日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

神社巡りサークル「チーム関東」 麻賀多神社を参拝し、境内でわの舞を踊りました。

2011-10-31 12:25:49 | 日月神示の実践

 コルマン・インデックスの終了の日(日本時間)の10月29日(土)に、神社巡りサークル「チーム関東」の皆さんと、日月神示が降ろされた麻賀多神社に行きました。当日は爽やかな秋晴れに恵まれ、神社巡りとハイキングには最高の日となりました。

 10時からJR成田駅から徒歩5分のところの公園で、先ずは「わの舞」の練習が行われました。「わの舞」を踊るのは初めてという方が多かったですので、神社巡りサークルのリーダーの中野のSさんに踊りのご指導をいただきました。Sさんは一年半以上も千賀一生先生の下で、わの舞の練習に励んでこられた方で、千賀先生の信頼も厚い方です。そのSさんのお蔭で今回は麻賀多神社の境内で、わの舞を踊ることができました。Sさんは元々麻賀多神社の管理をされておられる方とお知り合いでしたので、境内でわの舞を踊ることを許可していただけたということです。まさか麻賀多神社の境内で、わの舞を踊ることができるとは夢にも思っていませんでした。

 わの舞の練習が終わり、各自食事を摂り、12時に再度JR成田駅に集合しました。わの舞の練習は自由参加でしたので、練習に参加されなかった方々も集まって来ました。そして総勢35名の方が集まり、いよいよ麻賀多神社に向けてスタートです。誰も遅れなかったので、時間通りにスタートできてよかったです。

 先ずは駅前からバスに乗り、麻賀多神社の近辺まで行きました。バスはほとんど私たちだけしか乗っておらず、貸しきり状態です。すぐにあちこちで話しの花が咲き、盛り上がっていました。普段は日月神示の話しをあまりできないので、ここぞとばかりに話していました。10分ほどで下車し、今度は徒歩で麻賀多神社を目指しました。明るく温かい秋の陽射しが、ひたすらおしゃべりをする私たちを優しく包んでくれていました。話しに夢中で、あっという間に麻賀多神社に到着です。

 石段を登り、本殿に着きました。さすがにおしゃべりも少なくなり、岡本天明さんに日月神示が降りたことなどを、各自考えているようでした。天明さんの奥さんの三典さんの弟子だった新宿のKさんも、当時のことに思いを馳せているように見えました。Kさんは三典さんが発行していた「至恩郷通信」にも毎回載っているほどの方で、東京に三典さんが来られる時には、よくKさんのお宅に泊まられたというほど信頼されておられたそうです。

 その後、各自本殿で参拝をしました。麻賀多神社に初めて参拝するという方もかなりおられましたが、参拝を終えて、皆さん満足そうな顔をしていました。その後何と、本社に上がらせていただくことができました。事前にSさんが管理の方にお願いをされていたとのことで、皆で上がることができました。感謝です。

 岡本天明さんの遺品などを探したのですが、見つかりませんでした。尤も天明さんが神主をされていたわけではないので、ゆかりの品が無いのも頷けます。

 そして、いよいよ全員での「ひふみ祝詞」の奏上です。本日のメインイベントですから、皆さんの顔つきも引き締まりました。そしてこともあろうに、Sさんのご指名で私が代表で音頭を執ることになってしまいました。皆さんひふみ祝詞CDやひふみ祝詞プレーヤーで完璧にひふみ祝詞を覚えていますので、当然練習など無しに、いきなり本番です。僭越ながら、最初に私が拍手を三つ打ちます。パン、パン、パン、「ひーふーみー、よいむなやー」、と始まりました。見事に一致しました。ところが、途中から少し早くなってきました。声の大きい人が早くなってしまうと、全員早くなってしまうものです。まあ、小さいことなのでいいのですが、滞りなく3クール終わりました。私は麻賀多神社で、日月仲間と一緒に「ひふみ祝詞」を奏上するのが、一つの夢でしたので、とても満足でした。しかもコルマン・インデックス終了の日に、皆と奏上することができ、感無量です。この日は参加した人にとって、忘れることのない日となりました。感謝です。

 そして、Sさんの計らいで、今度は岡本天明さんに、日月神示が降りたという社務所にも入ることができました。35人がぞろぞろと社務所にお邪魔しました。一同キョロキョロしながら、歴代の神主さんや巫女さんの写真などを見ていました。天明さんの遺品を探したのですが、ここにもありませんでした。その内に、写真を撮っていた目黒のSさん(リーダーと同じ苗字です)が、「これ見て!」と言うのです。何だろうと思って、Sさんのデジカメを覗くと、光の柱が写っていました!これにはびっくりです。何度見ても光の柱が写っています。しばらくすると、その柱が微妙に揺らぎ始めました。「何だこりゃー?」と一同騒然となりました。カメラのモニターには揺らぐ光が写っているのですが、実際に写真を撮ると写りません。なので、動画モードにして撮ると、今度は揺らぐ光が見事に撮れていました。肉眼では見えないのですが、デジカメのモニターでは誰もがはっきりと見えますし、再生すれば、何度でも見ることができます。その内に、あちこちの人のでデジカメでも揺らぐ光が出てきました。私はデジカメを持って来なかったので、撮れませんでしたが、あとで動画をいただくつもりです。一体何が写っていたのでしょう。天明さんが来られていたのか、精霊が写っていたのかは判りませんが、不思議な出来事でした。

 その後も、船方の麻賀多神社の境内でも、揺らぐ光やたまゆら(オーブ)がたくさん写りました。私の携帯のカメラにもオーブが何個も写っています。赤いオーブが8個写っている方もいましたし、ほとんどの方は何かしら写っていました。とんでもない撮影会になりました(笑)。

 まだまだ不思議なことがたくさん起こったのですが、また次回ご紹介します。そうして楽しくも不思議な神社巡りは終了となりました。一同はバスで成田駅まで戻り、お開きとなりました。数人は帰りましたが、残った方々で宴会をすることになりました。これも神社巡りサークルの楽しみの一つです。リーダーのSさんが予め華の舞を予約してくださっていたので、30名入ることができました。そして、今日という一日に感謝して、皆でカンパイ!その後はいつもの通り盛り上がりました。本日は、忘れられない、夢のような一日となりました。そして、私たちの左脳と右脳は統合されたように感じます。男性性と女性性も統合されたように思います。これからは、更に実践あるのみだと思いました。新しいコルマン・インデックスの幕が上がったようです。今度は、嬉し嬉しのミロクの世を実現するサイクルなのかも知れません。

 

 

 

 

 


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昔の日本はエロかった。 学校やマスコミが絶対に教えてくれない『裏・日本民俗史』

2011-10-24 08:06:15 | 日月神示関連の情報

<阿修羅より転載>

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昔の日本はエロかった。 学校やマスコミが絶対に教えてくれない『裏・日本民俗史』
http://www.asyura2.com/10/idletalk39/msg/611.html
投稿者 エテ公 日時 2011 年 10 月 23 日 22:15:23: .XQ.mNI0RTQBI


その国の文化を構成するのは衣・食・住だが“性”もまた同じくらい重要だと考えている。

信じられないことだが、日本ではつい100年ほど前まで「夜這い」が公然と行われていた。しかも10歳前後のウブな少年少女を、近所のおっちゃんおばちゃんが筆下し・水揚げしていたというのだから衝撃的である。

アグネス・チャンさんが聞けば卒倒して、サルケダモノ野蛮人エテ公とあらん限り罵倒してくれるはずだ。


これから紹介するのは知る人ぞ知る名著、赤松啓介氏の『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』(ちくま学芸文庫)である。読まれた方はご存じかと思われるが、いやはやすごい本だ。なにがすごいかというと、解説の上野千鶴子氏も評するように「わしが実際に体験した」という語り口だろう。赤松氏は明治末期の生まれで、ぎりぎり日本に残っていた「夜這い」文化に触れることができた。いわば“生き証人”であり、その関西弁から繰り出されるオ○コ、チ○コの話は極めて卑猥・・・失礼、生き生きとしており、読む者を引きこませる。スケベじじいの武勇伝が学術的資料になるなど、まったく長生きはしてみるものだ。

この本はバラバラに発表した文章をまとめたものなので、重複も多くやや冗長でもある。ここではいくつかのテーマに分けて短くまとめてみたい。またオリジナルを尊重したいので、ボカシ・モザイクいっさいなしの無修正とする(笑)


では古き良き(?)エロチック・ジャパンにみなさんを案内しましょう。

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●「夜這い」とは?

夜這いとはなにか、これがなかなか難しい問題である。一般には夜這いを、古代に男が女の家へ通った「よばう」民俗の残存という考え方が多い。国文学関係の研究者に多い考えだが、それでは古代から中世、近世をどのように経過してたどってきたのか、それがわからない。古代から、中世、近世を飛び越して、近代に復活したと考えるには無理がある。今の資料で見ると徳川時代には広く夜這いが行われていた。しかし中世の情況が明らかでない。戦国時代にも行われていたようだが、その実況は明らかでない。

徳川時代の法令、藩法、郷村規約などでは、しばしば夜遊びや夜這いの禁令を出しているが、それは婚姻制的な強制ではなく、風俗的な取締りというべきものにとどまっていた。

明治政府は、一方で富国強兵策として国民道徳向上を目的に一夫一妻制の確立、純潔思想の普及を強行し、夜這い弾圧の法的基盤を整えていった。そして、他方では資本主義体制の普及と発達のため、農村、とくに貧農民を農村から離脱、都市に吸収して安価な労働力として提供し、農村では小作農として定着、地主の封建的地代の収奪を強行させ、地主対小作の対抗を先鋭化させた。こうして都市や新興の工業地帯の性的欲求のために遊郭、三業地、淫売街などの創設、繁栄をはからざるをえない。そうした資本主義的性機構の発達によって巨大な収益を期待した。

これに対して農村地帯で慣行されている夜這いその他の性民俗は、非登録、無償を原則としたから、国家財政に対しては一文の寄与もしなかった。
(p74―p75)


日本の農業は、戦後の一九五〇年代に完結した機械化、化学化によって第一次産業としての様相を激変させてしまい、それ以前のように宗教や信仰との密接な関係を失ってしまった。
(中略)
特に、田植え前後は肉体的な作業が集中した。苛酷であっただけにまた一面では極めて娯楽的な要素が盛り込まれていた。大田植え、花田植えのように歌舞音曲を伴奏させながら作業することもあったが、一方で手軽に求められることとなると、男と女の肉体の相互交換、利用ということにならざるをえない。
(中略)
共同田植えになると、手甲脚絆の早乙女が一列に並んで作業をはじめるから、お互いに競争心理もあるし、一人だけ休止するわけにもいかないので、疲れをまぎらわせるために、いろいろなワイ談をしたりして笑わせて元気を出す。殆どは夜這い話や若衆たちの評判、イチモツの品定めである。あげくのはては、若衆の取り合いにからんで泥水をかけ合ったり、水田に苗を投げ入れる十二、三のナエモチの男の子が可愛ければ、田の中に引き入れてマタに手を入れたり入れさせたりして相手がびっくりするのを楽しんだ。
(p20―p21)


