日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

私は中国の調査から帰ってきました。 副島隆彦氏

2012-10-31 22:21:57 | 政治・社会

 

 

 

私は中国の調査から帰ってきました。定例会に集まってください。
 
 

副島隆彦です。

私は、中国の調査旅行から帰りました。上海を見て回って、それから重慶(じゅうけい、チョンキンかチョンチンか)と成都(せいと、チョンドゥ)を調査しました。

 中国の内陸部の四川省です。 日本の新幹線よりも最新式の高速鉄道が走っていました。地下鉄も、日本の最新式のきれいな地下鉄( 東京の都営線、大江戸線のような)と同じものが走っていました。 来年には、重慶と成都の間(300キロ)を1時間で、走らせるようです。(ジョーダンじゃなく、時速300キロだ)。

 全く新しい高速鉄道(新幹線)の線路をどこまででも、全土に張り巡らすように走らせる計画のです。 成都と西安(シーアン)の間800キロを4時間で結ぶものが来年には出来るようです。それに引き換え、日本の新幹線は、この20年技術の進歩がありません。二階建ての高速用の車両をJR東海はすべて潰してしまいました。金持ち(一等車)乗客がいないからだった。 日本の景気衰退(=大不況)は、外側(外国)から、よく見える。

 中国はちっぽけな日本のことなど相手にしていません。
 日本は、かわいそうだ、アメリカの言いなりだ、と一般庶民までが言いました。中国はまだまだ自分たちの大国の全土での経済成長で忙しい。中国に行って、自分の目で現実を見た者たちだけが、すべてを知っています。 日本のテレビ、新聞の悪質な、反中国キャンペーンが続いています。

 私、副島隆彦は、冷酷に事実しか見ない。中国の裏側のまだまだ貧しい姿も、権力闘争も、ずっとえぐり出すように、私の中国研究本の4冊で書いてきました。5冊目を、今から書きます。

 中国の消費者物価は安定して(いや、値下がりしています)中国全土が、落ち着いています。日本との尖閣諸島問題は、テレビ、新聞で、地方都市でもやっています。中国人は、うしろにアメリカ(美国、メイグオ)がいるのだと、皆、知っています。

 中国の巨大な住宅バブルは、2011年夏に破裂して、今は地方都市でも収束していました。しかし中国政府が少しでも手綱を緩めて、金融緩和(住宅ローンを出しやすくする)に向かったら、再び、巨大な住宅購入の投機が起きるでしょう。少しでも値下がりすれば、いくらでもアパートを買いたい層が、数億人単位でいる。

 ただし、すでに3戸、4戸持ってる投機用(投資用)の住宅を5年前から買っている都市の富裕層(中国共産党の地方幹部たちを中心とする腐敗した層、すでに自己資産が2億円ぐらいある者たち)が2千万人ぐらいいるから、ここの国家構造をどうするか、だ。 

 つまり、もう日本など相手にならないくらい、中国は巨大である。 みなさん、自分の目と、体と、肌で、中国を見にゆきなさい。観光で行きなさい。 ウソばっかりの日本のテレビ、新聞の国内扇動、洗脳記事に、自分が騙されていることに、即座に、気づくでしょう。
私、副島隆彦は、ウソを書かないで、ウソを言わないで、50年間生きてきました。

 私が、前年の中国本で書いたとおり、「8億人(いや、9億人になった)農民 と 6億人(いや、7億人だ)の都市住民すべての中国人を、30階建て、1戸の床面積100㎡の鉄筋アパートに住まわせる計画、すなわち、中国のシンガポール化計画」が、今も全土で進行中です。

 今後は、ある程度良質な高層住宅を、ようやくアパートを1戸しか住宅ローンでやっとのことで買える(頭金が30%、金利7%、30年) 貧しい層にまで、行き渡るようにすることが、国務院総理(首相)になる李克強(りこっきょう)の責務です。

 私は、笑い転げたが、李克強は、10月23日に面会した、ゴロツキ人間の、リチャード・アーミテージとジョゼフ・ナイに向かって、

「あなた達アメリカ人が、中国と日本の領土紛争(釣魚島、ディアオユー・ダオ、うおつりじま)を仲介しに来たなどど、盗人たけだけしいことはやめなさい。しかも、あなた達、下っ端では役不足で、とてもではないが相手(対手、あいて)にならない。お帰りください。」

と 即座に、たったの15分で、追い返された。ナイと、アーミテージと、キャンベルは赤っ恥で、日本に戻ってきた。そして何食わぬ顔をして今日27日は、早稲田大学で、こいつら日中の火付け、強盗、扇動、人殺しの張本人どもの学生相手の公開のシンポジウムがある。


(転載貼り付け始め)

●「中国政府、アーミテージ氏による日中紛争調停を「拒絶」=中国報道」

2012年10月23日 サーチチャイナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1023&f=politics_1023_004.shtml

 中国メディア・鳳凰網は23日、同日より訪中するアーミテージ元米国務長官一行について、中国政府外交部の洪磊(こうらい)報道官が「日中領土問題を語る権 限はない」とけん制するコメントを発表したことを伝えた。

 記事は、アーミテージ氏一行が22日に日本で野田佳彦首相と玄葉光一郎外相と会談、尖閣諸島問題について日本側に対し冷静な対応を求めるよう要 求したと伝えた。

 そのうえで、洪(こう)報道官が22日の記者会見において「アーミテージ氏一行は中米関係や中米共通の関心事について意見を交換することになるだろう」 と語る一方で、一行には「いわゆる『調停』や『斡旋』を行う職務は(彼らには)存在しない」と発言したと報じた。洪報道官の発言について記事は「中国が米国元高官による日中紛争調停を拒絶した」と伝えた。
 
(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。日本国民にとっての真の大悪党である ナイとアーミテージ(本当に歯並びがキタナイ。下品。暴力団)がまさに、張本人であり、日本を扇動して使嗾(しそう、けしかけ)して、中国に戦争(=軍事衝突)を仕掛けようとしているのだと、中国から見たら丸見えに見えている。

 ナイとアーミテージはこういうズーズーしいことを恥も外聞もなくする。アメリカ帝国の内部でも最大級の極悪人で、超ハレンチ人間どもだ。

 私の中国の現地報告も、来る11月3日の私たちの定例会(講演会)で元気よく話します。しかしこの定例会は、あくまで予定どおり、お知らせしていました通り

(転載貼り付け始め)

定例会(講演会)開催のお知らせ!

演題『ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ダンテ、マキアベッリ、
メディチ家、ルネサンスとは何だったか』

講師:副島隆彦/松尾雄治研究員
開催日:2011年11月3日(土)
会場:(財)全電通労働会館 全電通ホール
開場  12:15
開演  13:00
終了  16:30
主催:副島隆彦を囲む会

11月3日定例会へのお申し込みは、コチラ↓
http://soejima.to/cgi-bin/kouen/kouen.html

(転載貼り付け終わり)

のとおりです。会員と友人の皆さまは、お時間のある人はどうぞお集まりください。

 私は、この日は、今日から全国の書店に並んでいるはず(発売日、10月27日)の、私の最新刊の本、アルル君が、下 ↓の 投稿文でお知らせしましたおり、『隠されたヨーロッパの血の歴史』(KK、ベストセラーズ刊)を、教科書として使っての講義、授業のようにします。

 当日、会場でも販売します(1600円プラス消費税)。4時間はしっかりと授業をします。居眠りはさせません。 私、副島隆彦が、ミケランジェロとメディチ家とルネサンス(renaissance フランス語。本当は、Rinascimento ルナシメント)の 巨大な真実を読み破った、ことの報告の集会です。

 丁度この500年間、隠されてきたヨーロッパの世界最高の、文化、芸術、美術運動として封じ込められてきた、ルネサンス思想政治闘争の巨大な真実を、解明したことを高らかに宣言します。 ヨーロッパ(人)とは何か。人間とは何ものか。の大きな疑問への答えです。会員の皆さん、集まってください。

 目先の、金融・経済崩れの再度の大波や、それから日中で軍事衝突をさせられる大きな構図のことを、含めたそれらずべてを包み込む 人間(人類)の構造体(ストラクチュール)の根源に向かって、私、副島隆彦は手に一本の槍を持って突っ込んでゆきます。ドンキオウテ(ドンキホーテ)だと嗤(わら)わば笑え、です。

 ミケランジェロと彼ら人文主義者(ウマニスタ umanista、のちのヒューマニスト)を育てた、老コジモ(コジモ・イル・ベッキオ)、偉大なるロレンツオ(ロレンツオ・イル・マニフィコ !)の偉大さ ! を話します。そして、押し潰され歴史の闇に葬られた(今も!世界中で)新プラトン主義( academia neoplatonica アッカデミア・ネオプラトニーカ)の抵抗運動が持った意味。

 この人文(じんぶん)主義者たちが、フィレンツエでこの後(あと)、皆殺しにされていった、この近代ヨーロッパ500年間 の最大の秘密を、私、副島隆彦が解き明かしたことを記念する講演会です。ダンテの『神聖を装った喜劇』(ディヴィーナ・コメディーア、×『神曲』)の真実も明かす。歴代のローマ教皇(法王)たちが、どれぐらいの大悪人であったかを、公然と暴き立てている。それがヨーロッパ近代文学の始まりである。

 現代ヨーロッパ思想のニーチエ、ハイデガーを、真に分かることにつながる。偉大なるモーツアルトもこの系譜につながる。ここが分からなかったら、日本人は東アジア土人のままなのだ。是非、来てください。まだ席はあるそうです。もうすぐ満杯になります。

以下が、私が、この本を書き上げ中に出会った新聞記事です。 イエス・キリストとその奥さまの マグダラのマリア の 真実こそは、ダ・ヴィンチが「最後の晩餐」(1495年)描いた真実である。それがヨーロッパ中に一気に、ざわめきとなって広がった。しかし、真実は、口に出してはならないものとして現在につながっている。このことも話します。

(転載貼り付け始め)

●「キリストの発言記したパピルス片発見、「私の妻は」の記載」
2012年9月19日 CNN
http://www.cnn.co.jp/fringe/35021911.html


米ハーバード大学の研究者が18日、イタリア・ローマで開かれた学会で、キリストの妻についての発言を記載した古いパピルス片が見つかったと発表 した。

 発表を行ったのはハーバード大学神学校のカレン・キング教授。パピルスの紙片は縦3.8センチ横7.6センチほどの大きさで、エジプトのキリスト 教徒が使うコプト語の文字が書かれている。この中に、「キリストは彼らに向かい、『私の妻が…』と発言した」と記された一節があった。

 紙片は個人の収集家が所蔵していたもので、2011年にハーバード大学に持ち込まれ、キング教授が調べていた。ニューヨーク大学の専門家に鑑定を 依頼した結果、本物のパピルスであることが確認されたという。キング教授によると、内容はキリストと弟子との対話を記録したものとみられ、2世紀半ばごろに書かれたとみられる。表裏の両面に文字が書かれてお り、書物の1ページだった可能性もあるという。

 ただしこの紙片は、キリストが結婚していたとする説を裏付ける証拠にはならないとキング氏は指摘する。一方、キリストが未婚だったことを裏付ける 証拠もないといい、キング氏は記者会見で「キリストが結婚していたかどうかは分からないという立場は、以前と変わっていない」と強調した。

