雲のたまてばこ~ゆうすげびとに捧げる詩とひとりごと

窓の雨つぶのような、高原のヒグラシの声のような、青春の日々の大切な箱の中の詩を、ゆうすげびとに捧げます

恋人の夢

2013年08月06日 | ポエム

 恋人のゆめ

雨ばかり降っているから
ぼんやりと
曇った空だから
僕は夢のなかで
びゅーっと吸い込まれそうな
青空にあったよ

雲は真っ白にひかっていて
僕は胸をドキドキさせながら
わぁっと叫んで
想い焦がれる恋人の
夢をみた時のようだったよ

(1976.5.24)
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