夜這いによっていろいろの女と交渉が生まれるけれども、お互いに好きになるのにはアジワイが合わねばならぬ。モノの大小というだけでは永続性がなかろう。そこで昔の夜這いでは、年上の娘、嬶、後家などがそのアジワイを若衆に教育し、壮年の男たちは水揚げした娘たちを訓練したのである。それほど完全な性教育が行われ、かつ成功したかどうかは疑問だが、夜這いを介して父兄や母姉たちが自分の娘や息子、弟姉の筆下しや水揚げを依頼する場合があり、そんなときはただ単に性的技巧が上手だからというだけで相手を選別せず、人間的にも信頼できる人物に頼んだのは事実であった。
(p22)


僕のムラでは、数えの十五になると男はみんな若衆宿に加わった。季節は正月の八日から十日で、小さいムラなら二、三人、大きいムラでも五、六人という数だった。
若衆宿というのは、いわばムラの現役兵で、成員は人口が多ければ十五歳から二十五歳、結婚すれば卒業となったが、小さいムラだと十三歳から三十歳、四十歳の既婚の男が加わることになる。ムラの共同作業に出て力仕事をしたりするわけだけれども、夜になると小さい寺のお堂や店屋の前に集まって遊ぶ。
(中略)
夜這いはだいたいこの若衆入りと同時にはじまり、若衆入りの際の相手はどこでも後家さんが主体だった。後家さんが足りないと四十以上の嬶が相手をしてくれることになる。相手を選ぶクジをして、年長者がいろいろ教え、一緒に同行したり一人で行かせたりするのだが、ムラによってはすぐには夜這いをさせないところもあり、年長者について行って、ゾウリを持たされて外でじっと待たされる期間が続いたりする。運が悪いと一年たっても下足持ちという者もいて、親が他の若い衆たちに早くさせてやって、と頼むことになる。
(p23―p24)


さあ夜這いとなると、すでに経験済みの者は、どんなオバハンに当たるやろかと楽しみだろうし、未経験者は、さてどんなことやらと嬉し、恥ずかしで胸ワクワクである。年長者の方は、あの後家ハンに当たったら怖いぞ、気に入なんだらハジキ飛ばすぞ、などと脅した。
(中略)
若衆入りの晩や、その二、三日前ぐらいからヘンズリもやめて精を溜めとかんとあかんというのと、その前に出しておかんとあかんという両説があって、僕たちは先輩の「口伝」に頼るしかなく、どっちしようかと迷ったものだが、だいたい精を溜めるという方が有力だった。素人判断で溜めておく方が長持ちするだろうというだけのことであった。
小学校や中学校の修学旅行のように、とにかくガヤガヤ、ワアワアとするうちに一夜が明けると、なんやこんなもんであったのかという不満派、こんなにええことやったんかという歓喜派が生まれた。どっちにしてもタコ、キンチャクの美味、快悦を求めて一生放浪しなければならんこととなる。
(p25)


かくして、だいたい若衆入りから夜這いははじめるのであるが、やり方、相手などは字ごとに実に多様である。
後家や嬶だけじゃなくムラ全体の女を開放しているところもあるし、また、娘と後家、女中とかだけを開放しているムラもある。
(中略)
娘が気に入っている男が当然のことながらいたわけで、昼間、娘の方から松葉を紙に包んで相手に渡して誘うこともあった。
(中略)
その一方で、気に入らない男の足音がすると、きっちり戸を閉めてしまう。男の方は、戸に小便をかけて開けようとするが、どないしても開かない。スゴスゴと帰るしかなかった。
(p29―p31)


夜這いにもいろいろの方法や型があり、ムラ、ムラで違う。
(中略)
若衆仲間と娘仲間との相談で、一年間をクジその他で組合わせるムラがあり、また盆、祭りなどに組合わせるムラもある。こうしたムラではクジで決めると絶対に変更しないムラと、一か月とか、三か月すんで変えられるムラもある。そのときに酒一升とか、二升つけるムラもある。また若衆と娘とが相談して順廻りにするムラもある。これであると娘に通う男は一夜、一夜で変わるわけだ。病気や他出で行けないと、次の男が行き、行けるようになれば、次の晩から入る。ムラの女なら娘はもとより婆、嬶、嫁でも夜這いしてよいというムラでは、嫁、嬶など旦那のある者は、旦那の留守に限るというムラが多く、その日の夜から夜這いに行ってもよいムラ、三日留守、五日留守したら行ってもよいムラとがある。
(p80―p81)


さて、ムラによっては若衆仲間と娘組が相談し、あの子は気が弱いから、この娘がよかろうとか、あの子が気が強いから、あの姉さんがよかろうなどと親切に組合せを考えたり、夜這いの夜を定めたりして、筆下しさせた。こうしたムラでは初めて夜這いしたとき、娘さんに誰の息子の某ですと挨拶して手拭いを差出すのもある。そうして十分に教育がすむと他の娘の家へも夜這いさせたり、馴れてくると勝手に好きな娘へ自分の好みで夜這いするようになる。
(p83)


しかし、すべての男と女とが慣習通りにメデタシ。メデタシになるわけではない。とくにいろいろの障害者の人たちにとっては、昔のムラも、生きるのに難しかったと思う。
(中略)
障害者たちに肉親の人たちが性教育をして一方が妊娠したというハナシは多い。
(中略)
ハンセン病者では旅へ出た人が多い。知能障害などの場合は都市へ出ていくものが多いようで、スラム街などで夫婦同様の生活をすることもある。
(中略)
このような人たちにも、生きて、結婚もできるという社会にし、性教育もするのが、われわれの作業だろう。そうした社会への展望も持たないようでは「性教育」などムリだ。「性知識教育」など、いくらやったところで、こうした基本的な問題には触れないだろう。
(p83―p84)


● ムラの仲間組織

ムラの子供は宮参りすると子供組に入り、だいたい十三か、十五で若衆組に編入された。したがって十二か、十四の子供が子供組のカシラになった。十二か、十四の子供が三、四人も居ると、お互いに選挙して「子供大将」を決めた。子供組としては共同の遊び場所を決めたり、ムラの行事や祭りに参加し、いろいろとカネを集めたりして運営の費用にした。女の子は女児組を作るムラもあるし、男の子と共同するムラもある。子供組は子供大将に指揮されて行動する。ムラのオトナたちは子供組の自治には干渉せず、殆ど子供の自由にまかされる。これが現代と違う大きな特色である。

ムラによって多少の違いはあるが、だいたい男は生まれて十二か、十四までが子供組。それからだいたい二十五か、結婚するまでが若衆仲間。若衆仲間はムラの行事、祭り、水喧嘩などには中心となって活動する現役兵であるから、大きいムラでは二十五か、結婚すると仲間から出るが、小さいムラであると三十五、四十ぐらいになっても出られないムラもある。
(中略)
女は十三ぐらいで初潮があると「娘仲間」に入る。娘仲間は「姉さん」を頭にして若衆仲間と交渉したり、共同作業をする。だいたい初潮があると夜這いの相手にされるが、ムラによると十五、十六になって陰毛が生えるまでは許されないのもある。
(p44―p45)


● 男の「筆下し」

ムラでは十三歳にフンドシ祝い。初めて白布またはアカネのフンドシをする。このときオバとか、年上の娘から性交を教えてもらう。十五歳になると若衆入りで、すべての男が年上の女や娘から性交を教えてもらう。いまの若い男どもは、夜這いですらウソなどと教えられ、結婚まで童貞が理想と教えられかわいそうだ。

つまり、ムラでは十三か、十五になると公式に性交教育を受け、後は夜這いで鍛錬した。ただ十三、十五というのは公式の儀礼で、その人たちによって違うからが十にもなると女や娘たちが性交を教えるのもある。私は十から教えられ、十一で射精、十二、十三ぐらいになってフロや泳ぎで他の同年の仲間と比較、太くて大きいのにびっくりした。
(p54)


夜這いの盛んな時代ではオトコもオンナも初交が早い者も多かった。もう共同風呂をやっている家の子供であると、フロから出てくると次に入るオバハンが待っていて、お前もうチンポ大けなったやいか、見せてみい、とつかまえて、つかんでしごいてくれた。チンポむかれて、痛い、痛いと泣くと、ようむかんと嫁はんもらわれへんぜえ、とまたむいて、しごいてくれた。
(p58)


若衆入りすると一人前の村人として認め、土木工事や農作業などに出ても一人前の賃金を払った。また女との交際、女遊び、夜這いも公認された。また結婚もできる。悪いことをすれば大人なみに処罰されるし、責任もとらされる。
(中略)
ムラにはたいてい神社、寺院があり、他に仏堂や庵寺(尼寺)のあるのも多い。この独立の仏堂や庵寺はムラ境とか、墓地の端に多く、ムラの住居地域からは離れている。
新入りの若衆を多くの地方では「日の出」という。その日の出たちを夜、六時頃から仏堂に集める。ムラでは人数だけの後家を集めるが、足りないと四十ぐらいの嬶がクジとか、順廻りで出る。
(中略)
だいたい夕食が終ってから堂へ集まり、人数が揃うと堂を閉めてしまう。冬だから堂内は真っ暗くなり、僅かに本尊の前の大ろうそくだけが輝く。その前で後家さんたち五名、若衆五名がクジを引く。クジの決め方はいろいろでムラによっても、その年の人数でも変わる。
(中略)
ただし当たった女と若衆が一年間、ずっと関係するかどうかは、お互いの好みによるわけで、決められていない。人数が少ないとジャンケンやヒモを引いたりして決める。しかし、これだと母子を避けたり、好きな子をとったり、インチキできるそうだ。イヤ、そんなことは絶対にしないと堅い後家さんもある。しかし、だいたい後家さんも、新入りの若衆もわかっているのだから、あの後家さんならええとか、あの若い衆が欲しいなどと思うのは当然だろう。
(中略)
とにかく堂が閉められ、組合せが決まるとならんで般若心経を二回唱える。後家さんたちが当たった若衆に暗唱できるよう教育する。
(中略)
御詠歌がすむと、お前らは外で小便して来い、ようしぼって出すんやぞ、と若衆たちを追い出す。
(中略)
若衆を追い出すと女たちは掃除をして、フトンを敷く。五組ぐらいで満員である。すむと若衆たちを呼び入れて組になってネヤに入る。たいてい南、無、阿、弥、陀の順にするようだ。入ると女が男を抱きよせてやる。オバハンのとこ、柿の木ありまっか。あるぜ。この間に女は帯をといて下半身を裸になる。よう実なりまっか。よう、なるぜ。サア、見てんか。いうてもなかなか手を出さないそうだ。そこで男の手をひっぱってお乳をにぎらせたり、さすらせたり、吸わせたり、女は教育に忙しい。すでに女の経験があるかどうかすぐわかる。男はわしが上がってちぎってもええか。サア、はよ上がってちぎってと、チンポをにぎって上がらせ、内へ入れさせる。

書くとこんなになるが、初めての男だと、いろいろ手間がかかるらしい。女の方も初めての男を喜ぶのもあるし、イヤがあるのもあるそうで、なかなかうまいこと当たらんらしい。隣は激しくピストンしているのに一向に、立たんのもあって、こんなのに当たると困るそうだ。お隣の情況に気をとられるのもあり、アホ、横見てんと気入れんか、と叱ったり、大変らしい。
(中略)
ともかく第一工程が終わると一休みして、お茶になる。それから第二工程に入り、いろいろと高級技術の伝授になった。だいたい後家さんだからチャンスをやるらしい。最も困るのはインポで、後から自宅へ通わせたのもあるそうだ。マジメな子供だと、母親が心配していろいろ試験管に頼むのもあり、うまくすむとヤレヤレというのもあるらしい。
(p63―66)