 聖書には、キリストの結婚について触れたくだりは存在しない。しかし結婚していたとする説は以前からあり、聖書に登場する「マグダラのマリア」が 妻だったとする説は、ヒット小説「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)でも利用された。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。一体、私たちが生きている今とは何か。ひとりひとりは、牢獄につながれたようにして自分を締め付けている毎日の現実という地獄(インフェルノ inferno)の中で生きている。

 すべての人間(人類のすべて)にとっての、地上最大の、諸悪の本源は、何であったか。 副島隆彦は、この秘密の大きな謎を、ついに自分の60年の人生を賭けて解明しました。そのことを高らかに宣言します。

私たちは、己(おのれ)自身を、冷ややかに外側から、「今、自分の前を、雑踏の中を別の自分が歩いて通り過ぎてゆくのをみつめる」ように見ることが出来るならば、今の自分とは違う、もっと強い、本物の知識と思想と近代学問で武装した自分になるだろう。大きなウソに気づき、もう、ダマされない、と堅く決意するなら、次の新しい、人類(人間)の時代が始まる。

500年間もの間、ヨーロッパで眠り込まされて、押し潰されて来た、大きな真実に、今、私たちは、東アジアの日本の地から、「本当の真実に気づいたぞー!」という叫び声を上げなければならない。 私は、本気でそのように思っています。

 目の前の 生活苦と、夢(未来への希望)の無さに、打ちひしがれている、しょぼくれている暇(ひま)など、この私にはない。ミケランジェロの魂が、私を鼓舞(こぶ)してくれる。

 来たる11月3日の定例会の当日は、金融バクチ市場の現場で最先端の仕事をしている松尾雄治君に、私の前座で、「金融取引の現状。どんなものすごい事が起きているか」を話してもらいます。乞うご期待。

副島隆彦拝
 
<転載終わり>
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 副島氏の記事を読むと、中国は経済にブレーキがかかり混乱するどころか、明るい未来があるように思えます。先日の朝倉氏の記事とは正反対の内容です。副島氏は先日中国に行き、現状を見てきたと言われています。実際に行った人でないと真実は分からないと言われると、何とも言えません。自分でも中国に行って、真実を見てみたいところです。
 
 
 
 
 
・学問道場
 

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「チャイナリスク」 朝倉慶氏

2012-10-29 04:21:55 | 政治・社会

<船井幸雄.comより転載>

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チャイナリスク

 「今回は全く次元が違う。日中国交の40年間の努力が水泡に帰すかもしれない。最悪の場合は修復に40年以上の歳月がかかるだろう。」
 丹羽中国大使は危機感を露わにしました。日本政府も日本国民も、今回の日中間で起こった問題の深刻さを認識していないというのです。すでに自動車メーカーなどの中国本土での売り上げは5割近く落ちてきています。さらに税関の手続きの遅れや日本製品の排斥運動、また日本の観光地の中国からの観光客も激減状態です。しかし経済的に本当の打撃を被るのはこれからが本番かもしれません。
 日本側から見れば、尖閣の国有化という極めて自然のことを行ったにしか過ぎませんが、今回の中国側の異常なリアクションには呆れと共に戸惑いも持っていることでしょう。すでにあらゆるマスコミを通して言い尽くされている尖閣問題ですが、中国側の背景、今後の日中間の関係の推移など推察してみたいと思います。

中国が尖閣を欲しがる理由
 一般的に領土問題というものは、どうしても自国の立場から見てしまい、感情的に反発してしまうものですが、あれだけ反発する中国側の事情はどういうものかも推察してみましょう。
 中国が尖閣に対して公式に領土と主張し始めたのは1971年からです。それまでは日中間に領土問題の緊張関係は存在していませんでした。これ以前の中国の教科書にさえ尖閣を日本領として記述していたということです。
 明らかに、1969年に国連の報告書が尖閣周辺に膨大な石油資源が眠っていることを指摘してから状況が変わったわけです。何でもなかった小さな島がその周辺が海底資源の宝庫だと判明してからが大きな状況の変化が起こったのです。

 このエネルギー資源ということは極めて重要です。日本が太平洋戦争に追い込まれたのも、ABCD包囲網で資源の枯渇にあったからです。ましてや中国のように膨大な人口を有している大国にとっては、エネルギーの基である資源は国家の生命線と言っていいでしょう。
 中国側は尖閣について「核心的利益」と位置づけていますが、これは中国側にとっては死活的な問題であって決して譲ることはないということです。
 中国は13億人という膨大な人口を抱えていますが、これは強みであると共に、負担でもあるわけです。というのは、中国は国家としてこれら13億人の人間を食べさせていかなければならないからです。今日のように発展してきた社会にあって、この13億人を満足するように食べさせ続けていくだけでも大変なことですが、1979年から概ね10%成長を続けてきた中国は、今後も当然そのペースに近い経済発展をさせて13億人の人々を満足させていかなければなりません。それにはどうしても食料、エネルギーといった基本的な物資の確保は欠かせないものなのです。電力が無くてどうやって人々の暮らしが成り立ちましょうか? 食料が無ければ大変なことになります。発展していく社会にとってこのような食料、エネルギーは必要不可欠なものなのです。

 そして中国にはこのエネルギーが多くは存在していないのです。言わば13億人を養うだけの資源がないのです。そういえば日本だって同じであって、輸入しているではないか、ということではありますが、やはり中国のような大国ともなれば当然、その基本である食料、エネルギーなどは自前で調達しなければ、いざという事態に対応できません。
 言わばこのエネルギーの確保などは、国家の存亡を決める最も重要な問題なのです。そして現在のペースで発展が続いた場合、ないしはこれから低成長に入っていったとしても発展が続くわけですから当然、早晩エネルギー問題という壁にぶち当たってくるのは必至なのです。
 これは国家の存亡の問題で、まさに中国から見れば生きるか死ぬかの「核心的利益」なのです。中国は今や世界で最もエネルギーを消費する国になっています。中国国内の石油はすでにほとんど枯渇して、中東をはじめとする海外からの輸入に頼るしかない状態です。
 今年の中国のサウジアラビアからの石油輸入は過去最大の量となっていますし、これからももっと輸入量を増やしていくしかありません。
 しかし今の世界の石油情勢をみても、新しいシェールオイルという技術は生まれてきたにせよ、やはり基本的には、採掘しつくした地上にある石油の井戸よりは、未開発の海底油田の発掘という流れにあるわけです。
 そしてこの尖閣周辺の大陸棚に埋蔵しているという石油は中東に匹敵するとも言われているのですから、これをみすみす日本に渡すわけにはいきません。ごり押しだろうが何だろうが、自分達が生き抜くために自前の資源はどうしても必要欠かざるものなのです。
 中国はチベットをあれだけ強引に併合してしまって決して独立運動を許しませんが、チベットもヒマラヤから流れる7つの川の起点で水の源泉であって、尚かつ天然資源の宝庫です。中国がチベットを離せるわけがありません。まさにチベットも、そして今後開発ができれば大変な石油が出ると思われる尖閣周辺も、武力を使おうが何をしようがどうしても確保しなければならない国家の生命線と言えるでしょう。
 中国政府にとって議論の余地のない問題で、何を差し置いても奪いに来ると思っていた方がいいでしょう。日本人の考えている人道主義とか理屈とかではありません、これは「生き抜く」という中国の強引な国家の意志です。今尖閣に攻めてこないのはひとえに日本のバックにアメリカがいるからであって、アメリカの言う「尖閣は日米安保の範囲内」という見解が中国の軍事的な侵攻を思い留まらせている全てと言っていいでしょう。

中国の日本に対する思惑を、こう読む
 一方、アメリカからすれば、日本に問いたいのは、「日本人は血をもって尖閣を守る覚悟があるのか?」ということでしょう。
 日米安保の範囲内と言っても仮に中国と事を構えるとなれば、アメリカ兵の血が流れるかもしれないわけです。日本人が血を流す覚悟がないものを何故、同盟国とはいえ、アメリカ人の血を流す必要があるのか? という素朴な問いに日本人は答えられるでしょうか?
 この問いに答えられるだけの覚悟、準備を見せてこそ、日米安保が機能するという基本的な真理も認識しておく必要があると思います。平和も領土もただでは守れません。血を出す覚悟がなければ奪い取られるだけです。

 ここに至るまでの中国の尖閣に対しての攻防は一貫しています。これは国策がはっきりしているからだと思います。単純にその時の状況とかで対応を判断するのでなく、最終的に中国側は日本から尖閣は奪い取るという目的ははっきりしているわけで、それを戦略的に如何に行っていくのかという判断に基づいて、その時々、彼らなりの最善の行動を行っているわけです。小平は「次の代、その次の代までも」と、この問題の実質棚上げを言っていましたが、その実、中国側は自分達が力をつけるのを待っていたわけです。この辺の戦略は尖閣問題における中国側の出方を時系列的に見ていくとわかります。

 2001年の段階では、日中関係は小泉総理の元で危機的な状況を迎えていました。
 靖国神社の参拝問題です。当時中国側は激しく反発して首脳会談は中断され、日中の政治的な交流は途絶えてしまったのです。ところが当時、中国側は「政冷経熱」と言って、経済的な交流には全く影響がなかったのです。ここが中国の今日の出方と全く違うところで巧妙なのです。
 当時2001年の段階ではまだ中国は、WTO(世界貿易機関)に参加したばかりで、これから本格的な経済発展という段階だったのです。当時の中国のGDPは日本の3分の1で、経済的には日本の援助を受けている状態であって、中国としては日本は経済のパートナーとして必要欠かさざる存在であって、経済交流を止めるなどという判断は、如何に政治的な対立があったとしてもあり得なかったのです。
 中国側は靖国の問題で激しく応酬したものの、経済的には日本、中国共に何も変化なく平穏無事だったわけです。日本の企業が焼き打ちされる今との違いを考えてみてください。
 かように中国はその時々で欲しいものは手に入れている。そして状況が変われば牙を剥くというわけです。

 2010年の尖閣の衝突では中国側は、2001年の時とは一変して、日本に対してレアアースの禁輸という経済的な強行手段に打って出ました。これは明らかに中国側が経済的な力をつけてきたから制裁の方法を変えてきたわけです。しかもこの時行われたレアアースの禁輸は今でも続いています。中国は自らが資源の確保のため世界中から資源をあさってきていますから、その重要性はいやというほどわかりきっているわけです。ですからこの時の衝突を契機として、自らが行いたかった資源の囲い込みを強引に行ってきたわけで、これは言うなれば、元々レアアースを禁輸したかったものを、衝突を口実として実行したにしかすぎません。
 これは当時、中国側が経済的に発展して、日本とのGDPが逆転したから行ってきた措置と言えるでしょう。言わば、中国でしか産出できないレアアースという希少資源を、衝突をきっかけに本当に囲い込んでしまったのです。恐らく日中のGDPの逆転が無ければこのような事は成されなかった措置でしょう。

