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この忍耐

小さい子を連れたお母さん(お父さん)。子供が道ばたの石とか何でもないものに興味をもって遊んでいるあいだ、忍耐強く待ってあげてるのをよく見かけます。その忍耐力にいつも感心してしまいます。子育てをしたことがないのでその心境がよく分からないのですが、自分なら頭では子供にとっては必要な時間と理解はしていても、いつになったら子供の気がすむのかわからないから、だまって待ってあげられるかわからない。だからこういうシーンは心に余裕が感じられて、見ていてイイ感じ。
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青の本棚

帰省したら実家の本棚が昔のまま。理系だったのに国語の教科書が多いのが不思議ですが、それはともかく色が全体的に水色なのが気になりました。合わせたようにみんな水色なのは変だなと思ったら、日焼けをして色が抜けていたのでした。印刷インクは黄色がいち早く抜けて、次にマゼンタが抜けていくようです。シアンだけが残ってこんな統一感になったみたいです。日の当たらない表紙側などはまだ色が残っていました。日に当たるところに置いておくと一、二年で色が抜けてしまうので、今、表紙のデザインするときにはその辺も少し気になります。
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日の丸のすごさ

 ベルギーのワッフルとかフリットが好きで、ベルギーに少し親近感があるのですが、ベルギー国旗の黒・黄・赤の組み合わせはどうなのか?と思います。僕はあまり好みな組み合わせではないです。例えば、この3色のセーターがあったら僕着たくないです。考えてみたらドイツも同じ色の組み合わせです。ドイツの方は横縞ですが、この黒・黄・赤色が組合わさると、二か国の共通項から"ビール”を連想する人も多いのではないでしょうか?

 この他にも各国の色使いを見てみると、なかなか興味深いです。ひるがえって日本の国旗「日の丸」をあらためてデザインとして見直してみると、なんて洗練された思い切ったデザイン!!と思います。日の丸は世界一洗練された国旗だと思いました。シンボルマークを考える場合、どの程度の抽象度←→具象度にするのかという尺度があります。より大きなものを代表するマークなほど抽象度を上げると考えるならば、日本という「国」を表すマークならば抽象度はマックスになるべき。さらに言うなら、もともと日本的な文化自体が物事を抽象的に表現することを特徴としていると思うので、この白地に赤い丸一個というデザインはこれ以上はないのではないかと思います。これ誰が考えたんだろう?最初にやったもん勝ち的なデザインでもあるけれど。それをやったからスゴいなと思います。(こんなことを書くと極右かと思われる恐れがありますが、そういう思想的なことは一切関係ありません。ただデザインの観点だけの話です)
 これ以上抽象的なものをと言われたら、もう白地だけで=「無」ですとか、そういうことになる。
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