● 女の「水揚げ」

女の月経は、つまり初潮はだんだん早くなり、もう九つ、十になるとあるらしいが、徳川時代から明治頃はまだ「秘蔵娘も、はや十三や豆がはじけて月を見る」といい、十三ぐらいであったらしい。古くは初潮があって行事をしたのだが、十三の誕生日とか、ヒナの節句などにやるムラもあった。初潮があってからだと個人的になり、その家の行事になるが、一定の日に限ると、ムラの女の子は、その日になれば自動的に娘になる。これは娘宿の残っているムラに多かった。
(p69)


初潮があってしばらくすると母が娘を連れて水揚げの依頼に行く。だいたい午後に、ムラでも水揚げが上手で人柄もよい人とか、他所のムラの親類の長老などへ相談の上、訪ねていく。酒一升とか、白布一反とかいろいろ決められている。巧者で、末長く相談相手になれるような人を選ぶ。若い道楽者はダメだ。
(p71)


ムラの若衆たちが夜這いにくるムラもあるが、娘仲間が管理しているムラであると「十三と十六 ただの年でなし」「十六の 春からひえを 蒔いたよう」というわけで初潮だけでは一人前と見ない。ひえを蒔いた状況、つまり陰毛の生育状況を検査して合、不合を決めるという合理的なムラもあった。こうしたムラでは若衆頭が娘の希望を聞いて好きな者や熟練者に水揚げさせる。

しかし断っておくがこんなムラばかりではなく、若衆たちがクジビキその他で決めたり、早い者勝ちというのもある。
(p72)


● 結婚

したがって結婚生活というものを固定的なものとは考えず、男か女かどちらかが別れるといえば、多少のいざこざがあったとしてもあまり騒がないでわかれる。
(中略)
同棲したからといっても必ずしも双方が、相手を性的に独占したわけでも、できたわけでもなかった。

また別れるのも簡単で、離婚のなんのと騒ぐことではなかったから、古い記録を見ても三婚、四婚は珍しくない。めんどうな記録でもそれほどたくさんあるのだから、記録にならない別れや出会いは更にたくさんあったのだ。コドモが生まれたとしても、必ずしも現に同棲している男のタネとは断言できない。しかし同棲している期間中に生まれたコドモは、その男の子として育てられる。

大正の初めには東播あたりのムラでも、膝にコドモをのせたオヤジが「この子の顔、俺に似とらんだろう」と笑わせるのもおった。夜這いや雑魚寝、オコモリの自由なムラでは当たり前のことで、だからといって深刻に考えるバカはいない。
(p215―p216)


● 柳田国男について

日本民俗学の泰斗といわれ、「郷土研究」や「婚姻の話」を著している柳田國男は、僕の郷里から目と鼻の先の出身で、子供のころから夜這いがおおっぴらに行われているのを見聞きしながら育ったはずだが、彼の後継者同様に、その現実に触れようとしなかった。彼らはこの国の民俗学の主流を形成してきたが、かつてはムラでは普通であった性習俗を、民俗資料として採取することを拒否しただけでなく、それらの性習俗を淫風陋習であるとする側に間接的かもしれないが協力したといえよう。そればかりか、故意に古い宗教思想の残存などとして歪め、正確な資料としての価値を奪った。そのために、戦前はもとより、戦後ものそ影響が根強く残り、一夫一妻制、処女・童貞を崇拝する純潔・清純主義というみせかけの理念に日本人は振り回されることになる。

自分たちの倫理観や、政治思想に反するものの存在を否定するなら、そうした現実を抹殺するしかない。農政官僚だった柳田が夜這いをはじめとする性習俗を無視したのも、彼の倫理観、政治思想がその実在を欲しなかったからであろう。
(p33―p34)

ムラの生活では男も、女も比較的早くから性交の経験をするので、いわば初交など道で転んでスネをすりむいたぐらいの感覚であり、貞操を失ったとか犯されたなどと大騒ぎするほどのことでない。
都市育ちや都市化した民俗研究者にはこのへんがわからないので、筆下し、水揚げを大事件だと思い、そういうことを結婚以外で経験するのは国民道徳に反し、君に不忠、親に不孝の最大の罪悪と宣伝する政治屋にだまされ、チンドン屋となって手先にされた。柳田國男はチンドン屋の親方をつとめたが、彼自身はそれを信用するほどバカでなかっただろう。
(p144―p145)


● 教育勅語、キリスト教価値観の浸透

要するに明治二十年から三十年頃に生まれた女性の殆どはマチなら幕末、ムラなら村落共同体の思考感覚で生活しており、明治時代の近代教育ですら殆ど受けていない。家父長制とか、一夫一妻制などの思考方法がなじまないのが当たり前で、夜這いにしてもマチの付き合いにしても、性的交渉を淫風陋習などと感じるはずがなく、お互いに解放する機会があって当然だと思っている。

教育勅語的な思考、処世方法が一般の女性にまで浸透してくるのは、大正も第一次大戦以後であって、明治時代に初等教育を受け、あるいは受けなかった一般の女たち、すなわち「教育勅語」によって汚染されなかった女たちと、「教育勅語」によって汚染された女たちとの間には、明確な人生観、世界観の差ができてきた。同じ明治時代でも、女学校など中等教育、あるいはキリスト教的な教育を受けた女たちは「教育勅語」的汚染に早くから侵され、それをもって新しい女だと勘違いしていたのでその落差は大きく、殆んどのムラではスソナガ、スソヒキなどとよばれ、ムラの女の世界から孤立させられ、僅かに愛国婦人会的組織を通じて連帯するほかなかったのである。
(p213)


● 夜這いの終焉

他の条件としては、都市で店と住との分裂が起こり、店では通勤の女店員に転換、丁稚、手代なども通勤の店員・社員が主力となり、もはやごく僅かな女中、店主が私用のみの昔の女中が残るだけとなり、事実として「夜這い」民俗の基礎が消滅したのだ。ムラでも、女工、女給など都市へ出稼ぎに行く傾向が激しくなり、半季・年季の女中・子守奉公より有利であったから、同じく「夜這い」民俗の基礎が急速に崩れ始めたのである。

山村や辺境のムラに、遅くまで「夜這い」民俗が残ったのは、昭和経済恐慌で辺境や山村まで近代化が浸透しなかったからだ。
(p314)

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赤松氏は「夜這い」を、共同体維持のための知恵だとした。古き日本の共同体では男女の肉体でさえ「共有すべきもの」と考えたのである。
などと難しいことを書いたが、要は赤松氏も言うように、娯楽の少なかった時代、手軽に楽しめるのがセックスだったわけで、それを仲間内で交換しあったのが「夜這い」ということになる。

ムラによってはクジで相手を決めたそうだ。なんとも日本的である。これならハゲでもデブでも、ブス・ブ男でも仲間外れが起きない。現代的な人権思想からすればトンデモない話だが、争い避けるための知恵だと言われればそうも思える(ムラによっては女性から嫌われると戸を閉められたそうだが・・・)

そんな「夜這い」文化も、近代経済システムの浸透によって根底から粉砕されていく。「地租改正」によって多くの自営農民が土地を失い、彼らはムラから都市へと流れ“近代的”賃金労働者となっていった。しばらくはマチでも夜這い文化は残ったそうだが、丁稚・女中といった住みこみの勤務形態から現在のような通勤形態にシフトしていくことで、やがて勢いを失っていった。

こうした物理的条件の喪失と、学校教育による西欧(キリスト教)価値観の刷りこみが決定的要因となり、大正時代あたりから急速に姿を消していったそうだ。戦後も山村などではしぶとく生き残っていたそうだが、高度成長期にもなるとついに日本から消滅した。

このことを知識人と呼ばれる層ほど、天然痘やポリオ撲滅と同じように“文明の勝利”とか“日本人の進歩”などと誇りそうだが、同じ口で「共同体の崩壊」を叫ばれたら、おいおいと言いたくなる。

いわゆる日本の“保守”を自認する人たちのデタラメさもわかったはずだ。彼らはせいぜい、明治以降の『近代日本』の制度・価値観を保守しているにすぎない“進歩派”なのだ。
読売ポダム新聞のナベツネと仲よしの三宅某がうさん臭いのも、たった一世紀前に支配層によって導入された価値観を、さも“日本の伝統”と喧伝し、ほぼ同時期に輸入されたリベラルな価値観と闘うアホくさい三文劇をやるからだ。

これは資本主義と社会主義にも言えることだが、どちらも『近代主義』である。どっちに転んでも利益を得られるように、彼ら(近代国家で利益を得る人たち)は自分たちの都合のいい“選択肢”を用意する。そして国民にその枠内で思考させ、無自覚な隷属状態に置く。

日本の小賢しい官僚機構もこの支配方法を踏襲している。原発推進に自然エネルギー発電という対立軸を“用意”することで、将来の原発再稼働を確かなものにしようという算段である(火力発電と違い、高コストかつ非効率な自然エネルギー利用では原発の代わりとなりえない)


ちょっと脱線したが、私たちは『共同体の崩壊』を憂う前に、ほんの100年前までうまく共同体を維持してきた先人たちの知恵にもっと目を向けてもいいはずだろう。奔放なセックスが解決のカギとは言わないが(笑)、なんかしらヒントを与えてくれるはずだ。


でもいいよなあ、夜這いって・・・
 

<転載終わり>

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 夜這いという言葉は知っていましたが、内容を知って驚きました。この内容が全て正しいかどうかは判りませんが、ある程度は事実だと思います。とにかくこういう性の話しは表には出て来ない内容ですし、議論しにくい内容です。

 昨日は中矢代表の単独講演会が新宿で開催され、400名くらいの方々が全国から集まりました。コルマン・インデックスや太陽活動の異変、世界中でのデモ、日月神示最後の一厘、半霊半物質、東北から良くなる、自給自活型「ジャパンモデル」、放射能問題など幅広い内容についてご講演くださいました。個人的には、ひふみ農園を担当する者として、自給自活型の「ジャパンモデル」のご説明と展望についてのお話しが、特に心に残りました。一緒にやっているAさんやSさんと共に、とても励みになるお話しでした。しっかりやっていきたいと改めて思いました。

 その後29人の有志で、懇親会を行うことになりました。甲州街道沿いのさくら水産に入ったところ、丁度29人が座れる部屋が空いていました。大阪のIさんや神戸のKさんも懇親会に参加してくださいました。また、135度線ツアーに参加された方々も8名おられ、再会を喜んでいました。全国にどんどん仲間が増えていくのが実感として判り、心強くまた嬉しく思いました。座るやいなや各テーブルで一斉に話しが始まりました。特に女性陣は初対面でも竹馬の友のように話しているので、とてもびっくりしました(笑)。

 日月神示の話しやら講演会、ツアーなどの話しで5分もしない内に盛り上がりました。その中で、千賀一生先生の「タオ・コード」や「タオの法則」の話題になりました。この本の中では、性のことを正面から扱っているとのことでした。日月仲間と、性の問題について話したのは初めてです。ただ、性の問題は人が生きる上では、とても大きなことですので、今後色々と話し合うのは面白いと思いました。この夜這いの記事は衝撃的な内容なので、消化できていませんが、100年くらい前までは、結構当たり前にあった事実なのかも知れません。これから自給自足共同体が各地にできてくると思います。自給自足共同体に、この記事のような夜這いという風習が復活するとは思えませんが、100年後の性の考え方は今とはかなり違うように感じます。また、縄文人の性がどのようなものであったかも、知りたいところです。

 

 

・阿修羅

 

 


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国民よ怒れ!アメリカ様命(いのち)の野田民主党政権、震災復興より韓国救済を優先するとは・・・絶句!