 そして2012年の今度は官製デモを使った日本企業に対しての破壊行為です。これは今では中国から見て日本の価値が下がっていることを示しています。
 日本の輸出先の一番手は中国ですが、逆に中国にとって日本は、EUや米国などにつぐ4番手の輸出先になっているわけで、中国側から見れば一時よりも日本への依存度が下がっているわけです。
 極端な見方をすれば、日本などもう必要ないということです。ですから尖閣の国有化という措置に怒りを思う存分、発散して日本企業に対して見せしめ的な破壊行為に及んだというわけです。こうして世界に中国側の怒りを認知させ、尖閣奪取の階段を一つ一つ昇ります。
 中国は今世界に対して、「尖閣は中国のもので、日本は尖閣を日清戦争の時に中国から奪い取った」と宣伝しています。まさにこれも一つのステップです。最終的な目的は変わりません。尖閣を我が物にして、石油資源を国家の存亡をかけて奪取することです。最終的には米国の出方を見ながら時期を窺うだけということでしょう。

 かように時系列的に見ていくと、中国側の経済的な発展、国家の力が増強されるに従って日本に対しての出方が変わってきているのがわかります。そして今では世界に対しても、今後、尖閣に軍事進攻するための理由づけを発信してきたと見ていいでしょう。
 はっきり認識しておかなければならないのは、こういうふうに、中国側は確実にステージを上げて階段を昇っているということです。
 そして今後ですが、一般的には除々にこの対立関係も時がたつにつれてお互いが損をするわけだから冷静になって、沈静化に双方が努めていくようになって行くだろうという見方が多いかもしれません。ところがそのような楽観的な方向には行かないでしょう。というのも、中国自体が曲がり角に来ているからなのです。
 昨今は中国の経済統計に対しては疑惑の目が向けられています。それは、中国当局が発表しているよりも実際の中国経済の鈍化の状態は激しいのではないか、という疑問なのです。

今後の中国
 私はこのコラムでも指摘したことがありますが、中国の企業はグーグルやマイクロソフト、インテル、日本で言えばキャノンとかトヨタのような世界を技術で席巻している企業がありません。ここまで中国経済が発展してきたのも、ひとえに安い豊富な労働力が力の源泉だったのです。この安い労働力が昨今の賃上げラッシュで中国から消えていってしまっています。そうなると中国経済の質的な転換が難しいのです。リーマンショックの後、中国は常軌を逸した公共投資の連発で不況を切り抜けました。しかし今、その反動で中国全土でバブルが発生し、いらないマンションや空港、高速道路が山のようにあります。これが地方の不良債権となって地方財政を圧迫し、ひいては景気対策も打てなくなってきているのです。
 本来は、公共投資主体の投資型経済発展から、個人消費を通じた先進国型の経済発展に移行しなければならない時期なのですが、それが上手くいきません。そうして再び腹いっぱいの公共投資に戻ろうとしています。
 これらの政策矛盾や、急激な経済発展から生じている激しい貧富の格差などは、中国経済を蝕んできています。表面的にははっきりとは見えないものの、あのデモの時の日本企業に対しての暴挙をみると中国全体に病理がまん延してきていると言ってもいいでしょう。
 この際どい状況にあって、今後、さらなるバブルの崩壊や不良債権の顕在化が襲ってきたらどうなるか? また今年は、世界から中国への投資は激減しています。8月までその穴を埋めていたのは唯一日本企業だったのです。日本企業だけが前年比で中国に対しての投資を増加させていたのです。これも今回の事件で、日本企業の中国への進出に急ブレーキがかかるのは必至です。
 もちろん欧州の危機は簡単には収まらないでしょうが、これから訪れる中国経済の危機的状況はそれをも上回る深刻な問題となってくることでしょう。そうなったときは、中国の指導者は国内の諸問題から民衆の目をそらすために、間違いなく尖閣に今以上の摩擦を引き起こしてくるに違いありません。中国当局にとっては「反日」ほど都合のいいスローガンはないのです。
 いずれにしても今後の中国は、重大な不安定要因です。フィリピンやベトナム、そして日本と領有権争いをしているのは、中国側から見れば「資源確保」という自国の生き残りのための切実な戦いなのです。引くことはできませんし、あり得ません。
 そして中国経済は、今後不安定さをさらに増し、中国社会は混乱の度を強めていくことでしょう。日本との関係は、中国経済の衰退が大きく影響してきます。
 今後、日中関係は悪化することはあっても改善することはないでしょう。そして再び中国内の鬱積した不満が日本企業への攻撃に向けられていくことでしょう。
 丹羽大使は「今後40年、日中の関係改善は難しくなっていくだろう」と懸念を示していましたが、大使の予想通り、ないしは予想以上に日中関係の悪化が始まるのはこれからが本番で、いよいよ中国へ進出した日本企業は正念場を迎えることになると思います。
 まさしく深刻な「チャイナリスク」が始まってくるのです。


★今年10月1日に、朝倉慶さんの公式ホームページがオープンしました。
http://www.asakurakei.com

★今年10月、朝倉慶さん監修、ピーター・シフ著の『アメリカが暴発する! 大恐慌か超インフレだ』(ビジネス社)が発売!

<転載終わり>

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 尖閣問題で日中が対立した直接の原因は、石原元都知事が尖閣を東京都が買うと発言したことにあります。石原氏はアメリカの言いなりであると言われていますので、尖閣諸島を東京都が買うという発言の裏にも、アメリカの意思があったと思われます。

 今年に入って、日本と中国はドルでの取引を止め、円と元とで直接取引を開始しました。それと並行して、日本-中国-韓国とのFTAの実務協議は既に終了していて、年内にも本格的スタートに向けて準備をすることになっていました。FTAとは自由貿易のことですので、日本と中国、韓国が自由貿易を始めることになれば、アメリカとしては脅威になるはずです。このような背景があって、石原氏の尖閣購入の発言があったと見ることができます。

 このような背景を見ると、日本とFTAを推進していこうとする中国と、尖閣を奪おうとする中国の二つの顔があることが分ります。これは中国の派閥の問題なのか、戦略的にやっているのか意見の分かれるところです。

 日本は長い間ODAということで中国を支援して来たのに、中国はそれを忘れていると考えている人は多いと思います。それは当然だと思います。ところが中国側からすれば、そもそも尖閣諸島はお互い棚上げしようということになっていたのに、何故石原氏が急に東京都が買うと言ったのだと不審に思っていることも確かです。

 1969年の国連の調査によると、尖閣諸島にはイラクに匹敵する石油があると報告されています。この国連の報告があってから、中国が領有権を主張し始めたのは歴史的な事実です。ですので、朝倉氏の指摘も正しいと思います。

 様々な背景や国家戦略があるわけですが、結果として中国にいる日本人が中国人に殴られたり、イトーヨーカ堂などのスーパーがデモ隊に破壊されたことは事実です。日本ではこういう暴徒化することは無いので、中国人はやはり危ない民族だと思った人は多いと思います。

 ニュースで流れる問題や事件の裏には色々な思惑や策略があるのでしょうが、私たち市民には分らないところです。副島氏は尖閣なんか中国にくれてやれ、と言われますがそれもいかがなものかと思います。

 中国はアメリカと同じように紙幣を印刷しまくって、国家を支えていますが、それに陰りが出て来ているようです。不動産バブルの問題もありますし、貧富の差も拡大しています。更に、中国の7%台の成長率もウソで、実際はマイナスだという指摘もあります。それに対して副島氏は、実際に中国に行って見てみると、経済に陰りがあるどころが益々発展していると言われています。実際に中国に行った人でないと、それが真実かどうか分からないと言われています。

 中国はそろそろ破綻するのか、それとも益々発展するのかどうかは、私たちには知ることはできないようです。ただ、数年経てば誰にでも結果は判るはずです。

 

・船井幸雄.com


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シルクロード長寿郷と菜食

2012-10-25 06:13:25 | 菜食・正食

<かわしま療整院のブログより転載>

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こんばんは、かわしま療整院です


いつも御訪問ありがとうございます。



きょうは、一冊の本の御紹介です。


ちょっと古い本なんですが平成4年に書かれた本ですので、20年前になりますね


『シルクロード長寿郷』と言う題名で 著者:森下敬一


著者(現在:お茶ノ水クリニック院長、国際自然医学会会長)が

 健康・超長寿の実証を求めて、ユーラシア大陸に点在する

世界的長寿郷調査を実施した時の記録が書かれております。



一部を転載いたします。






長寿王国・フンザの発見

 1920年インド国立栄養研究所所長のR・マッカリソン博士(英)が赴任した。氏は「不老長寿郷・フンザ王国」の存在を知らされ、早速、実地調査に出向いた。
 幾つかの困難を克服し、やっと辿り着いた氏は、山の斜面に作られた段々畑で、かいがいしく働いている大勢の百歳長寿者たち見てまず我が目を疑った。どう見ても5~60歳相当だったからである。また長寿者の家を一軒一軒訪ね歩き、その食生活を詳細に点検して愕然とした。全員がチャパティという薄焼きのパンに野菜と果物だけの完全菜食だったからである。
 肉食を重視する肉食人種由来の栄養学から見ると、まさに正反対の、いわば反西洋栄養学の現実が眼前に展開されていたのだから、ショックを受けられたのも当然の話だろう。




R・マッカリソンの実験

 研究所に戻ると、この疑問を解明すべく総力を挙げて実験に取り組んだ。すなわちマウスをABCの三群に分け、約千匹単位で、フンザ食、インド食、洋食に区別して、生後から飼育してみた。そして27ヵ月後―人間の年齢70歳―に解剖し、全身の組織切片標本を拵えて、丹念に調べ上げたのである。

 その結果、フンザ食マウスからは、只の一匹も、只の一か所も、病的変化は見出されず百%完璧な健康状態である事が確認された。次いでインド食のマウスには、約半数に、脱毛症、齲蝕症、肝炎、腎炎等の病変が発症していた。更に洋食群では、全例において例外なく各種各様の病変が検出された。またこの洋食群では、身体的病変の他に精神異常も見られ、共食い現象を惹起せしめたのである。

 このマウスの実験結果は、そのままそっくり現代人間社会の病態生理現象として通用する所が面白い。

 肉食栄養学を完成させた欧米、とくに大量肉食の米国では、肉食によるガンや血管・心臓病などの慢性病の他に、多発する肉食精神病にも悩まされている。

 それに対し、ユーラシア大陸の内奥部には、西欧文明と肉食を拒否する穀菜性真正長寿郷が現存しているのである。我が国際自然医学会・世界的長寿郷調査団が長年指摘し続けてきたこの興味深い対比は大いに注目されて然るべきだろう。







長寿食の共通点

①彼らは穀物、野菜、果物、木の実などの農作物や植物性食品を好んで常食している

②彼らの食生活は主食中心主義であり、多くは一定の穀物、例えば小麦、とうもろこしなどに簡単な手を加えて料理したものを主食にしている。

③ユーラシア大陸の長寿郷では、例えばムチャージ(グルジア)、チャパティ(フンザ)ナン(新疆ウイグル自治区)などが主食となっており、それらは全く同じ道具をもって、同じ製法でつくられている。

