■ 体に無害な天然の抗ガン剤「サルベストロール」
先日イタリアの医師トゥリオ・シモンチーニ氏監修、ホメオスタシス総合臨床家である世古口裕司氏著「ガンの新しい治療法」(現代書林発行)を読みました。以下、抜粋をご紹介します。
『英国人科学者で、ガン治療発見グループのゲリー・ポッター教授とダン・バーク教授の研究によると、ガン細胞は普通の細胞にはない独特のCYP1B1という酵素を持っている。CYP1B1は、自然界の植物の多くに見られるサルベストロールの化学構造を変化させる。この化学変化がサルベストロールを、ガン(真菌)を殺す物質へと変化させるが、生体には危害を加えない。つまりサルベストロールは、ガン自身が持つ酵素と反応して、正常な細胞には全く無害なまま、強力な抗ガン(抗カビ抗菌)物質に変化するのである。CYP1B1はガンの種類に関係なくほぼ全てのガン細胞で発現することから、サルベストロールはガンに無敵な有効成分といえるのだ(以上は1997年にダン・バーク博士によって解明され、ハーバード大学でも確認されている)。
しかし農薬がかかると病害を予防するサルベストロールが全く生成されない作物になってしまう。このサルベストロールによって、カビや菌を抑おさえる新たな抗ガン物質が体内で生成される。これこそが、野菜や果物の真価しんかなのだ!
農薬がかかると何故サルベストロールが生成されないのであろうか? 農薬で害虫や病原菌を排除できるなら、出番がない、つまり生成が必要ないと植物が認識するからである。
サルベストロールは、どんなガンをも破壊する最強の抗ガン剤と成り得る。ただし経口・経皮に関わらず体内に殺菌系の化学物質を取り入れながらでは役に立たないものとなり、ガン治療には無効である。農薬や化学物質の排除が、いかに重要であるかおわかりいただけることと思う。サルベストロールは、無農薬で生成された優良食品の圧縮(エキス)で摂取すべきである(ただし防腐剤を使わずに)。』
このことから、農薬・化学肥料不使用栽培の野菜やお米には、最強の抗ガン剤であるサルベストロールが含まれているといえます。
■ 副作用無し! 世界中でガン治療に活用されている「サルベストロール」
サルベストロールについて書かれているもう一冊の雑誌「ガンが嫌いやなら野菜を変えなさい」(サルベストロール研究会著、キラジェンヌ発行)には以下のようにまとめられています。
1.無農薬野菜に含まれる天然成分
カビ菌から植物を守るのが「サルベストロール」。野菜や果物を食べることで私たちの体に入ります。農薬や防カビ剤では無くなってしまうので、無農薬食材から摂取しましょう。
2.ガン細胞を体外へ追い出す働きが判明
「サルベストロール」は、ガン細胞特有の酵素CYP1B1と反応し、抗ガン物質に変化します。ガン細胞を排除する働きをします。天然の抗ガン剤といえます。
3.世界中ですでにガン治療に活用されている
アメリカ、カナダ、ドイツ、オーストラリアなどで広く普及ふきゅうしています。日本でも250以上の医療機関が取り扱っています(渋谷塚田クリニック、新橋駅前内科クリニック、西荻司ビルクリニック、武蔵野メディカル他250の医療機関が取り扱い)。天然成分なので、副作用がありません。
4.加熱しても成分が失われない
熱に強いので、煮物、炒め物、揚げ物など幅広く調理することができます。
5.ペットにも効果がある
ペットのガン治療にサルベストロールを使っている医療機関も増えています(こうご動物病院、幕張動物病院、みなせ動物病院など)