2011-10-23 07:32:26 | 日月神示の実践

<新ベンチャー革命より転載>

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タイトル:国民よ怒れ!アメリカ様命(いのち)の野田民主党政権、震災復興より韓国救済を優先するとは・・・絶句! 
 
1.野田総理、震災復興より韓国救済を露骨に優先 
 
 アンチ民主党のネットウヨは怒り心頭です。野田総理が20111018日、緊急訪韓し、韓国との間の通貨スワップの枠を130億ドルから700億ドルに大幅拡大することを約束したからです。 
 
 3.11大震災の復興をそっちのけで、反日の韓国に54000億円(700億ドル)もくれてやるとは・・・。やっぱり民主党は親半島の反日政党の正体を暴露した、とんでもない奴らだ!とネットウヨは怒り狂っています。 
 
 ネットウヨが怒るのも無理ありません、今回の野田総理の行動は露骨そのものです、ネットウヨならずとも、われら一般国民も怒り心頭です。 
 
 今の日本国総理は間違いなく、日本国民より韓国救済を優先しています。 
 
2.日韓首脳の行動に恥も外聞もなくなった 
 
 韓国イ・ミョンバク大統領はこの16日、米国でオバマ大統領と会談、米韓FTAの締結を約束しています。そして帰国したらすぐ、野田総理が急遽訪韓、通貨スワップ大幅拡大を約束したのです。 
 
 この動きから、今の日韓首脳はロボットのように米国オバマ政権の言いなりに動いていることがミエミエです。 
 
 上記のようにネットウヨは野田総理が韓国救済を約束したのは、民主党が親半島系政党だからだと思い込んでいます。その側面もゼロとは言いませんが、今回の場合、韓国救済のための通貨スワップ枠拡大は単に、米国の強い要求に負けて言いなりになっているにすぎないのです。 
 
 米国シナリオでは、韓国とFTAを結び、米企業が韓国でビジネスし易くしようとしているわけです。韓国(弱いウォンを持つ、巨額ドル債務国家)が米製品を輸入して米ドルで払うのに、そのカネを日本(強い円を持つ、世界最大のドル債権保有国家)から借りようということです。 
 
 周知のように、米国内経済は行き詰まっており、米国民の不満が高まっていますが、この難局を打開するには、米国製品の輸出を促進するのが手っ取り早いのです。そこで今、米国製品を買わせる相手(カモ)として、韓国と日本が浮上しています。両国とも米国の事実上の属国であり、米国極東部隊の謀略によって、今の日韓の指導者には米国の言いなりになる親米人物が選ばれているからです。
 
3.民主党野田政権の本性が国民に丸見えとなった
 
 現在の民主党野田政権は、2009年政権交代にて誕生した小沢民主党率いた鳩山政権とは、同じ民主党政権でありながら、まったく政治思想の異なる政権です。簡単に言うと、鳩山政権は入亜脱米思想を持っていましたが、野田政権は菅政権と同様に、対米従属政権です。この野田政権は、かつての自民党小泉政権と同類です。このような野田政権の本性(悪徳ペンタゴン性)を悪徳ペンタゴン・マスコミは国民に見せないよう、ひた隠しにしてきましたが、ここまで露骨に米国のロボットに成り下がっていると、ネット住人以外の一般国民にも野田政権の正体が“見える化”してきました。
 
 本ブログでは、野田政権は、戦後最悪だった小泉政権に次ぐ筋金入りの悪徳ペンタゴン政権とみなしてきましたが、その実態がいよいよ一般国民にも見え始めています。
 
なお、上記、悪徳ペンタゴン日本人および彼らを動かす米国戦争屋の定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。 
 
 本ブログ(注1)にて指摘したように、TPPに関する米国の対日戦略に限って、珍しく、アンチ米戦争屋だった米オバマ政権と下野している米国戦争屋は呉越同舟で、足並みを揃えています。したがって、現在の野田政権は米オバマ政権と米戦争屋(伝統的ジャパンハンドラー)の両方から、強い圧力を掛けられています。
 
4.米国は属国日韓を踏み台にして、米経済立て直しを図ろうとしている
 
 米国の対日戦略、対韓戦略に限って、上記のように、アンチ戦争屋であったオバマ政権と下野している米戦争屋が呉越同舟で協調し始めています。だから、米韓FTA法案は韓国議会より先に米国議会をスンナリ通過したのです。この事実は、米国覇権主義者たちがいかにあせっているかを示しています。
 
 さてネット住人の分析によれば、米韓FTAは韓国に非常に不利な不平等協定とのこと、それもこれも、あせっている米国が強引に進めた結果です。
 
 20111020日の韓国報道によれば、韓国内にて米韓FTA調印に反対の動きが出ているようです。日本人に比べて、血気盛んな人の多い韓国では、米韓FTAの中身が韓国民に知れるにつれて、韓国民の言い知れぬ怒りがジワーと高まってくるのではないでしょうか。
 
 ところで、2011427日に韓国で実施された再・補欠選挙にて、与党ハンナラ党は野党・民主党に敗北しています。この事実から、イ・ミョンバク政権は決して、安泰な政権とは言えません。
 
 米国議会をスンナリ通過した米韓FTA法案に関して、韓国議会でもスンナリ通るとは到底、信じられません。
 
 そこで、米国は、悪徳ペンタゴンのロボット野田総理に命じて、700億ドル(54000億円)を用意させ、3.11大震災被害で苦しむ日本国民をそっちのけで、韓国での米韓FTA成立に向けた工作資金に充てようということでしょう。
 
 このような米国による恥も外聞もない対日ジャパンハンドリングの実態が透け透けです。我ら国民はみんな、この日米関係の悲惨な実態に覚醒しましょう。
 
 上記の露骨な野田総理の隷米行動から、おとなしい子羊日本国民も遂に堪忍袋の緒が切れるはずです。
 
 最後に、ネットウヨのみなさん、野田総理の韓国救済最優先事件に関して、怒る相手を取り違えていませんか、怒る相手はネットウヨが日頃から奉るアメリカ様ですよ。
 
注1:本ブログNo.4673.11事件直後の不自然な超円高とTPP督促の関連性を読み解く:米国オバマ政権はなぜ、日本にTPP参加を急がせるのか20111017
 
ベンチャー革命投稿の過去ログ
 
テックベンチャー投稿の過去ログ 
<転載終わり>
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 野田総理は韓国との通過スワップの枠を700億ドルに広げましたので、実質韓国に700億ドル(約5兆4000億円)を提供したのと同じ結果になっています。
 
 これはアメリカが日本政府に命じて、やらせたことだと新ベンチャー革命さんは言われていますが、なるほどと頷けるものがありました。国家間の思惑は一般市民には理解しにくいのですが、この新ベンチャー革命さんの見方は面白いと思いました。
 
 私は十代の頃から、反共でしたので共産党や旧社会党の意見や活動には反対でした。親米でしたから、支持政党は旧民社党(民主党でなく)と自民党でした。今で言うネット右翼の考え方に似ていたと思います。当時の私でしたら、今回の韓国への5兆4000億円の寄付の件では、野田総理と韓国に対して怒り心頭だったと思います。そもそもアメリカは味方だと思っていますので、アメリカ対して疑念を持つことが全くありませんでした。今回も、5兆4000億の寄付問題の背後にいるアメリカの思惑を考えなくては、真相にたどり着くことはできないと思います。そして、この問題は日本にTPPを承認させるための伏線ではないかと私には思えます。アメリカの本当の狙いは日本にTPPを飲ませることだと思います。それは日本を更にアメリカの属国へとおとしめる大きなワナのように思います。
 
*今日は中矢代表の単独講演会が新宿で開催されますので、全国から400名の日月仲間が集まります。今週コルマン・インデックスがいよいよ完了しますが、そのことを中心に語られると思います。時間もたっぷりですので、普段聞くことのできないお話しも聞くことができるかもしれません。多くの仲間がとても期待していました。ひふみ赤城農園からも私を含めて3名
が参加します。ひふみ福島農園からもWさんが来られます。今日これから、Wさんと新宿でランチを摂りながら今後について打ち合わせをします。また、135度線ツアーで盛り上がった「数霊(かずたま)」とホロスコープの達人の目黒のSさんと、ヒーリングパワーの神流(かんな)町のOさんも、今日の昼は一緒に食事をされるそうです。日月仲間の輪もどんどん広がっていくのが、リアルタイムに判るので、とても楽しい気持ちになります(笑)。今日の講演会も、日月仲間の輪が広がる良いきっかけになりますので、隣に座っている方といろいろお話しをしてみるのも面白いと思います。
 
 また、今週末は日月神示が降ろされた成田の麻賀多神社に、神社巡りサークル「チーム関東」の皆さん20名と、参拝させていただきます。麻賀多神社では、何と境内でわの舞を皆で踊ります。麻賀多神社の管理の方の承認をいただけたそうです。また、わの舞の千賀先生にもご承認いただいています。チーム関東のリーダーの中野のSさんの話しでは、今後の神社巡りは熱海の隣の来宮神社と大宮の氷川神社を予定しているとのことです。楽しみが益々増えます。
 今日の中矢代表の講演会には、「チーム関西」のIさんも参加されますので、12月10日の神社巡りについていろいろお話しを伺いたいと思います。チーム関西では12月10日に奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)に参拝する予定になっています。ところが12月10日は、東京で中矢代表と高島ヤス先生の講演会が開催されるので、ブッキングしてしまってます。悩んだ挙句、今回はチーム関西の大神神社巡りに参加することにしました。年末は中矢代表と高島ヤス先生の講演会に参加するのが恒例でしたが、今年だけは残念ながら参加できません。講演会の内容はチーム関東の皆さんに、後で聞きたいと思います。
 また、今日は中矢代表の講演会の後、軽く宴会をします。予め20名の方から懇親会にも参加したいとの連絡をいただいていますが、これからでも参加は可能です。会場で私に声をかけてくださいね。今日は中矢代表のお話しで、大いに盛り上がること間違いなしです(笑)。楽しく飲みましょう!
 