④彼らの多くは農業に携わり、近代科学農法とは異なる自然農法で農作物を作り、完全に熟成した自然の実りを必要以上に加工することなく体内に摂り入れる。

⑤家畜の肉類は、冠婚葬祭や歓迎、歓待などの喜びの意思表示として時折、しかも少量食べる程度であって、これを常食する長寿者はいなかった。

⑥牛乳を酸敗させて自家製造したヨーグルトはユーラシア大陸の長寿郷では好んで飲まれている。それは、乳酸菌の繁殖に好影響を与え、長寿の条件となっているものと考えられる。

⑦適量の酒は腸内環境をよくし、精神状態を開放的にするという生理学的な効果をもたらすために、少なくとも長寿のマイナス要因とはなっていないように見受けられる。



数日前の新聞記事に 『医療費37.8兆円 過去最高』と言う記事が出ておりましたが、薬漬け日本の医療制度、何か間違っている様な気がします。

また、飽食の現代社会において、上記の事実を考慮すると、豊かになり過ぎてしまっているのに気がついていないのかもしれません。食べる方より食べない方が健康・長寿になるという事実。もう少し冷静に考えてみる必要があるのではないでしょうか。。。。。私も実践してみようと思います。。。。。日本古来の優れた発酵食品etc。。。。。。

<転載終わり>
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 世界の長寿国に共通する特徴が①から⑦まであげられています。これは日本の縄文時代や江戸時代にもある程度共通する内容だと思います。穀物と野菜、果物をやや小量食べるというものです。しかも主食が中心になっていて、おかずは少ないということです。一汁一菜とほぼ同じ内容といえます。
 
 食の欧米化が病気の原因であることは今では定説になっていますが、現代の日本人で肉を食べないという人はとても少ないと思います。小量の肉は健康に良いと考えている人は相当多いですので、肉食が続いているのだと思います。
 
 昨日の夕食はひふみ農園で採れた野菜を使って鍋を作りました。二十日大根と白菜、人参、ジャガイモ、ナス、二十日大根の葉、間引きした大根、豆腐を入れました。二十日大根は柔らかくてとても美味しかったです。人参は味が濃くて風味がありました。それと農園の赤いトマトと黄色いトマト、ミニトマト、シシトウ、二十日大根のサラダと主食の白米でした。鍋とご飯とサラダがあれば十分だなと感じました。特に野菜が美味しいので、満足感がとてもあります。私は元々肉が苦手なので、このような野菜とご飯だけのメニューが多いのですが、体調はとてもいいので、私には合っていると感じています。毎日同じようなメニューでも飽きませんし、実際4年間はほぼ同じ内容です。お陰で体重が9Kg減ったので、昔のズボンもはけて経済的です。それと地球サイエンスのテラの源を料理には使いますので、これの効果もあると思います。日本人は縄文時代から江戸時代まで、五穀・野菜の食生活をしていたそうです。肉食はほんの150年ですから、歴史は浅いです。日本人の五穀・野菜の食生活には、長年の知恵というものがあるように思います。
 
 

 
 
 
・かわしま療整院のブログ

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「個人備蓄の時代」 副島隆彦氏

2012-10-22 05:13:47 | 日月神示の実践

 

 

個人備蓄の時代

コジンビチクノジダイ
2012年10月17日発売
定価:1,470円(税込み)
ISBN 978-4-334-97718-4
ノンフィクション、学芸
判型:四六判ソフト

 

 

 

著者曰く「大災害、金融恐慌、領土紛争…“政府に頼らない独立心”を持つ者が生き延びる──」のだと。
計画停電にガソリン不足、食料の買い占めに奔走する人々……。大震災、大恐慌の時代には、自分の生活、生命、身体は自分で守らなければならない。震災後に思い知った「最後に頼りになるのは実物」の意味。太陽光発電システム、蓄電池、非常用発電機、超低温冷蔵庫……個人備蓄を始めるための技術、態勢はすでに整っている。要は、それらをいかに有効活用するかにかかっている。その最前線を著者自ら全国駆け回りレポート。もちろん“副島節”は本書でも炸裂。「個人備蓄」の原点となる考え、思想的背景にも言及してゆく。

目次

はじめに
第1章 個人備蓄の時代がやってきた
      迫り来る有事に備え、二件目の家を建てる中長期計画を練る
第2章 エネルギーを「自衛」する
      太陽光発電 震災にびくともしなかった男たち
第3章 エネルギーを蓄える
      蓄電池とEV(electric vehicle エレクトリック ビーグル)
      非常用発電機を備蓄せよ
第4章 食料を蓄える
      かつて日本には蔵があった
      現代の蔵・零下60℃の超低温冷凍庫に食料を備蓄する
第5章 自分が食べるだけの野菜を作る
      個人備蓄の根本思想 米の長期保存
第6章 世界で、日本で、エネルギー戦争が始まっている
      中国メーカーが崩壊させる太陽光パネルの価格市場
      ソフトバンク孫正義の野望
第7章 メガソーラー人気は3年で終わる
      あまりにも不安定な太陽光の出力、
      国の主要電力にはなり得ない
第8章 個人備蓄をしたものが生き残る  
      金、実物資産……。徹底的に実物を備えよ
あとがき

 

著者紹介

副島隆彦(そえじまたかひこ)
評論家。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰。1953年、福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授を歴任。政治思想、金融・経済、社会時事評論などさまざまな分野で真実を暴く。「日本属国論」とアメリカ政治研究を柱に、日本が採るべき自立の国家戦略を提起、精力的に執筆、講演活動を続けている。タブーを恐れない歯に衣着せぬ発言で、カリスマ的な人気を誇る。主な著作に『「金・ドル体制」の終わり』(祥伝社)、『中国は世界恐慌を乗り越える』(ビジネス社)、『欧米日やらせの景気回復』(徳間書店)、『ロスチャイルド 200年の栄光と挫折』(日本文芸社)、『隠された歴史 そもそも仏教とは何ものか?』(PHP研究所)などがある。

[ホームページ 副島隆彦の学問道場]
http://www.snsi.jp/

 

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 10月20日に副島隆彦氏の「個人備蓄の時代」が発行されました。中矢代表のご紹介で、ひふみ農園を取材したいということで、4月に副島氏とそのクルーご一行が前橋のひふみ農園まで来られました。そして、長時間に亘る取材が本になったということで、3日前に副島氏からその著書が送られて来ました。その新刊を見ると、最初のカラーページに副島氏と私の写真が写ってました。写真の説明には「野菜は肥料なしでも作れる」とありました。また、第五章「自分が食べるだけの野菜を作る」に4ページに亘りひふみ農園について書かれています。野菜農家はひふみ農園しか載っていませんので、「ひふみ農法」に興味を持たれる方もいるかと思います。ひふみ農園の電話番号とメールアドレスが記載されていますので、問い合わせもあるかも知れません。

 この著書の発行日の10月20日は「榛名・赤城・妙義山の聖地・神社を巡るバスツアー」の初日でしたので、バスの中で中矢代表から著書についてご紹介をいただきました。そして、14時にはバスツアーの皆さんが、ひふみ農園に見学に来られました。農園の概要を説明した後、トマトやわさび菜、からし菜、ピーマンをその場で採って、試食していただきました。無農薬栽培なので、そのまま洗わずに食べてもらいました。皆さんとても美味しいと喜んでくださいました。

 「個人備蓄の時代」はこれから来る可能性の高い金融危機、生活危機を乗り越えるためのノウハウが満載ですので、一読をお薦めします。昨年の大震災後にコンビニやスーパーに水や味噌、即席めんなどが一切無くなったことはまだ記憶に新しいです。私の個人的な意見としては、あの震災は予行演習だったように考えています。これから地震などの災害だけでなく、金融崩壊、生活崩壊による食糧危機が来ると考えていますので、ひふみ農園ではある程度備蓄やその対応は済んでいます。そんなことがあるわけがないと考える方は、今まで通りの生活でいいと思いますが、これだけ様々な兆候を見せられると、ただでは済まないように思います。どう考えるかは自由ですが、あと半年から1年くらいは猶予があるように思います。

 

 

・個人備蓄の時代


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岡本天明の歩いた軌跡 ~北関東編~

2012-10-18 23:39:57 | 日月神示の実践

 中矢代表の6月11日のコラムには、岡本天明さんが榛名で御神業をやられたとあります。いよいよ週末は岡本天明さんの軌跡をたどる上毛三山のツアーが始まります。

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<中矢代表の今週のコラムより>

日月神示が降りた初年度にあたる昭和19年は、岡本天明さんやその関係者たちが「御神業」としていろいろと動いていた時期です。
御神業の経綸地として「榛名」「甲斐」「諏訪・マアガタ(麻賀多)」といった地名が神示の中にたびたび出て来ますが、天明さんたちがその時期に何を行っていたのかということを知らないと、ただこれを読んだだけではわかりません。

 

今回は、天明さんや矢野シンといった、日月神示関係者の間では有名な人たちも訪れたという榛名神社や榛名湖を訪れ、実際にその足跡を追いながら、黒川さんに解説して頂きました。

 

たとえば、『下つ巻』第3帖にある、

 

「この神のまことの姿見せてやるつもりでありたが、人に見せると、びっくりして気を失うもしれんから、石に彫らせて見せておいたのに、まだ気づかんから、木の型をやったであろうがな、それが神のある活動の時の姿であるぞ」

 

という部分などは、これだけでは何のことやらわからないでしょう。
石に彫らせて見せておいた・・・というのは、榛名神社にある○○○岩のことだったとは、私も黒川さんの話を聞いて初めて知りました。
また、同第1帖には、

 

「蛇ヶ岳(じゃがたけ)は昔から神が隠しておりた大切の山ざから、人の登らぬようにして、竜神となりて護りてくれた神々様にもお礼申すぞ」

 

とあります。
全国に“蛇ヶ岳”と名のつく山はたくさんあるようで、これがどの蛇ヶ岳を指すものかは、私もわかりませんでした。
黒川さんが丹念に取材を重ね、当時の関係者から証言を取ってくださったお蔭で、それが榛名の蛇ヶ岳であることがわかりました。
その山頂に登ったところ、「天之日津久神」を奉斎したお社の跡も確認できました。
榛名神業は、神示にある「富士から三十里より離れたところに、仮に祀りておいてくれよ」という一節と関係があるようです。

 

昭和19年といえば戦争中であり、まだ道路事情もよくない頃です。
今ですと、榛名神社から榛名湖までは車で10分もあれば到着しますが、昔はこの道路さえなく、旧道を歩いて、峠を越えて行ったのです。
そこからさらに、蛇ヶ岳に登ったようです。
本当に、昔の人はすごいですね。
(詳しくは、『玉響』4月号~6月号に掲載した黒川柚月さんとの対談記事を、合わせてお読みください)

 

日月神示には具体的には出て来ませんが、赤城山もじつは天明さんと縁があります。
日月神示というよりも、大本の時代から縁が深いところなのです。
赤城山は、裾野の広さ(長さ)では日本一なのだそうです。
その裾野から算出すると、大昔は富士山より大きかったのではないかと見られています。赤城山はカルデラ火山で、大沼はカルデラ湖です。
榛名山もカルデラ火山で、榛名湖はカルデラ湖です。
その昔、このあたりでは相当な規模の火山活動と、大噴火があったのでしょう。

 

榛名山、赤城山に妙義山を加えて、上毛三山(じょうもうさんざん)と呼ばれます。
これら三つの山は霊的に言っても一つととらえるものだそうで、この上毛三山に棲み給うのが大龍神の赤城龍神です。
赤城龍神は、関東を守護する御役であると黒川さんから伺いました。

