファンシー紙の中では表面が滑らかで印刷の発色がいい紙として選びました。今までヴァンヌーボーをよく指定していましたが、今回使ったOKプラスター7Cも同様かそれ以上な印象。
今回、著者と担当編集者さんと僕、3人同い年だそうです。
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名刺のデザインを頼まれました

 経済評論家の山崎元さんから名刺の制作を依頼されまして、でき上がった名刺(1200枚!)を前日お渡ししてきました。今回も活版で印刷をお願いしたのですが、デザイン的にキッチリと揃えたいところがあったり、自作のアイコンを使いたかったので、既成の活字で組んでもらうのではなく、デザインデータから金属凸版(写真下)を作ってもらう方法でやってみました。用紙は山崎さんのご指定でモデラトーン|シルキー|200kg。
 山崎さんとは6年前にご著書『「投資バカ」につける薬』のカバーのデザインをさせていただいたことでご縁があったのですが、その時は直接のやり取りはありませんでした。先日たまたまツイッターで山崎さんのツイートに返信したことがきっかけで、やっとお知り合いになれました。
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カルマン渦体験

きのう髪を切りました。短く刈ると、風が吹いた時に風が当たる反対側がサワサワっとなって心地よいのに気がつきました。その時ハッと思い出しました。「これはもしやあの物理で口に出して言いたくなる単語『カルマン渦』なのかも」。こんなふとした日常でカルマン渦が気持ちよいという体験をするとはとてもいい日でした。
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こんな紙あんな紙

ここのところ書籍のデザインの仕事で「紙を選ぶ」機会が続きました。特徴的な紙はわかるとして、ふつーの紙が意外と知らない。ふつーの紙にも何種類も銘柄があるのです。そこで、ちょうど銀座に行ったのでまた王子製紙のペーパーギャラリーを覗いてきました。ふつーの紙=コピー用紙のような上質紙という分類の紙にはどんな銘柄があるのか知りたいというが主なテーマ。棚を見て回ると、簡単に求めていたものがまとまったサンプル帳が置いてありました。それをゲットして、また色んなテーマの展示を見ていると、ぐっと来る展示を発見!(写真)コースターに最適な紙、「吸水性+印刷性!」の展示がありました。「SSソフト」というらしい。紙漉きを自分でやってみて以来、コースターに異様に興味がそそられる。いつかこの紙を使ってコースターを印刷してみたい。
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よくありがちな会話だけど、おもしろい

昨日聞いたドラッグストアでの母娘のやりとり。娘は2~3歳くらい。
:買いたいものあったぁ これ! これ!
:アンパンマンの絆創膏買ったら、○○ちゃんわざと傷つくって貼るでしょ
:(歩きながら)
だいじょうぶ!
だいじょうぶ! 
だいじょうブイ!

結局、買ってもらえた
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