  
 
 

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「テネモス講演会が今日19日13時より、スピリチュアルTVで放映されます 」カニのブログより

2011-10-19 06:24:20 | 日月神示の実践

<カニのブログより転載>

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一昨日16日に行われたテネモスのコラボ講演会が明日午後1時からスピリチュアルTVで放映されます
飯島さんの真理の話や土橋先生の西洋医学の実態(?)など、盛りだくさんで、結構楽しめると思いますので、ご覧ください
なお、2部のお二人の対談は21日金曜日に放映されます
すばらしいです

 

<転載終わり>

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 今日19日の13時よりスピリチュアルTVで、テネモスの飯島さんが出演されるとのことです。今年の6月に船井メディアさんのセミナーが、テネモスさんの埼玉の事務所で開催された際、私も参加させていただきましたが、飯島さんの理論が日月神示ととても似ているのに驚きました。(ただ、四つ足を食ってはならぬ、というところは違っていました。残念ですが。)

 テネモスさんの事務所に最初に入ったときに、とても綺麗な事務所で驚きました。内装に木を使っているせいか、とても心が落ち着くのが判りました。そして空気がとても澄んでいて、身体に染み渡るような感覚を受けました。なんと心地よいのだろう。この感覚は、中矢代表の事務所に行ったときと同じ感覚でした。よく整理されていて、清潔で、空気に澱みがない状態です。それに比べてウチの事務所はパソコンと書類でやや乱雑ですので、こういう状態ではいい仕事はできないなと反省しました。

 日月神示でいう旧暦9月8日までに、断捨離をした方がいいと目黒のSさんにアドバイスされたので、自宅の方はやったのですが、事務所はやっていませんでした。やはり、口で身魂磨きを言うのなら、テネモスさんや中矢代表の事務所のように、ウチの事務所も営業所も綺麗に、清潔に、空気まで澱みなくしなければウソだなと反省しました。日月神示の道を歩む際の、最初の段階は整理整頓ですが、それすらもできていないで、こういうブログを書くこと自体が不遜極まりないと反省しました。月に320時間以上働いていて忙しいからできない、と自分には言い訳していますが、綺麗にしている方はちゃんと居ますので、やはり単なる言い訳でしかないのだと反省しました。確かに忙しいのですが、時間は作るしかないと思いました。

 話しは逸れましたが、その飯島さんの講演会がスピリチュアルTVで今日の昼にあるそうです。私はその時間は赤坂で大事な打ち合わせがあるので、たぶん見られませんが、時間のある方は必見です。飯島さんの人柄が先ず私は大好きです。飾らなくて、欲がない方です。船井メディアさん主催の飯島さんのセミナーでも6500円でしたから、儲けもないだろうと思いました。店舗では天然の塩を販売していましたが、確か300円だったと思います。空気清浄機も3万円くらいだったので、その場で買いました。飯島さんはおよそ資本主義とは無縁の修行僧のような方に思えました。

 普通のラジコン飛行機の1/4の出力しかないエンジンでも、蝶のように舞う飛行機にはびっくりしました。飛び方が直線的でなく、蝶が花の蜜を吸うように、ホバーリングするのです。2メートルもある大きなラジコン飛行機がそんな動きをするのですよ!びっくりです。しかもエンジンは普通のラジコン飛行機の1/4しか無いのです。鳥の羽の構造と同じ造りになっていると説明されましたが、意味が解りませんでした。

 また、電池などの電気を全く使っていないのに、くるくる回るプロペラにもびっくりしました。フリーエネルギーだけで平気で回っていました。全てのエネルギーは空(くう)というゼロに向かうので、電位なり、酸・アルカリなりで「差」をつけてあげれば、フリーエネルギーが発生するというような説明だったと記憶しています(違っているかもしれませんが)。

 醤油やソース、カレーを白いタオルや皿に付けて、テネモスの活水器の水で洗うと、綺麗に落ちてしまいました。カレーなどは油が入っていますが、洗剤も使うことなく、綺麗に落ちてしまいました。これにもびっくりです。

 

・活水器の実験(糖蜜と醤油)

 

 まだまだびっくりするような実験をたくさん見せてもらいましたが、その現象は、全て「たった一つの法則」で成り立っているとのことです。現象は全く違うのに、その理論は「たった一つの法則」で動いているとのことです。これが一番驚きました。船井会長がいつも言われているように、真理はシンプルだということの典型です。

 今日のスピリチュアルTVは是非見たいのですが、見られませんのであとで、カニさんに聞こうと思います。世の中はシンプルな法則で成り立っているのかも知れません。それを複雑にしているのが私たち現代人なのだと思います。最後の大峠に向かっている私たちは、縄文人のようにシンプルに仲良く生きれば、いいだけかも知れません。

 

・スピリチュアルTV

 

・カニのブログ

コメント (1)
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最近思うこと

2011-10-18 05:13:57 | 日月神示の実践

 今日は珍しく4:30に目が覚めました。最近は時間に追われることも少なくなってきているので、目覚ましはあまり掛けず、自然に任せていますが、今日は早く起きました。考えてみると、昨夜は疲れていたので、21時半に寝ました。ですから、7時間も寝ていたことになります。これでは早く目が覚めるのも頷けました。

 今5時17分ですが、まだ外は薄暗く物音もしていません。風の音がかすかに聞こえるくらい静かな朝です。まるで時が止まったような空間は、とても心地よいものです。最近は気持ちが落ち着いていて、腹を立てたり、落ち込んだりすることはあまりなくなりました。不思議なことに、腹が立つことや、がっかりすることがあっても、まあいいやと思って、すぐに忘れてしまうので、ほとんど覚えていなくなりました。人間には忘れるという、才能があるので、いつまでも楽しく生きていけるのかも知れません。

 あることに対して、ネガティブなことを感じたり、思ったりはしますが、それについて何度も考えたり、思ったりしないで、なるべく忘れるようにしています。1年以上前からやっているのは、何かの出来事があって、よくない想いになった場合、「忘れよう、小さいことだ。」「その人にも、きっと何か事情があるんだろう。」と考えるようにしています。良くない状況になってしまったことを、最初はあれこれ考えますが、あまり長くは考えないようにしています。今までは、繰り返し考えていましたが、ただ繰り返すだけで解決には至りませんでした。だったら、一時据え置きということで、忘れておいたほうがいいなと考えるようになりました。人間関係のほころびの場合は、次に会った時には笑顔で接するようにしています。そして相手の目を見て、おはよう、こんにちは、と挨拶するようにしています。

 人間は自分は悪くないと思いがちですが、長いこと人生をやってきて、自分を見てみると、結構自分にも落ち度があったりするものです。人間関係が上手く行かない場合には、自分に限ったことでは、必ず自分にも非があります。自分は悪くないと、どうしても考えてしまいますが、よく分析してみると、大小はあるにしても、自分にも非があることが判ります。そういうことが判ってきたので、人にはなるべく優しくするようにしています。特に家族とは一番接することが多いですので、少しは気を遣うようにしています。あまり気を遣うのは変ですから、あくまで少しです。会社の同僚にも、農園の研修生にも、ひふみ農園のオーナーさんにも少し気を遣っています。

 それとできるだけ笑顔を心がけています。笑顔でいると、また笑顔になれることが起こるので、とても不思議です。引き寄せの法則と言われるものでしょうが、これは本当だと思います。「笑う門には福来る」とはよく言ったものです。

 また、週の内4、5日くらい農園に行きますので、いつも楽しくさせてもらっています。そうすると、不思議とまた楽しいことがやってきます。10月から新しく仲間に加わったSさんも、とても立派な方ですが、とてもいい人です。偉ぶらないところが人の器の大きさを表している、と感じました。そして、物静かで文句も言わずに作業をするAさんもすごい人だと思います。私にはとてもできないと思います。私なら、あーーあ、疲れたと、ボヤキがはいります。Aさんは旧日本軍のように、黙々と作業をしています。強い精神力の持ち主なのだといつも感心しています。Iさんは屈託無く何でも話すオープンな人だと思います。まだ30代前半の方ですが、黙々と仕事をする姿は、やはり旧日本軍かと思ってしまいます(笑)。そしてDさんもYさんもみんないい人です。そういう仲間と一緒に、大自然の中で仕事ができることこそ、最高の幸せだと思います。我善しで言えば、そこだけミロクの世が実現しているなと感じています。本当のミロクの世は数段階もレベルが高いとは思いますが、初期の段階のミロクの世はこんな感じなんだろうなと思います。これからも問題は色々出てくると思いますが、こういう人たちとなら、よい落としどころが見つかると思います。縄文時代や江戸時代の先輩たちも、みんなで農作業をやりながら、いろいろな問題を解決しながら楽しく生きていたに違いありません。野菜や米の収穫の時には、きっと「わの舞」のような踊りを皆で踊ったことでしょう。

 コルマン・インデックスの終わりの日に、ひふみ友の会の神社巡りサークルの方々20名で、麻賀多神社に行きます。昼頃千葉の成田に集合し、希望者は「わの舞」の練習があるとリーダーのSさんは言われていました。そして、皆で本殿で参拝させていただき、全員でいつものように「ひふみ祝詞」を奏上させていただきます。その後、Sさんの計らいで、何と麻賀多神社の境内で、わの舞を踊ることができるとのことです。これにはびっくりしました。その後、岡本天明さんに、日月神示が降りたと言われる社務所にて、休憩させていただく予定とのことです。Sさんの神懸り的な計らいで、思いもよらぬ素晴らしい神社巡りとなります。コルマン・インデックス最後の日を、いい仲間と日月神示発祥の地の麻賀多神社で迎えることができるのも、最高の幸せだと感じます。ただただ感謝のみです。

 

 


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「7つの警告」 Rockway Expressより転載

2011-10-17 20:42:38 | 日月神示の実践

<Rockway Expressより転載>

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人類歴史の岐路

◆10月16日

 今年の冬、チュニジアで始まった、「アラブの春」運動はアラブ世界に拡大し、このブログではその時点で、それがアメリカやヨーロッパ、世界に飛び火する、と予見したが、現在、世界中でデモが起きている状況になった(8月1日号「イスラエルで福祉政策改善を求め15万人デモ」・9月19日号「ニューヨーク金融街にデモ隊」)。

 これはその広がりが世界的になりつつあることを見てもわかるように、単に一国における経済是正のための運動ではない。これは、その底流には、前回号で示したように、世界規模で起き始めている、人類歴史の進化と飛躍のための現象なのだ。

 このデモ隊が掲げるスローガンが満たされる方向に世界全体が進むのか、それを抑える側の思惑通りに世界が進むのか。いずれにせよ、世界の人々が二つのグループに大きく分かれ、衝突する現象が深まることになるだろう。
 
 これは以下に示すように、世界経済がいよいよ窮地に入り込むことで更に増大していくだろう。この事態を収拾することは恐らく無理であり、せめてその流れを緩やかにすることだけが、我々にできることだろう。

 金融資本主義体制とそこに巣食う者たちは、滅びが近いことを理解し、そこから離脱することを真剣に考える時(秋)である。

 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●7つの警告
http://www.moneyandmarkets.com/7-major-advance-warnings-47579
【10月9日 Martin D. Weiss Ph.D.】

 大規模な破たんの可能性を見るので、待たないことにする。緊急に警告する。
 あなた方が危機に直面している資金を救うための時間が必要だ、ということは分かっている。そして我々は金融の災厄が我々の時計に従順ではないことも知っている。

 それは突然襲うのだ。特に株と債券市場でだ。そこでは迫りくる問題を予見して投資家らがしばしば売りを開始する。・・・(省略)

 新しい警告を発する時がやってきた。我々の40年間で最も重要なものである。

 新しい警告は、ヨーロッパに集中している。しかし下記に説明しているように、アメリカと世界中にいる投資家らに対して、ほとんど人生を変えるほどの影響を持つものになるだろう。 