 

今、地震や原発、“放射能汚染”などで、関東には人が住めなくなるとか無数の人間が死ぬなどと放言したり、果ては日本はもうダメだから海外に逃げた方がいいなどと考える輩が大勢いますが、黒川さんもそういう人たちに対して憤りを感じているようでした。

 

こんな時代であればこそ、赤城龍神の神威を上げ、十全の力を発揮して関東を守護して頂きながら、その加勢を得て私自身も努力すべきだと思います。
「ミロクの世」とは、神人一体となって創り上げるものだからです。

このDVDは7月末にリリースされる予定ですが、こうしたタイミングでDVDが出ることにも、ちゃんと意味があるようです。
興味ある方はぜひ、このDVDを見て頂いて、実際にご自身で、榛名・赤城・妙義の上毛三山をまわられるとよいと思います。

 

また、小会では10月に、これらの聖地・神社をまわるツアーを開催する予定で、現在調整を進めています。
このツアーでは、赤城龍神に世に現れて頂くために、参加者の皆さんとともに、然るべき場所で「ひふみ祝詞」を奏上したいと考えています。

 

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 岡本天明さんの足跡をたどるDVDもリリースされました。ツアーに行かない方は、このDVDを見れば、よく理解できると思います。

 

 
 
 

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「寺社の存在意味」 遠い記憶・前世からの約束

2012-10-17 05:01:35 | 日月神示の実践

<遠い記憶・前世からの約束より転載>

 

 


◆寺社の存在意味◆

前回は善光寺を話題として取り上げました。
今回は寺社の持つ次元移行に関わる別の面に意識を向けてみたいと思います。

近年パワースポットと称されるこれら寺社は、今までこの3次元世界で生きる事を大前提とした人々の強い祈りの場として、万人に開放されてきました。

重要な事はこの「3次元」での祈りの部分です。
今までの3次元的な世界での幸福や救済を願うと言う事はこの3次元を強く肯定し、その世界「だけ」を自ら生きる場所と受け入れ限定してしまう事となり、その世界でのみの願望を祈願しています。
その願いの場が強い力を持つパワースポットと呼ばれる所で有れば、なおの事です。

結果自分を3次元的世界に固着させてしまう事になり、更には自分が舞台のこの地球さえも3次元に固着させてしまう事となります。
それだけ願いの場の力は強いものです。

この次元だけが私たちの住む場所と思い込ませて来た「意識体、あるいは支配層」により、今まで永きに渡り確信犯的に3次元の固着を「祈り」によりしむけられて来た事になります。

しかし今、地球はこの次元を離れる時となりました。
むろん今までの3次元世界も何れかの場所、天体に存続しますので、この次元を離れないと希望する魂は今まで通り別の場所で、同じ様に3次元での幸福を願い祈りを続ける事になるでしょう。


さて、新しい次元移行に意識を向けます。

寺社が建立される場所は確かにこの地上に点在するパワースポットでも有る様で、そこは無意味に点在しているのではなく、ある種の「磁場」として存在しています。
ご神体と呼ばれる自然物はこの地球自身の、言わば経絡やチャクラの位置と理解すれば宜しいかと思います。
数々の霊山や自然石、老木や大木、湖等です。

一方、人為的に定められた場所は、ある能力を持つ人々(時の権力者や法王、シャーマンや霊能者、高僧など)や地球外の生命体により設定され、中には実際に地中や海中、湖中等に何らかのオブジェを設置している場合もある、人工的に作られたパワースポットです。
しかし、これはその場所をパワースポットにする為ではなく、元々有る地球の磁場を利用している事は間違い有りませんので、元々「そこ」に存在する場所である事に違いは無いでしょう。

これに該当するのが寺社や寺院、ピラミッド等のある場所です。

地中に埋められた「何らかの」オブジェは、今までのリーディングでいくつかの山体の下や、海中にあるビジョンをを見ています。
例を挙げると、日本では京都御所、富士山、箱根山、四国の剣山、讃岐富士(飯野山)、阿蘇カルデラ直下、桜島、箱根の芦ノ湖、湘南茅ヶ崎の烏帽子岩など、海外では各地のピラミッド、マチュピチュ、バイカル湖、エアーズロック、ハワイ諸島全域、中でもダイヤモンドヘッドとキラウエア火山、エジプトの移設前のアルシンベル神殿等です。

地球外生命体に取っての利用方法ですが、アンテナやエネルギー補給地、地中との連絡場等の様です。

中には、自然に形成したと思われる場所でも人口に作られたビジョンを見ています。
茅ヶ崎の烏帽子岩は、自然石を利用して作られたものである事をリーディングで確認しています。
目的は情報伝達の為と、ここを中心とした地域に住む地球外生命体の人々(実際は炭素体の肉体を持つ人類)を故郷の同胞達がモニターする為でした。
(バグや漁具なのかもしれませんがグーグルアースの画像で見ると、この辺りの海底に直線や方形が見られます)


さて、今まで寺社は人々の願いを受け止める存在でした、それにより旧次元に世界を固着させる役目も担って来ました。
しかしその固着を解除する時が来たと認識しています。

その固着を担う宗教施設のあるパワースポットで、今後は逆にその固着を解除する事を願う事は重要な意味を持って来ます。

寺社と言う場所は不特定多数の方に解放された場所でもありますが、他方この世界は一人一人の生きるそれぞれの世界でもあります。
つまり「自分の」世界と言う事になり、万人に開放されている場所であっても「あなたの」責任で存在している場所でもあります。
やや難解な解釈かと思いますが、分かり易く言えばこの世界全てがあなたの思いで作られた場所だと言う事です。

あなたにも3次元世界の固着を解除も出来ると言う事です。
自分一人くらいの祈り等取るに足りないと決して思うことなく、むしろ自分は強い力を持つと信じる事が早急な次元の扉を開く事に繋がって行きます。

これから何気なくお参りする寺社に行かれましたら、古い3次元との決別と、新しい次元の到来を願って下さい。
この願いを「ポータルを開く」と言います。
開くと言う事は、正に新しい次元、高い次元への扉を開く事を意味します。

寺社は各地に点在しています。
それぞれの場所でポータルが開き始めると、それが輪の様に広がって行き、固い殻の様に閉ざされた古い次元のベールにほころびが生じ、そこに向かい光の柱が降りて来ます。
この様な想像を思い描いて下さい、心や頭のキャンバスやスクリーンに描き出すのでも結構です。

祈る事は言葉や文章を不要とします、言葉はむしろ「限定」を招いてしまう事も有ります。

寺社の本殿の前に立ち願うべきは、光に満ちあふれた世界でにこやかに過ごしている自分の姿を思い描く事です。
それが最良の祈りの方法です。

また新しい未来を願う際、気をつけねばなければならない事はいかなる場合にも「否定的」な意識を持たない事です。
原発が解体され無くなれば良い、政財界が早く崩壊を迎えれば良い、目に見えない変化へのジレンマから天変地異が起これば良い等、強い否定的な願いを抱いてしまうと、その場所のポータルは開くどころか更に固着し扉が強く閉まってしまいます。

無くなってしまえと思う事は既に、その存在を肯定している事になります。
出来る事なら、不要と思う全てのものが既に自分の世界には存在しないものとして、記憶の中から消し去って下さい。

重要な事はいかなる場合にも全て肯定的な祈りを捧げる事です。
安全でクリーンなエネルギーと誰にでも使えるフリー(無料)エネルギーの開始、安全で健康的な生活、争いのない平和な世界を願うと言う肯定的な意識です。

これらが聞き届けられると言う事は、新しい次元では不要なものの存在する場所が無くなる事を意味します。
安全で幸福な未来に自らが存在さえ出来れば、危険や不要なものがどのような方法でも良いですから静かに消えて行けば良いのです。

旧社会はまるで駄々っ子の様なものです。
僕を見て、此処にいるよ、何でも自分の思い通りにならなくちゃ嫌だと地団駄を踏んでいるのです。
悪さをしては人の目を引きつけようとします。
(再稼働、増税、紛争、宗教間争いなど世論を逆なでする様な行為)

そんな子供を躾けるため母親はその子を置き去りにして姿を消します、しかし子を愛しいと思う母は決してその子を見捨てる訳ではなく、陰で静かに見守ります。

しかし、旧社会は違います。愛しいと思う存在では無いでしょう、ならば置き去りにして先に進んで下さい。


この世界は諸行無常でもありましょう。
見方を変えると変化でもあります、かつて栄華を誇ったスペイン王国やポルトガル王国は自国の衰退等想像もしなかったでしょう。
仮に不要な発電所や不遜な政財界、凶暴な国家や軍が明日にでもなくなる事がなくても、枯れ果てた無力な存在として人々に忘れ去られて行けば良いだけです。
決して否定的な意識を持たない事が重要である事をご理解下さい。

中でも寺社等のパワースポットでの願いは有用である事をご承知置き頂けたらと思います。


今日の散歩が近くのお宮さんやお寺さんでしたら、お賽銭持ってなくても良いですから、本殿の前で世界中の子ども達の明るい声が聞こえる未来を思い描いてみて下さい。

<転載終わり>

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 日月神示に出会う前までは、神社に初詣に行くと、家族が健康でありますようにとか、仕事が上手くいきますように、世の中が良くなりますようになどとお願いばかりしていましたが、最近はありがとうございますと感謝をするようになりました。ただ、高橋義則さんが世界中の子ども達の明るい声が聞こえる未来を思い描いてみてくださいと言われているように、幸せな未来を思い描くことも大事なようです。そういう意味では、2年目になる神社巡りサークルでは、神社に参拝した後、みんなでひふみ祝詞を奏上します。その後は境内を散策しながら神社の由来を話したり、日月神示や色々な情報交換をします。関東神社巡りサークルでは、わの舞をしたり、あわ歌を皆で歌います。その時はとても楽しい時間が過ごせますので、明るく楽しい想いを発していると思います。

 昨日関東神社巡りサークルのリーダーの東京のSさんから連絡があり、12月2日は秩父神社に参拝することになりました。秩父神社は夜祭として有名ですが、毎年30万人も集まるそうです。既に今でも12月3日の本番当日は、近隣のホテルや旅館は予約でいっぱいでした。12月2日は前夜祭ですので、それほど混雑はしないと思います。秩父はレッドアロー号で池袋から1時間半で着きますので、結構近いです。当日の直会はどこでやるのかは分りませんが、西武秩父の駅前には確か居酒屋は2軒しかなかったかと思います。街中に行けばいくらでもありますが。また、関西神社巡りサークルは12月16日に京都の神社を巡る予定です。その後懇親会を行う予定です。リーダーの大阪のTさんが下見をしてくださっています。今回はスケジュールが空いていたので、関東も関西の神社巡りにも参加できます。皆さんと楽しく過ごせるのが楽しみです。

 前日の12月1日は東京で中矢代表や服部先生、浜野さん、清水さん、黒川さんの講演会が開催されます。早速申し込みました。いっぱいになりますので、早めに申し込んだ方がいいと思います。12月も結構イベントが多いです。12月25日は大阪枚岡神社で今年の〆のお笑い神事を行います。私も含めて関東からも6名くらい参加予定です。今年は3,000人くらい集まりますので、盛大になりそうです。