◆警告1
 ギリシャのデフォルトは間近い

ギリシャの債権を保有している銀行とその他の投資家らは既に大きな損失を見ている。2年物国債で50%以上、その他の債権ではそれ以上だ。

 現在まで、ヨーロッパ諸国は自分たちの銀行がこういった不良債権を額面通りの価値を持つものとして会計簿に記していることに目をつむっている。それが最良で全く問題ないかのように扱っている。ソブリンデットの破たんなど決して起きないかのように振る舞っている。
 しかし今やヨーロッパ当局はとうとう、銀行は「危機の解決に参加」すべきだということを認めつつある。
 言い換えれば、銀行は腹を固めてギリシャ・ローンに大ナタをふるわねばならないということだ。彼らは正式に少なくとも損失があったことを認めねばならない。

 結論:銀行がこの解決の仕方を意欲的にか、あるいはそうでないにせよ認めることはギリシャのデフォルトを意味する。


◆警告2
 恐れに対する感情が伝染し拡大する

 世界中の投資家らがギリシャのデフォルトには見て見ぬふりをするだろうと考える者は、大きなショックを受けるだろう。
 ギリシャは第三世界の小国ではない。ギリシャはヨーロッパ連合のメンバー国でありユーロ圏の国だ。ギリシャは、3280億ドルの負債を抱えているが、これはアイルランドとポルトガルのそれを合わせたものより大きい。
 更に、ギリシャだけではないのだ。投資家らはそのことを知っている。ヨーロッパの国がデフォルトすれば、その他の国もそうなるということを、彼らは自動的に予見するだろう。その予見をもとに、彼らは大きな負債を抱えている政府にはそれ以上の貸し付けを拒否する、ないしはとてつもない利回りを要求するだろう。


◆警告3
 ヨーロッパの大銀行が破たんする

 いくつかのヨーロッパの大銀行はソブリンデット問題とそこから発する大量引出のために破たんするだろう。
 巨大な住宅バブルとその破裂から生じた住宅ローンの不良債権問題を抱えているスペインの銀行は特に脆弱だ。
 実際今年は、欧州銀行監督機構(EBA)はヨーロッパの大銀行に対するストレステストを実施したが、テストで不合格となった8行の内5行はスペインの銀行だ。
 フランスの大銀行も問題が同様にある。彼らはどうにかテストには合格した。そのような事実があるにも関わらず、彼らはギリシャ、ポルトガルあるいはアイルランドに対する貸付での損失を会計簿に書き入れないで済ますことが許されている。

◎BNPパリバは2.7兆ドルの資産を持ち、世界最大。
◎クレジット・アグリコルは2.1兆ドルで、世界第4位。
◎ソシエテ・ジェネラルは1.5兆ドル

 合計すると、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループを合わせたものより多いのだ。
 この3行はPIIGS諸国の不良債権の海で溺れかかっている。この3行すべてが危険である。しかしもっと差し迫った問題がある:大量引出だ!
・・・(省略)
 ヨーロッパの大銀行は、アメリカの銀行よりもずっと短期資金に依存しているので特に脆弱性を持っている。今現在、多くの銀行が引出で大きな問題に直面しつつある。
 そのために、ヨーロッパ中央銀行が先週400億ユーロの緊急融資で大量引出に直面した銀行の救出に動いたのだ。しかし400億ドルは、PIIGS諸国の負債の1ドルに対して1セントの効果しかない。 

 これからの数週間で、大銀行が破たんするのを政府は手をこまねいてみているだろうか? 最初の内は、否だ。そこで以下のようになるだろう・・・


◆警告4
 ヨーロッパ諸国の国債の格付けが下げられるだろう

 ヨーロッパ連合で最も豊かな政府、フランスとドイツは、破たんする彼らの銀行の救済に取り組むだろうから、世界市場はしばらくは息をつけるかもしれない。
 しかし、最近の歴史が示していることは、銀行救済の考え方は以下のような理由で深刻なダメージを受けている。
◎銀行と経済を救済せんとするため、政府自身の財政バランスを損なっている。
◎自分たちの優良であるとの信用格付けを失うことで大きなダメージを受けている。
◎更なる借金をした途端に、彼らはより高い利率で支払わねばならなくなる。
 言い換えれば、破たんに瀕する銀行を支援しようとすることで、政府は自分自身を破たんの淵に追いやっているのだ。

 先週、フランス・ベルギーの巨大銀行のデクシアが、破たんしかかっているということを知った。フランスの巨大銀行に比べればまだ小さいのだが、それでも、その資産はベルギー経済の1.5倍はあるのだ。
もしベルギー政府が銀行を救済しようとすれば、何が起きるだろうか? 間違いなくまだ良好な信用格付けを失うことになるだろう。
  10月7日、ムーディーズはデクシアのような銀行の救済をしなければならなくなる可能性を理由に、既にベルギーを格下げの方向で見直しつつあると発表した。
  ムーディーズは、ベルギーの格下げを考慮中である理由は、「必要となりそうな追加の銀行支援策を持つ既にぎりぎりの政府のバランス・シートに対するインパクト」である、とはっきりと指摘している。
 また大銀行の救済が必要になりそうだということが、他のPIIGSの国々が最近、格下げで一層苦しくなっている主な理由だ。

 
◆警告5
 スペインとイタリアが次のデフォルトに直面する国

 スペインとイタリアは3.4兆ドルの負債を抱えている。これはギリシャのほぼ10倍だ。
 しかし彼らが支払う利息の額が上昇し、彼らの大銀行が支払えなくなりつつあるので、彼らは今までの負債を支払うための新しい借り入れができなくなるだろう。
 
結果:スペインとイタリアはデフォルトの危機に直面するだろう。


◆警告6
 世界的な国債市場は危機的なメルトダウンに直面

 スペインやイタリアも含める国々のデフォルトが予見される中、世界の国債市場は投資家らがパニックに陥り市場から撤退するため閉鎖されるようになるだろう。
 このパニックはPIIGS諸国の借入能力を損なうだけでなく、彼らのデフォルトを推し進めることになるだろう・・・しかし、それは更にフランス、ドイツ、日本、イギリス、アメリカなどの債券市場をメルトダウンさせる恐れがある。それが起きれば、金利の急上昇が起き、最終的には、借入不能となるだろう。


◆警告7
 ソブリンデット・デフォルトの悪循環と銀行破たんが世界的恐慌を引き起こすだろう

 ソブリンデット・デフォルトは更なる銀行破たんの引き金となるだろう。銀行の更なる破たんは、更なるソブリンデット・デフォルトを引き起こすだろう。
 この悪循環は、ビジネスや世帯向けの貸付を断ち切ることになり、世界経済は沈み恐慌になり、悪循環は永久に繰り返すことだろう。
 最終的には、世界全体で何十億という人々が経済的な大災厄の中に投げ入れられる状況を長く見ることになるだろう。

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<転載終わり>
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 一昨日はウオール街を占拠せよデモが、世界中に飛び火しました。東京でもデモが行われましたが、その裏にはジョージソロスなどの国際金融資本家がいると言われています。
 ただ、Rockway Expressによると、デモの背後に国際金融資本がいるわけでなく、自然発生的に現れたと言っています。ヤスの備忘録でも同じように、誰かが扇動しているのではなく、自然と現れてきたものだと言ってます。
 私も背後に国際金融資本がいるというより、いよいよ民衆が真実を知り始めたのではないかと思っています。この問題も年内には、大きな結論が出るだろうと思っています。

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米韓FTA、笑っちゃうような不平等条約なのだ。

2011-10-15 22:14:45 | 政治・社会

 

 

 

米韓FTA、笑っちゃうような不平等条約なのだ。韓国国内の問題
であれ、米国企業にはあくまでもアメリカの法律しか適用されない。


2011年10月15日 土曜日

哀れ韓国、涙の不平等条約をアメリカと結ぶ! 10月12日 愛国画報 from LA

先週オバマ大統領が米韓FTA実施法案を提出し、議会に批准承認を求めた。今週は李大統領が来米し議会でスピーチをしたり、米韓両トップが揃ってデトロイトを訪問すると云う。FTAで雇用が奪われかねないと懸念を示す自動車労働組合とも折り合いをつけ、久々の外交成果をアピールしようと云うのがオバマ民主党政権の思惑だ。

何しろこの米韓FTA、笑っちゃうような不平等条約なのだ。大国と小国の条約だからと納得出来るレベルじゃない。例えば、基本的に殆ど全ての市場を互いに開放して自由化し、その開放水準は逆戻り出来ない縛りがある。韓国が仮に他国により多く開放した場合には、自動的にアメリカに同等の最恵国待遇が適用される。

さらに自動車の販売高が下がったらアメリカのみ関税復活が可能だ。韓国の政策によりアメリカ企業が損失を出したら、アメリカ国内で訴訟出来る。韓国国内の問題であれ、米国企業にはあくまでもアメリカの法律しか適用されない。韓国の知的財産権はアメリカが全て管理する。韓国の公的サービス企業は民営化させられる。何だか書いているうちに、韓国が気の毒になってくる。おいおい、アメリカ、やり過ぎじゃないか。相手は奴隷じゃないぞ。

もちろん韓国側にもメリットはある。輸出依存率70%を超す国だけあって、さほど国際競争力のない工業製品の輸出を伸ばすしか生き延びる方策がない。如何にしてアメリカ市場に安値製品を買ってもらうか、それが大命題だ。慢性的外貨不足により経済破綻も間近に迫っている。既に国家としては死に体だ。独立を失おうと属国になり下がろうと、背に腹はかえられない。

それに既に韓国は実質的に米国の属領だ。過去二回の経済破綻を経て、韓国の主たる企業はことごとくアメリカ資本の傘下に入った。いいえ、わが社は韓国資本ですと胸を張る企業もあるだろうが、韓国系銀行は米系大手金融機関が抑えているから同じことだ。云うなればサムスンなどの機械組立工場があるだけで、あとは焼け野原状態だ。かろうじて生きてきた農業も商業も早晩絶滅するだろう。結局、アメリカ資本が韓国工場で安い製品を作り輸出して儲けるだけ。韓国人の生活はますます悲惨になる。

さて、わが国でもTPPに参加すべきか否か議論がある。TPPは雑魚ばかりの集団FTAだから、仮にわが国が交渉に臨めばアメリカと日本のFTAと同じ意味合いをもつ。もちろんわが国の国益をかけてアメリカと経済協力関係を強化することも重要だ。但し韓国如き小国と異なり、莫大な規模の国内市場を有し、世界一の先進工業力を誇るわが国が、なぜアメリカとのFTAを求めなきゃいけないのか、さっぱりわからない。

江戸幕府が結んだ他国との不平等条約を覆し、独立国として関税自主権を手にするために明治の元勲たちは雄雄しく戦かわねばならなかった。先ずは隣の韓国が、米欧との不平等条約でどれだけ疲弊するかじっくり見定めてから、TPPについて考えたってちっとも遅くはない。ちなみに、アメリカではTPPなんて話題になっていないし、日本の参加云々なんて誰も語っちゃいない。

アメリカがTPP参加を求めていると誤解して、強迫観念を持つのは馬鹿馬鹿しいし、FTAで韓国に遅れをとったと焦る必要もない。わが国にはわが国なりの遣り方がある。嘘ばかりつく国内メディアに騙されちゃいけない。



(私のコメント)

テレビのニュースなどを見ると、テレビ放送各社は横で連携したように同じ報道を繰り返します。テレビ朝日が左翼なら日本テレビが右翼と言った多様性がない。NHKも変わりがなく横で連携している。新聞と同じように記者クラブ体質だから、どのテレビニュースを見ても同じだ。テレビニュースを見てどうも変だと思ったら「株式日記」を見て欲しい。テレビでは報道しないことを毎日書いています。
 
今日のテレビニュースでも、ユニクロがニューヨークで店舗を開店したニュースを各テレビ局が放送していましたが、こんなのがニュースなのだろうか? ユニクロはテレビ局にとっては大スポンサーだから只でユニクロのコマーシャルをニュースとして報道している。これほどテレビ局にとってはスポンサーは大切であり、テレビ報道局の見識はこの程度なのだ。
 
だからTPPの報道も輸出企業におもねった報道であり、TPPに反対する議員が抵抗勢力のように報道されてしまう。TPPに関してもテレビ各社は協定を結んだかのようにTPPに参加しなければ日本は孤立するかのように報道していますが、農業問題にすり替えてしまっている。しかしTPPは平成の不平等条約になる可能性があり、米韓FTAの実態を知ればアメリカが企んでいることがよく分かる。
 
米韓FTAの内容を知ろうと思えばテレビや新聞では分からず、ネットで検索して調べれば内容が分かりますが、韓国の国民は米韓FTAの内容が分かっているのだろうか? まさに帝国が植民地支配に使ったような不平等条約であり、プライドの高い韓国国民はどうしてこれに怒らないのだろうか? 



米韓FTAの内容を見ても日本がTPPに加入しなければとまだ思うか? 10月14日 

米韓FTAは不平等条約であり、韓国は米国に最恵国待遇を与えてしまった!

以下、FTAの内容を記します。

01.サービス市場は記載した例外以外全面開放

02.牛肉はいかなる場合であっても輸入禁止処置は行わない

03.他の国とFTAを結んだら、そのFTAの有利な条件をアメリカにも与える(互恵待遇)

04.自動車の売上下がったらアメリカのみ関税復活出来る

05.韓国の政策で損害を出したら米国で裁判する

06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったらアメリカ政府が韓国を提訴する

07.韓国が規制の証明をできないなら市場開放の追加措置

08.米国企業にはアメリカの法律を適用する

09.韓国はアメリカに知的財産権の管理を委託する

10.公企業を民営化

この内容を読めば、韓国は、米国に対して最恵国待遇を与えたということがわかります。

こんな不平等条約を結ばされた韓国を見て、日本が国際化に乗り遅れるなどとまだ言えますか?


(私のコメント)

内容をを見れば全く酷い内容であり、アメリカで狂牛病が流行ろうが輸入の停止は出来ないし、韓国に投資をしたアメリカ企業が損害を負ったら韓国政府に損害賠償を請求できたり、更なる制裁も可能になり国際機関に提訴できるそうです。これらは金融や医療にも適用されるから韓国企業が負けてアメリカ企業が一人勝ちすることが決められたようなものだ。
 
知的財産権もアメリカに管理されるようになり、米国企業が韓国のWEBサイトを閉鎖できるようになる。さらには公営企業の民営化が強制されて、電気も水道もガスも高速道路も郵政も国営テレビ放送も民営化させられてしまう。ちょっと見ただけでもこれだけ酷い不平等条約なのだから、韓国国民は怒るべきなのですが、事大主義的国民性から何もいえない。その代わりに日本に当り散らす。

<転載終わり>

 日本のマスコミは、韓国とアメリカがFTAを締結したので、日本が不利になっていると宣伝していますが、実際不利になってしまうのは、韓国の方だそうです。

 「06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったらアメリカ政府が韓国を提訴する」

 →これは確かに不平等条約だと思います。日本のマスコミはTPPを締結すべきと言ってますが、よく検討する必要があると思います。

 

・株式日記

コメント (2)
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年金開始「68~70歳」念頭に厚労省3案提示  読売新聞

2011-10-13 06:50:00 | 政治・社会

<読売新聞より記事転載>

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年金開始「68~70歳」念頭に厚労省3案提示

厚生労働省は、厚生年金の支給開始年齢を将来的に68~70歳に引き上げることを念頭に、11日の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金会で三つの案を提示した。 同省は、年内の改革案取りまとめを目指す。

 厚生年金の支給は、男性は2025年度までに、女性は30年度までに、それぞれ60歳から段階的に65歳まで引き上げ、基礎年金と合わせることがすでに決まっている。

 だが、厚労省は、少子高齢化の急速な進展などを念頭に、年金財政の安定化のためには年金支給開始年齢を一層引き上げる検討に入る必要があると判断した。

 3案は基本的に、年金が受給できる年齢を遅らせ、そのスピードをどう速めるか、度合いをそれぞれ調整したものだ。

 具体的には、〈1〉厚生年金の支給開始年齢を3年に1歳ずつ引き上げる既定スケジュールを「2年に1歳ずつ」に前倒しし、65歳に引き上げる〈2〉厚生年金を現在のスケジュールで65歳まで引き上げた後、基礎年金と併せて支給開始年齢を3年に1歳ずつ引き上げ、68歳に引き上げる〈3〉2年に1歳ずつ前倒しして65歳まで引き上げた後、さらに同じく2年に1歳ずつ引き上げ、両年金の支給開始年齢を68歳に引き上げる――との内容だ。

2011年10月12日08時18分  読売新聞)
<転載終わり>
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 昨日の読売新聞の一面トップで、年金が68歳から支給になるとありました。現在は62歳から年金が支給されているとのことですが、これが68歳からの支給となるということです。この記事を読みますと、68歳に引き上げられる理由が、少子化だと言ってますが、国民は年金機構の過去からの不祥事と貧弱な運営が原因だと考えています。
 年金はいずれ破綻してしまうだろうと、多くの人が考えている通りになってきました。年金が0円になることはありませんが、支給される年齢をドンドン上げていきますので、いずれ70歳から支給などということになるかもしれません。一般的に企業での定年は60歳ですので、年金支給が68歳になるとすると、8年間は無給のまま暮らしていかなければなりません。
 私の両親たちの時代の人は、60歳からもらってますので、定年と同時に年金が支給されましたが、もし68歳から支給ということになると、8年間は今までの貯えで暮らしていかなければなりません。尤も、私の父は自営業で、定年がないので今でもたまに仕事をしていますからいいですが、70%がサラリーマンの今の日本では、70%の人が8年間苦労をするということになります。現在は62歳から支給されますので、2年間だけ我慢すれば何とかなりますが、8年間我慢するというのは、とても厳しいのではないでしょうか。
 戦前はサラリーマンは30%だったそうです。多くの人が農家だったとのことです。その他、大工さんや理容師さんなどの職人、漁師など色々な職業に就いていたようです。農家や漁師なら定年はありませんので、いくつになっても働けます。ひふみ農園の隣でいつも農作業しているおばあちゃんは、82歳だそうです。1反(300坪)くらいの農地に、大根やほうれん草など10種類くらいの野菜を栽培しています。最近は自分で食べる分なので、農薬は使っていないと言ってました。家があるので、ほぼ自給自足の生活です。他に年金が支給されますから、生活に不自由はないのかも知れません。
 そもそも家があって、畑が100坪くらいあれば、たとえ年金が少なくなっても暮らしていけると思います。食べるものをほぼ自給できれば、あとは光熱費と携帯電話、ネット、年金や保険の支払いくらいで済みます。これからの家というのは、一戸建てなら農園が50坪くらい付いている家がいいと思います。集合住宅なら、近所に貸し農園があればいいと思います。最近は赤城のひふみ農園の近くに、移り住んで来る計画の方が出て来られました。ひふみ農園辺りは、日本で最も日照時間が長い地域の一つですので、農業には適しています。赤城山から流れる澄んだ伏流水もひふみ農園の周りには、4本あります。標高300メートルですので、前橋市内の暑さとはずいぶん違います。冬も雪は1度くらいしか降りませんし、5cmくらいなので、私の車はスタッドレスではなく普通のタイヤです。また、車で5分のところに、二つの日帰り天然温泉がありますので、農作業の後の疲れを癒すには最高です。平日の午前中から駐車場には、車が200台くらい停まっています。何時間居ても500円ですし、温水プールがあるので、子供たちも多く来ています。マッサージやレストランも充実していますし、大広間では200人くらいがくつろげます。ひふみ農園の周りは、かなり住みやすいので、これからも都会から移住して来る方も増えるように思います。高齢化で、空いているアパートや売り物件も結構あるので、探せば気に入った物件も見つかると思います。先日見学に行ったのは、土地60坪、建坪27坪の4DK 、築16年で580万円でした。だいたいそのくらいの相場ですので、東京の1/5くらいで購入できます。私も住んでみて、都会よりも余ほど住みやすいと思いました。尤も、すぐに移住できる人は限られた方ですので、先ずはそういう人から移り住んでくると思います。赤城山の標高700メートルの別荘地にも、都会から移り住んだ人が50世帯くらいいます。今では都会の家は売ってしまって、別荘地に永住しているそうです。住んでみると、自然豊かな高原の生活は、止められなくなるのはよく解ります。
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新世紀を定義づける地政学的なドラマは、恐らく、中国と米国が軍事力と影響力を競い合う戦いだろう。

2011-10-10 06:21:18 | 政治・社会

 

 

 

新世紀を定義づける地政学的なドラマは、恐らく、中国と米国が
軍事力と影響力を競い合う戦いだろう。日本はどう動くべきか?


2011年10月6日 木曜日

米国と中国、どちらを選ぶか 10月4日付  英フィナンシャル・タイムズ紙

新世紀を定義づける地政学的なドラマは、恐らく、中国と米国が軍事力と影響力を競い合う戦いだろう。この新たな争いは既に、両大国にはさまれたアジア諸国に厄介な選択を迫りつつある。

 米国連邦議会上院では3日、中国から輸入される製品に関税を課すことを容認する法案が可決されると見られていた。

 仮に、米国の保護主義の勢いがこれでしばらく止まるとしても、米国内に漂う対決ムードは中国の隣人たちにジレンマを突きつける。

経済的な利益と戦略的な利益のズレ

 日本やインド、オーストラリア、韓国、そして大半の東南アジア諸国にとって、中国は今や最大の貿易相手国だ。ところが、これらの国々はまだ、軍事面で最も重要な関係を米国と結んでいる。経済的な利益と戦略的な利益が互いに異なる方向を指しているこの状況を、各国は果たしていつまで続けられるだろうか?