・遠い記憶・前世からの約束


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放射能怖い派と反日思想

2012-10-16 20:33:35 | 日月神示の実践

<日本弥栄の会より転載>

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放射能怖い派と反日思想

放射線問題について、また『ザ・フナイ』10月号でもかなり突っ込んで書きましたし、次号の11月号でも、ここに収まりきれなかった部分を書いています。

ご興味のある方はぜひこれらの号をお読み頂ければ・・・と思いますが、最近は、この問題を取り上げることには、やや食傷(しょくしょう)気味です。

 

だいぶひと頃よりも減りましたが、世間にはまだ、「福島は今、さらに危険な状態にあり、その情報は隠されているのだ」とかいう論調で煽る人たちがいます。

しかも、それがけっこう名のある作家さんだったり、人気の高いブログだったりする。

言論の自由の時代ですから、たしかに何を書こうが、法律に触れさえしなければ自由なのかもしれません。

しかし、そういう煽り系の情報が増えることで、福島に住む人々は、ますます苦しめられるのです。

しかもそれが、正しい情報に基づいているのなら、まだ仕方がありません。

中には、あたかも真実の情報のように思われるようなものもあります。

ですがよく精査してみると、根拠らしい根拠もなく、ほとんどが書き手の想像(妄想)により拡大解釈していたり、強引に結論づけたりするものです。

 

意図してのことかどうかはともかく、こういう発言が、差別や偏見を助長し、福島の人々を追い詰めていく。

政府の対策も後手後手ですし、復興予算のバラマキ問題も酷い話ですから、それも書きたいところですが、煽り系の連中は、あたかも福島の人々を気遣うふりをして、じつは「福島いじめ」に加担しているのです。

そういうことで、私も黙っていられなくなり、書いてしまうんですね。

 

でも、こういうのはもはやイタチごっこだと思います。

 

「本当はどっちなんだろう。自分にはよくわからないなあ・・・」という感想を持つぐらいなら、まだいいのです。

大きな原発事故など、ほとんど過去に事例がないですから、今回の場合はどうなのか、本当に大丈夫なのかと不安を抱くのは当然です。

ですが、この期に及んでもなお、「放射線は低線量でも怖い」と決めつけて、それを世間に訴えて騒ぎまわる連中は、いったい何なのか。

一つには、煽り系の情報の方が目立つし、人の気を引きやすいということがあります。

その方が本も売れますし、ブログのアクセス数は上がるし、商売になりやすいのです。

(最近では、それも下火になってきているようです。)

 

もともと反原発運動というのは、左翼系政党を中心に行われていました。

私は左翼ではありませんが、原発にはもともと反対の立場でしたから、3.11の事故が起きたことで、ますます反原発・脱原発への思いが強くなりました。

ただ、放射線に関しては、調べてみると一概に危険とも言えない情報もあることに気づき、原発問題と放射線問題は区別して考えるべきと思うようになりました。

さらに、小会会員で健康・医療ジャーナリストの浜野夏企さん(『たまゆらPremium』№205~№212で関連記事掲載)からたくさんの資料を頂き、自分でも勉強していくことで、こんなレベルではまったく大丈夫なんだと「ハッキリ」わかったのです。

※浜野さんの主宰するHealth Net Mediaの最新記事も合わせてご覧ください。

 

一方では、いまだに原発問題と放射線問題を一緒くたにしている人たちがいて、そうした人たちが“危険性”を煽っている。

彼らには、どんな話をしたところで、聞く耳を持ちません。

最初から、結論ありきなのです。

どうしてそんなに頑(かたく)ななんだろうと、その心根を探ってみると、どうもそれは、彼ら自身が持つイデオロギーとか、思想の問題であるような気がします。

ハッキリと要点を言ってしまえば、彼らは、日本という国が嫌いなんです。

「それは違う」と反論する人もいると思いますが、私が見るところ、大半がそうです。

日本という国家が嫌い、天皇が嫌い、日の丸が嫌い。

だからこの人たちは神道が嫌いというのも共通しています。

社会が認めてくれなかったとか、学会で冷や飯を食わされたとか、そういう「つまはじきにされた恨み」が動機になっている人もいるようです。

 

私も、現在の原発事業には大いに反対ですし、その姿勢は変わりません。

ですが、それと放射線問題とは、あくまで別ものとして考えています。

そもそも放射線など、人類発祥よりもはるか以前からあるものですし、宇宙に遍満するものです。

太古の地球は今よりはるかに放射線量が高かったのです。

私たちのDNAは、放射線に上手に適応しながら生きてきたのです。

 

こちらがいくら詳細なデータや反証を出しても、まったく受け入れる余地がないというのは、その人のイデオロギーや思想が絡んでいるのでしょう。

純粋な気持ちで脱原発デモに参加する人が大半だと思いますし、私はその人たちの気持ちもわかります(昨年4月には私も家族で脱原発デモに一度だけ参加しました)。

ですが、反原発運動というのは、反日思想とリンクするところがあるのです。

だから、彼らにとっては放射線とか放射性物質は、超危険なものでなくては困るのです。

 

まあ、そういう連中は、散々煽った挙句に実際に何も起きなければコソコソ消えていくだけですから、私たちは私たちで先に進めばいいのです。

10月27日は、福島県田村市の「ひふみ農園」で、稲刈りイベントがあります。

20名ほどの方が参加されることになっていますが、私も稲刈りというのは初めての体験ですので、とても楽しみにしています。

また、この農園で採れる「ひふみ米」は、「于由の光」米というブランド名で、『玉響』会員向けに来月から販売されることになっています。

品種はコシヒカリとミルキークイーンを掛け合わせたもので、完全無農薬・無化学肥料ですから、美味しいですよ。

福島支援の意味も込めて、ぜひご賞味あれ!

<転載終わり>

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 2011年3月11日の地震による原発事故から丁度一ヶ月経った4月11日、ひつき仲間と二人で東京から原発20Kmの浪江町近辺まで行きました。避難区域に残された犬や猫、牛、豚、ニワトリなどの動物の救援のために行きました。結果は機動隊に阻まれて、20Km圏内には入ることができず、残念ながら動物たちを救出することができませんでした。

 昨年の4月といえば、多少仕方無い部分もあるのかも知れませんが、政府も東電もウソばっかり言って、いい加減な対応ばかりしていた時ですから、国民は原発は爆発するのかとか、放射能は危険なのか、大したことないのかなど、相当混乱していた時期でした。それでも動物たちが残されていて、餓死した動物もいるという情報を聞いたので、何とか手助けができないものかと思い、20Km圏内を目指したのでした。結局直接動物を救出することはできませんでしたが、中矢代表からお預かりしたドッグフード100Kgを含めて合計250Kgのドッグフードを現地で活動するわんわん救援隊の人たちに手渡しました。

 当時浪江町に入った辺りは、6.75μSvでしたので、線量計のアラームは鳴りっ放しでした。それでも直接痛いなどと感じるものは何もないですので、怖いとも思いませんでした。そもそも2011年3月15日くらいには、副島隆彦さんが福一の安全宣言をブログで出されていましたので、たぶん大丈夫だろうと思っていました。

 その後も中矢代表と共に3度原発近くまで行ってますが、別に身体の異常もありません。そもそも、今までも100回以上ラドン温泉やラジウム温泉に入っていましたから、放射能というのは身体にはよい働きがあるものだと考えていました。その後、月刊「玉響」で浜野氏や服部氏の記事を読み、福島第一の場合はチェルノブイリとは比べ物にならないくらい線量が低いことが分りました。更に、低線量被爆は身体には大変効果的だということも分りました。だからラドン温泉は身体にいいのです。10月27日はひふみ農園福島で稲刈りをやります。関東と東北のメンバーが集まり、6月に自分たちで植えた稲を収穫したいと思います。日本で最初の「ひふみ米」をいただくのが今から楽しみです。

 

・日本弥栄の会

 

 

 

 


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健康を最も左右する主食、米の重要性 

2012-10-14 05:43:39 | 菜食・正食

<間違いだらけの健康常識より転載>

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△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△

☆☆☆☆☆☆ 間違いだらけの健康常識 VOL 11  ☆☆☆☆☆☆

美しい地球と世界の人々の健康を守るために真実を公表していきます

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

■【健康を最も左右する主食、米の重要性 】

健康にとって最も基本となるのが血液である。国際自然医学会会長で
お茶の水クリニック院長の森下敬一氏は、『浄血健康法』の中で、血が
骨髄で造られるという医学常識をくつがえし、赤血球母細胞が腸の壁に
だけ在るという実験的事実から、腸における造血説を打ち出し、
食物(消化器官)からその栄養が血球に入り、血球が分化し体細胞と
なることを明らかにし、腸内で腐敗しない食物をとることで健康になると
書かれている。

私が健康の基礎となる血液に与える影響度を測定(波動測定による)
したところ、主食の米が血液変化に対して60%もの影響を与えると
いうことが明らかになった。だからといって無農薬の玄米を食べ続ける
とフィチン酸の悪作用で寿命が縮まる原因となってしまう。
主食に最適の米は白米が最も適している。8分づきでも、発芽玄米でも
フィチン酸の害が残ってしまう。発芽玄米が大ブームになっているが
玄米は発芽しても20%ほどのフィチン酸の害がまだ残っている。
病気治しには効果あるが少し短命の原因になることを知って、食べる
のはある一定短期間のみにして下さい。

次に人間の健康に重要なのは波動測定では、塩の質です。
その割合は30%で、どんな塩を使用するかで血液に
大きな影響を与えるといえる。健康の1/3は塩の質で決まる
ということになる。海の塩、自然塩ではニガリの凝固作用で腎臓など
内臓、細胞、身体全体が硬化し、短命の原因となってしまう。
血液の質に対しては30%の影響だが、寿命に与える影響では
あらゆる食品、調味料の中で最大の影響を与えるほど最重要な
ものである。自然塩は短命の最大原因になることを肝に明記して
頂きたい。

次いで、副食が10%くらいの影響を与えます。
御飯を軽視し、クッキングブックで多種多用のおかずに目先を
奪われて、あれこれ作ってみたり、体に良くない食品添加物の含有さ
れた加工食品を買いあさったり、嗜好品を食べすぎたりした結果、
ならなくてもいい病気になってしまうケースがあまりにも多い。
健康に10%しか影響のない副食の料理に高いお金と時間をかける
必要はない。本当はなくてもいいくらいのものである。副食の食べすぎ
はかえって体調を悪くし、病気が治りにくくなる。

副食は主食の1/3から1/5で十分である。子供たちにも
オカズより御飯をしっかり食べることを教えていかなくてはならない。
ここでは現代栄養学の必要栄養素やカロリー計算などほとんど無意味
と言える。現代栄養学に従って食事をしていたらかえって病気と短命
の原因となってしまう。ご飯と味噌汁とわずかのオカズで十分である。
主食とは主に食べる物という意味である。主にとは50%以上、
60〜70%くらいが当然である。