 人民日報に先週掲載された社説から判断する限り、そう長くは続けられないだろう。中国共産党の機関紙である同紙は、「米国の軍事力という助力と中国とのバランスが取れている限り何でも好きなことができると思っている特定の国々」に狙いを定めていたからだ。

 この記事は恐らく、掲載の前日に日本とフィリピンが発表した声明に触発されたものだ。両国はこの中で海洋分野における2国間協力の強化を約束し、中国が南シナ海の広い範囲で領有権を主張していることへの異議をほのめかしていた。

 しかし、中国の警告はベトナムやインド、韓国、オーストラリア、あるいは台湾などに向けられる可能性も同じくらいあった。これらの国々は皆、ここ1年間で米国との軍事的なつながりを強めているからだ

 もちろん、これは皮肉な話である。隣人たちが大慌てで米国の軍事力に頼ろうとしているのは、この人民日報の記事が体現しているように、中国が武力をちらつかせて威嚇してくるためにほかならないからだ。(後略)



(私のコメント)

東アジアにおけるバランス・オブ・パワーは中国の台頭と共に変化を生じてきている。アメリカは中国の台頭を支援してきましたが、経済的な台頭は必然的に軍事的な台頭を伴う。特に軍事力の近代化は目覚しくミサイル戦力を初め海軍力や空軍力を強化して、近隣諸国を脅かすようになりました。
 
中国軍部にも対米強硬派と対米協調派があるように、アメリカにも対中強硬派と対中融和派がある。アメリカが中国に弱みを握られているのは確かであり、どこまで中国を融和路線で引っ張れるかがアメリカ外交の腕の見せ所だろう。出来るだけ融和路線でドルを買い支える中国でいさせることだ。
 
しかし中国は、ドルを買って溜め込んでもドルがどんどん安くなればそれだけ損をする事になる。どこで堪忍袋の緒が切れるかですが、それは中国国内の強硬派をおとなしくさせるかにかかっている。中国軍は国軍ではなく、共産党の軍隊だから政府とは一線を画している。だから共産党の幹部は軍をどれだけ掌握できるかが問題だ。
 
軍部も予算を拡大させていくには軍事的な脅威を煽る必要があり、それはアメリカの軍部も利害は一致している。アメリカと中国は経済戦争と軍事対立の二局面戦争であり、日本政府もアメリカに陰に陽に協力させられる立場にある。
 
ビックコミックの10月号の「ゴルゴ13」では、アメリカと中国をめぐる経済戦争と軍事対立の関係を分かりやすく漫画にしていますが、中国海軍の軍事的挑発に対して手を出せないアメリカ海軍の苦悩が描かれている。アメリカの原子力空母艦隊に至近距離に中国の潜水艦が浮上した事は「株式日記」でも以前紹介しましたが、中国の新鋭潜水艦をアメリカ海軍は把握できない。
 
最新型の通常型潜水艦は、リチウム電池などの発達で1週間ぐらいの潜行任務が可能であり、海底に潜んでいたら発見することは難しい。アメリカの原子力空母は一発の核魚雷や核ミサイルで沈めることが可能であり、中国の潜水艦は第七艦隊にとっても脅威だ。さらには対艦弾道ミサイルも開発しているから第七艦隊は中国沿岸では張子の虎だ。
 
アメリカの戦略としては、軍事的に形勢が不利になってきたので、アセアン諸国や日本を巻き込んで中国に対抗させる戦略をとるようになってきたようだ。フィリピンをはじめとしてアセアン諸国は中国の軍事的な増強に対して、アメリカを頼りにしていますが、アメリカとしても痛し痒しだろう。
 
日本としては中国の台頭は一つのチャンスであり、対米従属外交でアメリカべったりよりも、中国とも手を組むフリをする必要があるだろう。今までのアメリカ政府からの理不尽な要求に対して日本政府は粛々と従ってきましたが、あまり強硬なことを要求してきたら中国とも裏で手を組みますよと言った脅しも必要だろう。
 
だから私は鳩山政権に期待しましたが、普天間問題は腰砕けになってしまった。もちろん私は在日米軍の価値も認めますが、在日米軍がなくなって困るのは韓国や台湾やアセアン諸国であり、日本はその気になれば中国軍に対抗できるだけの国力はある。しかしそれだけのことが出来る政治家がいない。
 
日本政府部内の動きは、外務省幹部や前原政調会長などのようにアメリカに筒抜けであり、日本の独自外交など無理なのだろう。ウィキリークスなどでそれが明らかになりましたが、国会ではそれが問題にならないから問題だ。中国とも同じ関係であり外務省幹部や政党幹部から内部情報を進んでリークする連中がいる。しかし日本にはスパイ罪がないから彼らを逮捕できない。
 
長期的に見ればアメリカの国力の衰退は明らかであり、中国としては黙っておとなしくしていればアメリカはいずれ東アジアからも撤退していくだろう。アメリカは韓国や台湾も中国に譲り渡すかもしれない。単独ではとても中国には対抗できないからだ。アメリカが東アジアから手を引けば台湾や韓国は日本を頼るしかなくなりますが、韓国は反日教育で高飛車な態度で接してくる。
 
台湾はまだ現実的な対応ですが、日本政府としてはアメリカが台湾や韓国をどうするか高みの見物しているしかない。日本はアメリカによって手足をもがれた状態であり軍隊を持つことを禁止された。自衛隊は警察予備隊であり、国軍ではないから憲兵隊もないから警察の下部組織に過ぎない。
 
アメリカ内部でもこれではまずいと考える人も出てきて、日本の核武装を認める人も出てきた。核ミサイルがなければ日本は中国にも対抗は出来ませんが、その気になればいつでも出来るのでしょうが、それだけの決断が出来る政治家がいない。国会も外務省もスパイの巣窟であり、情報がアメリカや中国に筒抜けだ。
<転載終わり>
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 株式日記が指摘しているように日本にはスパイ罪がありませんので、アメリカや中国、北朝鮮のスパイを罰することができません。アメリカをはじめ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、ロシア、韓国、北朝鮮など、どの国にもスパイ防止法くらいはあります。世界でもスパイ防止法(機密保護法)すら無い国は、日本くらいではないでしょうか。
 私は十代から反共でしたので、中国やロシア(当時はソ連)によるスパイ行為に対して、逮捕はするものの、何の罪にも問えないことに忸怩たる思いを持っていましたが、今思えば日本に対して最もスパイ活動が激しいのは、アメリカだということが判りました。尤も、日本に米軍基地がある限り、米軍と自衛隊は連携して行動しているので、スパイ活動と定義することすらできないということになりますが。
 ただ、日本の場合はスパイ防止法を制定すると、植草一秀さんのような冤罪事件が多くなるとも考えられるので、冤罪の防止という観点からの法整備も、並行して行う必要はあると思います。
 

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「増税などしなくとも絶対によさそうだ」船井幸雄氏

2011-10-09 21:58:03 | 船井幸雄氏

<船井幸雄.comより転載>

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増税などしなくとも絶対によさそうだ

 最近、東日本大震災の復興増税が、日々のメディアをにぎわしています。
 所得税、法人税、たばこ税から消費税増税案まで、いろいろ専門家たちが議論しているようです。
 私自身は日本国民として、まともに汗水流して働き、稼ぎ、個人でも経営している会社でも、納税は国民の義務だと、いままで実にまじめに税金を払ってきました。今後も払っていく所存です。
 とはいえ、国民にとっては税金は少ない方がよいに決まっています。
 大きな国家資産を持ち、優秀な人材(?)が多いはずの政治家や官僚は、自らの才覚でこの資産を活用し、稼いで、その稼ぎを国民に配分、税金をゼロにするか配分金を分け与えるのが、私のような経営のプロから見れば、当然だと思います。やればできるはずです。
 松下幸之助さんも、このようなことを言っていたと思いますが、国民から税金を取り、それで国や自治体を運営するという考え方自体が、絶対におかしいのではと、ここ20-30年、たえず思ってきました。
 では、どうすればよいか……ですが、最近の週刊誌にその答がありそうに思いました。
 とりあえず2冊の最近の週刊誌だけを、とりあげます。
 1冊は10月8日号の『週刊現代』です。この中の「どじょう野田を操る本当の総理、勝栄二郎の正体」(36~43ページ)をまず読んでください。真実がちりばめられている……と思いながら読みました。そこには人事がいかに大事か。国民から取りあげることをのみ考えて経営的視野に立ったことのない財務官僚の体質などが浮きぼりになっています。本当の大事な視点に全く欠けているのが官僚や政治家だと分ります。
 あとの1冊は、10月6日号の『週刊新潮』です。「大増税のその前に一言、言いたいことがある」(22~28ページ)には、具体的な財源の捻出法がいろいろ書かれています。

①722人もいる国会議員を半分にしなさい。(私見では100人で充分でしょう。)
1人当り1億2,000万円くらい経費がかかっているので、半分にし、給与などを減らすと500億円くらいの支出は減るようです。
②宗教法人に法人税、固定資産税などの課税をするだけで、年間で4兆円くらいは税収が見込めるというのです。
③72%も経費が控除されている医師の優遇税制の見直し。 
④学校法人の優遇税制の見直し。
⑤公務員の天下り禁止で、10兆円以上は経費が削減できそうだ……などです。

 これを読みますと、10兆円や20兆円は、増税不要で、たちどころに調達できそうに思えます。
 私の見るところ、日本でまともに働き、税金をまともに払っている中心になっているのは、中小零細企業のオーナー経営者のように思います。
 彼らは、政治家や官僚が決めた多すぎる休日に泣かされながら、自らは日曜日も休まず、夜、睡る時間を減らしてまで働いています。
 そうしないと、経営する会社は成りたちませんし、家族も路頭に迷わせざるをえないからです。休みの多い社員に給料も払えないのです。
 そのような会社を創業し、経営コンサルタントとしてそのような1万社以上と付きあってきましたから、私には実態がよく分るのです。
 彼らの大半は、国の一般会計が約92兆円であるのに、特別会計という官僚の意のままに使える(?)予算が約400兆円もあることなど知りません。ここから10-20兆円はすぐひねり出せます。
 税金の仕組みや、予算の仕組みも、ほとんど知らないのです。
 この辺で、これらのシステムを何とかしなければ、日本の未来は早ければ2-3年後にも国債破綻するでしょう。
 このようなマイナス発想的な文章を発表するのは、私のもっとも大嫌いなことです。
 ただ、もう言わねばならない時のようです。
 できれば、いま出ている週刊誌ですから、前記2冊くらいは日本国民として、ぜひ読み、少しアタマに来てハラを立ててほしいのです。
 きょう、このようなことを書いたのは、10月3日の私の発信文に、中小企業経営者から多くの反応が、ありすぎたからです。
 休日の多さに、彼らは給料を払う側の人間として本当に泣いているのです。
 その彼らが日本の富を現実に創っているのです。
 この辺の根源的なことを、このホームページの読者にぜひ知っておいてほしいのと、政府や国会のかけひきや議論の空しさ、ムダも最近特に目につきすぎますので、一筆したためることにしたのです。日本人として、各自が正気にもどって、今後の対処策をよろしく御検討ください。私は賢明な、日本の大衆に期待しております。
                                           =以上=

<転載終わり>

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 この問題は船井会長が言われるように、特別会計は官僚の財布ですので、ここを整理すれば10兆円は出ると思います。ただ、今は官僚が政治も動かしていますので、特別会計にメスが入ることはあり得ません。官僚制度が解体するまで続きます。

 この記事の中で、船井会長は以下のように言われています。

『この辺で、これらのシステムを何とかしなければ、日本の未来は早ければ2-3年後にも国債破綻するでしょう。』

 つまり2013年か2014年に日本は国債破綻するだろうと予測されています。あと2年で大きな変動が来るように思います。世界情勢はその方向に向かって進んでいるように見えます。

 また、宗教法人には課税すべきだと思います。

 

 ・船井幸雄.com

 


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