主食に最適なものは米である。麦やパンはあくまで代用である。
米と麦では主食の質のレベルが違う。米が格段に良い。
地球上には全人類に米を食べさせることができるくらい十分な米が
作れるようになっている。たまにパンを食べるのは良いがパンは
食べ続けると直ぐ飽きてしまう。麦、トウモロコシなどはあくまで
代用食である。米ほどの良い主食は地球上にはない。

ということは米選び、米探しに全力をかけてもいいくらい、米の血液
変化に与える影響は多大だということである。

では、良質な米とはどんな米をいうか。完全無農薬、有機栽培でつく
られたものをいう。質の高い米を精選し、御飯をおいしく炊くことが
食生活の最重要課題なのだが、スーパーに行くと食品があふれ返って
いる今どきの飽食時代に、そんなことをいっても耳を傾ける人は多くは
ないだろう。

水は必要不可欠のものだが、健康に対する影響はそれほど大きくない。
たとえ水道水でも水が血液変化に与える影響はかなり小さい。
0.1%ほどの影響しかない。水が商品化され、ブランド化されている。
一般家庭でもほとんどの家で浄水器が使われている。
水の質が健康の全てを決めるという説は正しくない。

米の質で健康の60%が決まってしまう。
また、米をつくる人の真心は直接米に対して波動的に大きな影響を
与える。一方、食べる前に米をつくってくれた人に感謝することも大切だ。
完全無農薬、有機栽培なら、たいへんな手間ヒマがかかる。農薬・化学
肥料を使った省力化された農業の産物である米とは天地の差がある。
その苦労に感謝しなくてはならない。

米を流通・販売してくれた人に感謝することも忘れてはならない。
逆に販売している側の人の心も米の波動に大きな影響を与える。
食べる人の健康を念じて販売するかどうかが大切だ。金儲けだけを
考えると悪い波動が入ってしまう。

それから、御飯を炊いてくれた人に感謝する。料理する人の真心や
念は、米の味や効果に最大の影響を与える。料理は食べる人の健康
を思ってつくることがいかに大切かがわかる。ホカ弁と家庭料理の味の
差を比べてみればわかることだ。人間のために生命を犠牲にしてくれ
た米に感謝し、血となり肉となるように祈っていただく。

手を合わせて感謝するだけでも料理に与える波動の変化で味や吸収
がとてもよくなるものである。感謝の念や祈りを強くすることでダイオキシン
の猛毒さえ分解してしまうほどの想念の微粒子が出る。感謝の心は
素晴らしい排毒法でもある。
このようなプロセスをたどってきた米が入手でき、このようにして
御飯を食べれば、まさにガンも難病も治る奇跡の主食としての真価
は十分に発揮されることは間違いない。

主食中心の粗食が最も健康を維持する上で大切である。

■発行者 浅井敏雄の講義が『地球を守る市民塾』であります。
自然塩、健康食品、玄米の害、除草剤の問題、狂牛病問題、地球環境問題、
新エネルギー、同時多発テロの問題等について講義いたします。色々と
質問も受け付けます。

<転載終わり>

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 健康に最も影響があるのは主食の米だそうです。約60%影響しているとのことです。次に30%影響があるのが塩だそうです。そして最後の10%が副食とのことです。

 玄米はフィチン酸があるので白米がいいそうです。また、良い米とは無農薬・無化学肥料の米だそうです。尚、自然塩はニガリがあるので、短命になってしまうそうです。

 これはあくまで浅井さんが主張していることですので、100%正しいかどうかは判りませんが、納得する部分が多い内容です。私は以前は玄米か発芽玄米を主として食べていましたが、1年くらい前から何となく、白米になりました。やはり玄米より美味しいと思ったからです。玄米ばかり食べていたときは、玄米の方が美味しいと思ってましたが。鶴見先生もマクロビには反対のご意見ですので、その点に限っては浅井さんと同じ意見だと思いました。ただ、たまに玄米を食べると美味しく感じます。 

 今後は、日本で唯一のひふみ米である福島の「禅」を主体に食べたいと思います。無農薬・無化学肥料のひふみ米は、11月から販売されますので、すぐに東光社さんに申し込みたいと思います。ウチで栽培した米もありますが、今年は試しに100坪だけ栽培したので量があまりありません。

 塩は既にテラの「インテリジェントミネラル」と「テラの源」を使っています。これは醗酵を誘導しますので、漬物などにも適しています。また、添加物などの毒性を不活性にさせますので、外食のときには一振りします。

 毎日、副食はひふみ野菜を使ったおかずです。昨日はひふみ農園のメンバー皆で宴会をやりました。茹でナスとそうめん、キャベツとピーマン・トマトの和風サラダ、豆腐ステーキにんにく風味、白米のチャーハンでした。昨日は私が作りました。肉は全然食べませんが、最近は魚もあまり食べなくなりました。美味しい野菜と白米の組み合わせが一番ウマイと感じます。今は白菜や大根、人参、カブ、二十日大根、レタス、キャベツ、ブロッコリー、わさび菜、からし菜、よかった菜、ビタミン菜、春菊、長ネギ、玉ねぎなどが順調に育っています。来月には大根が採れますので、とても楽しみです。今週くらいが露地での最後の種蒔きですので、家庭菜園やプランター栽培の方は、明日の休日に種蒔きをしたらいかがでしょうか。ほうれん草や春菊、小松菜、二十日大根なら蒔けると思います。

 

 

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チャイナ・シンドローム・・・中国経済のメルトダウン  

2012-10-13 21:26:18 | 政治・社会

 

 

 

チャイナ・シンドローム・・・中国経済のメルトダウン  
 

■ 欧米がクシャミすると、中国がカゼをひく ■

その昔、「アメリカがクシャミすると、日本がカゼをひく」と言われました。
現在は、「欧米がクシャミすると、中国がカゼをひく」と言った感じでしょうか。

外需依存の高い中国経済は、欧州危機の影響を受けて失速しています。

■ 不動産バブルの崩壊が始まった? ■

中国の不動産バブルの崩壊が危惧され始めて久しく経ちますが、
中国経済は意外に粘り強く耐えて来ました。

しかし、ここにきてIMFや日銀が中国のバブル崩壊を警戒する発言をするなど、
中国の景気減速は、いよいよバブル崩壊という局面を向かえつつあります。

鉄鋼の消費の落ち込みや、鉄鉱石の輸入激減を見ると、
今回の不動産バブルの崩壊は、どうやら本当らしい。

■ 次なるバブルを作らなければ、中国といえどもバブルは崩壊する ■

中国は、リーマンショック後の株価バブルの崩壊を、
不動産バブルによって食い止めていました。

リーマンショック後に実施された量的緩和でばら撒かれた資金が、
不動産バブルを支えていました。

しかし、ここに来て、いくら元をばら撒こうとも、
不動産価格の下落傾向を止められなくなっています。

いかが、中国と言えども、誰も住まない高層マンションが林立する街や、
人っ子一人居ないショッピングモールや、
雑草が生い茂る、テーマパークの存在を目にすれば、
何かがオカシイと気付くでしょう。

それでも、経済の成長が著しければ、
労働者達は、いつかは自分も高層マンションに住みたいと夢を描きますが、
輸出の低迷によって、労働者の解雇が進む現状では、
夢を維持する事は不可能です。

結局、過剰投資であった事は明確で、
富裕層や地方の官僚達も、右肩上がりの成長が続かない事に気付き始めています。

■ 中国の開発物件は、絵に描いた餅 ■

私は仕事がら、中国の開発物件にも色々絡んでいます。

ショッピングモールなどが多いのですが、
景気の先行きが怪しくなっている今年前半でも、
巨大な計画が目白押しです。
そのどれもが、「とにかく、巨大でド派手」という代物。

いったい、お金はどこから出るのかと疑問に思うのですが、
「金なら心配無い」という一点張り。

これって、日本のバブル末期と同じ状況です。
日本のバブル末期の計画も、結局は絵に描いた餅で終わりました。

■ 中国から流出する資本は、中国人の資本 ■

現在、東南アジア諸国では、チャイナマネーが唸りを上げています。
クアラルンプールの郊外などにも、中国人が現れ、物件を物色しています。

中国から資本流出が起きていますが、
これは外資の逃避もさる事ながら、
中国人自らが、資産を海外に逃避させているのです。

■ 中国のガードは固い ■

アメリカは日本のバブル崩壊と同じ手口で、中国の富を収奪しようと試みました。

90年代から、アメリカは、ゴールドマンサックスがBRICsを提唱するなど、
中国への投資を加速させ、中国を世界の工場へと成長させました。

これは、日本の戦後復興と高度経済成長をアメリカが後押ししたのと同じです。
一方、日本は、ある程度成長した後に、プラザ合意以降、アメリカの狩場となります。
円高不況を解消する為の、金融緩和によってバブルを作り出し、
国民が不要な借金を積み上げ、その清算の為に、国富を外資に安値で持ち去られました。
株の暴落によって、企業の外国人持株比率が飛躍的に高まりました。

一方、これらの収奪の背景には、年次構造改革要望書によって、
国内企業の保護政策が順次取り払われていった影響は無視出来ません。

同様にアメリカは中国に元の切り上げを要求しますが、
中国は元をドルにゆるやかにペックしたまま、大幅な切り上げを拒んでいます。

これでは、アメリカが中国の資産を高値で売り抜ける事が出来ません。

一方、アメリカ国債を大量に保有する中国は、
日本の様な従順な下僕ではありません。
アメリカの圧力に対して、米国債売却という強い切り札を持つ中国を、
アメリカは思い通りにコントロール出来ないのです。

■ 中国の見切りを付けたアメリカ ■

アメリカは中国の民主化を推進して、
中国を普通の国に改革しようとします。

しかし、それは共産党一党支配の崩壊に繋がるので、
中国は経済は民主化しても、政治の民主化は絶対に実行しません。

そして、その経済にしても、「法治」の概念の無い中国で、
欧米企業は、沢山の痛い目を見る結果となりました。

そこで、2010年のTPP構想が持ち上がった頃から、
アメリカは中国政策を明らかに転換しています。

ミャンマーの民主化を後押ししたり、
領土問題でベトナムを取り込んだりして、
これまで、中国の影響下であった国々を切り崩しに掛かります。

資源輸出先としての中国との繋がりの深いオーストラリアにも、
TPPで誘いをかけ、さらに海兵隊を駐留させるなど、
中国とオーストラリアの繋がりを弱める働きかけをしています。

同様に、今年に入ってから、石原都知事を上手に使って尖閣問題をクローズアップして、
日中関係を決定的破綻させています。

明らかに、アメリカは中国に見切りを付けています。

■ 日本がいくら中国との関係改善を望んでも、アメリカが許さない ■

民主党政権発足時に、鳩山-小沢政権は、中国との関係改善でアメリカを牽制します。
ところが、これは失敗する事によって、日本のアメリカ依存を強めてしまいました。
これが、意図的な行動であったかどうかは、私には知る由もありません。
しかし、世の中結果が全てであるとするならば、
鳩山-小沢政権は、明らかにある役割を担っていたと見る事も出来ます。

これまで日本が日中関係を重視してきた背景には、
日本の企業が生産拠点を中国に多く持ち、
13億人という巨大市場に色気を出していたからとも言えます。

尖閣問題が悪化した状況での、経団連の行動を見れば、
日本経済が、中国と深く結びついてしまった事が分かります。

一方で、アメリカは中国を見放して、タイやベトナムやミャンマーを
次の生産拠点と考え始めています。
中国に比べれば、これらの国々の方がアメリカのコントローラルが効くからです。

アメリカの中国離れが明確になった以上、
日本が対米従属を維持する限り、日本も中国と距離を置かざるを得ません。

アメリカは領土問題という分かり易い対立を煽り、
さらに、中国国内での反日暴動を誘発すことで、
日中関係を決定的に悪化させ、
日本の安全保障を、アメリカ依存に一気に巻き戻してしまいました。

米軍はハワイ-グアムラインまで撤退するという「トランスフォーム」計画は、
現状は撤回されていると見ていいでしょう。

アメリカは明らかに、中国を大陸に封じ込め、
アジアの利権を奪う気でいます。

■ 中国バブルの崩壊と共に、一気に内向きになる中国 ■

IMFや日銀が中国バブルの崩壊を懸念するということは、
世界の経営者が中国のバブル崩壊を予定している事に他なりません。

中国は近い将来、バブルが崩壊します。

その時、中国では、人々の反感が、共産党政権に向けられるはずです。
欧米では、中国のバブルが崩壊すれば、中国は国内暴動が過激化して、
共産党政権が崩壊すると予測する人が沢山居ます。

しかし、中国は戦車で国民をひき殺しても平気な国家です。
人民解放軍の若手将校や、公安警察の若手幹部達が政府側に付けば、
共産党は強権を発動して、暴動を抑え込んでしまうでしょう。

一方、バブル崩壊の責任は、経済の自由化を推進した事が原因として、
共産主義的な政策に逆戻りする可能性があります。

海外あからの投資によって、インフラも整備され、
工場などの生産設備も整いました。

欧米や日本の工場や、店舗や、デパートや、コンビにを接収する可能性は否定できません。

■ 共産党政権崩壊を仕掛けられたら、躊躇無く米国債を売却する ■

ここで、問題なのが中国の保有する米国債です。

中国の共産党政権は、政権崩壊を仕掛けられたら、
躊躇せずに、米国債売却で反撃します。

これをやられたら、米国債の暴落は止められません。
中国とアメリカは共倒れとなり、
巻き沿いを食って、世界経済が一気に破綻します。

■ 世界の何処を見るよりも、中国に注目すべき ■

ユーロ危機も、中東のシリア情勢も、今後の世界を占う上では無視出来ません。

しかし、世界にとって一番脅威なのは、実は中国では無いでしょうか?

中国でバブルが崩壊し、共産党政権の基盤が揺らいだとき、
チャイナリスクが世界を恐怖に突き落とすかも知れません。

暴動などといったよヒステリックな社会現象は、
予測不能な現象です。

■ 世界が楽観的なのは、危機は当分先の話だと思っているから ■

世界的な景気減速が顕著になっています。

新興国経済は、結局の所、欧米諸国の消費に支えられた経済であった事が
あらためて浮き彫りになっています。

その一方で、多くのアナリスト達は、
「世界経済はゆるやかに悪化しているが、危機的状況では無い」とか、
「QE3によって米経済が持ち直すかも知れない」
などという希望的観測をたれ流しています。

一方、金融業界の住人達の本音は、
「いずれは破綻は避けられないがそれは今では無い。
稼げるうちに稼いで、ヤバクなったら逃げればいい」です。

この様な楽観的な人達も、チャイナリスクを織り込まざるを得ない状況に
なってきているのでは無いでしょうか?
 
<転載終わり>
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 中国に対する見方は様々です。副島隆彦さんのように中国は不動産バブルにも耐え、21世紀は中国の時代になると言う方もいますし、反対に船井会長のように中国はバブルが崩壊して、経済も政治も大変厳しい状況になるという方もいます。この「人力でGO」さんはその真ん中くらいの見方かと思いました。
 
 中国の不動産バブルは崩壊し、深刻な不景気に陥り、反政府運動が激しくなる。しかしながら中国は武力でそれを制圧するため、国が崩壊するということはないという予測は、なかなか納得できるものでした。「人力でGO」さんが言われるように、バブルがはじけた後の中国が世界に与える影響こそ最も大きいのかも知れません。当然日本も無傷ではいられないと思います。
 
 日月神示にも予言されているように、資本主義がいずれ崩壊するのであれば、経済の崩壊は中国だけに起こるわけではなく、アメリカも日本もEUもBRICsも全て一時的には大変厳しい状況になると思います。日月神示の大難系の予言であれば、一握りの米に泣き、穴ぐらに住むことになるかも知れません。小難系であれば、たいしたことはありません。資本主義が崩壊することにより、贅沢や飽食はできなくなると思いますが、縄文や江戸のような思いやりのある楽しい社会を作っていけるのではないでしょうか。水面下では資本主義の崩壊は既に始まっていますが、目に見えるようになるのは12月ころからではないでしょうか。
 
 そうは言っても、資本主義が崩壊するなんてあるわけないよ、という人はたくさんいます。金融恐慌になり、生活恐慌になるなんてないよと言う人も多いです。それは自分の判断ですから自由でいいに決まってます。世界恐慌のようなことになるかも知れないと考える人は、それに対応するために情報を収集し、自分で対策を立てればいいと思います。人の意見はとても参考になりますが、最後は自分で判断して決断することがいいと思います。自分で決めて、ダメだったら、納得がいきますから。自分としては、人の意見を鵜呑みにはしないようにしています。その方が面白いですし。
 
 
 
 

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「 人の寿命は 食べた野菜の量に比例する! 」

2012-10-12 06:46:20 | 菜食・正食

<子育て・食育・メタボの部屋より転載>

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第37話 『 人の寿命は 食べた野菜の量に比例する! 』

テーマ:ブログ

「 人の寿命は 食べた野菜の量に比例する! 」

実に素晴らしい言葉ですね。


こう言われたのは

かつての日本一の長寿村・山梨県棡(ゆずり)原村で

医師をしていた古守豊輔先生です。


JR中央線の上野原という駅からバスで1時間ほどの

山間地に棡原村はあります。


斜面の畑ばかりで、水田はありません。

その畑で採れるイモ類(主にジャガイモと里芋)や、

雑穀類、野菜類、豆類(豆腐、納豆、味噌など)ばかり食べ、

時々川魚・・・。

こんな食生活で長寿日本一でした。


ところが昭和28年に立派な道路が開通しました。

すると20年もしないで長寿村は崩壊してしまいました。


なぜでしょう?

立派な道路に乗って悪魔がやって来たのです。

物質文明という欲望の悪魔です。

飽食・美食という食欲の悪魔がやって来たのです。


今まで食べたことのない白米がやって来る、

肉だ卵だ牛乳だ、ハムだウィンナーだソーセージだ、

ヨーグルトだバターだチーズだ、

パンだカップラーメンだポッキー等々がやって来たのです。


老人は今さらそんなものは食べません。

ところが若者が珍しい食品に飛びつきました。


すると若者に肥満だ高血圧だ糖尿病が出てきた。

そして10年くらいすると「逆さ仏」という悲劇が始まりました。


「逆さ仏」とは逆立ちして死ぬことではありません。

老人は元気なのに、若者が先に死ぬという現象です。

老人が子や孫の葬式を出すという悲劇の悲劇です。


こうして長寿村は崩壊しました。


肉・卵・牛乳・砂糖・油の多い欧米食が

健康を破壊し、社会を破壊するのは明らかです。


そして、税収と同じだけの医療・介護費を使い、

税金は(消費税も)どんどん上がります。

実は私達の生活を最も苦しくするのは病気なのです。


「食事の三原則」は覚えていらっしゃいますか?

1、適応食 2、身土不二 3、一物全体食 です。


1、先祖代々食べてきたものが一番適している。

2、その土地、その季節に採れるものを食べる。

3、食べ物はなるべく丸ごと食べる。 の三原則です。


ところが棡原村の人々が

1、目新しいもの、珍しいものを食べ始め、

2、その土地や国で採れないものを食べ始め、

3、添加物だらけの加工食品、部分食品を食べ始め、

20年足らずで長寿村は病気だらけの短命村になってしまいました。


世界一の健康長寿国・日本が

20年足らずで病気大国になってしまったのと全く同じです。


棡原村の教訓、今の日本の教訓を活かせない

医学とは、科学とは何と空しいものでしょう。


物質文明という悪魔、物欲という悪魔、

食欲という悪魔には誰も勝てないということでしょうか。


これではギリシャの崩壊どころではありません、

日本も世界も崩壊していくことでしょう。


金欲や物欲、食欲などをコントロールできない限り、

人類の未来はないような気がします。


まずは私達一人一人が欲望のコントロールをしましょう。

まずは、最も大切な命と健康のために食欲をコントロールしましょう。


アメリカは1日5皿運動(5皿の野菜・果物)で
心臓病やがんまでも減らしています。

『人の寿命は食べた野菜の量に比例する』です。


昔ながらの日本食を当たり前にして、

玄米や野菜・海草をしっかり食べて、

心も体も健康な家庭を作りましょう。


健康な家庭を増やせば、絶対に社会は健康になります。

<転載終わり>

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 この棡(ゆずり)原村は戦後の日本を象徴していると思います。昔ながらの日本の食生活が最高の健康食であることは、今ではかなり多くの人が理解しています。しかしながら、この記事にもあるように、欲望をコントロールできないため、ハンバーガーやステーキ、焼肉、ウインナーなどの肉食中心になっているのだと思います。分っちゃいるけど止められねぇ、ということでしょうか。肉や乳製品中心の欧米の栄養学の影響も大きいと思います。

 ただ五穀・野菜中心の食生活というのは、やってみるととても快適なものです。先ず便秘などにはなりませんし、疲れにくいので身体はラクです。更に太らないのでお腹周りもすっきりして、若いころのズボンも履くことができます。かなり経済的です。農作業の後によく天然温泉に行きますが、若い人はスラリとしていても、30代以上は太っている人が結構多いです。若いころの体型と同じという人はあまりいないように見えます。五穀・野菜中心の食生活であれば、ジムなどに行かなくても若いころの体型を維持しやすいですし、病気になりにくいというのがいいです。

 健康診断自体にも問題は多いのですが、この4年間は私は血圧も上100-下60くらいですし、肝臓、腎臓、心臓その他オールAです(オールAが全ていいとは限らないと思います)。全てが食生活の影響とは言えませんが、大きく起因しているとは思います。また、πの補助食品のT-ヴィータ125とテラの源を飲みだしてから、体重が7Kg落ちました。実際に使い続けているとその良さがよく分ります。

 肉は太りますが、意外とパンを食べると太ります。添加物も多いので、今はパンはほとんど食べなくなりました。ご飯は相当食べても太りません。不思議ですが。また、白米でもいいと思います。まあ全ては自分に帰ってきますので、自分の好きにやればいいと思います。私は今の食生活が一番便利ですし、合ってますからやっているだけです。食生活は全て自分に帰るので、これこそ自己責任ですね。いつも疲れが取れないのか、相当動いても結構元気なのかは自分で決めればいいと思います。それに人間は、他人に言われてやるということはありません。自分が身に沁みなければやらないと思います。

 

 

・子育て・食育・メタボの部屋


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