日月神示の研究と実践

日月神示を中心に、神道、密教などを研究、実践するブログです。農薬不使用栽培などについても述べたいと思います。

来週から始まる 総選挙 を前にして。   副島隆彦氏

2012-11-27 20:03:01 | 政治・社会

<学問道場より転載>

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来週から始まる 総選挙 を前にして。
 
 

副島隆彦です。 今日は2012年11月27日です。 来週の12月3日(月)から総選挙(2週間)が始まります。

 私は、今の石原慎太郎・橋下徹の「維新の会」と 安倍晋三の自民党の、両方を裏で引いている竹中平蔵(こいつが日本で最大・最高のワル)の仲立ち、肝いりで、選挙の後、大連立政権を作るのだ、と見ている。

そうなると この右翼というよりも極右政権(ファーファー・ライト・ウイング)は、やはり、アメリカの日本あやつり計画の予定表通り、全くそのままに、まず尖閣諸島の領有問題を計画的に起こして、日本を中国との数回の軍事衝突(戦争に突入する手前)させるための 政治体制づくりだとはっきりと考えている。

「日本を中国にぶつけよ」というアメリカの東アジア(極東)での「中国封じ込め」 containing China コンテイニング・チャイナ戦略の一環である。 

だから、安倍晋三の自民党が、他の党よりも1議席でも多く当選すれば、「憲政の常道」で連立政権が出来るだろう。 これには、宗教政党である公明党も、それから、何と、野田佳彦たちの松下政経塾出の、汚れた政治家たち80人ぐらいも 民主党の旗のまま参加する可能性がある。

呆(あき)れ返(かえ)る売国奴どもである。そうなると、どう転んでも彼ら4党で 360議席(480のうち)を取ってしまいます。まさしく憲法改正と戦争への大政翼賛会(たいせいよくさんかい)の道である。
 
 私たちは、小沢一郎と一緒に民主党から、消費税値上げ反対で脱出した「国民の生活が第一」の50人の議員たちを応援して、彼らの当選を強く願わなければ済まない。

しかし、このような 悪辣(あくらつ)な、日本国民の多数の意思を無視した、戦争態勢への政治体制づくりは、アメリカが計画して、石原慎太郎や橋下徹、安倍晋三(自民党内にたったの一人も自分で育てた弟子がいない政治家)を計画通りにあやつって、使嗾(しそう。噛んで含んで)して着々と動かしている。
 
 この日本国の軍事体制化の計画は、それは、やはりヒラリー・クリントンの敷く、「アメリカに残されている力は軍事力だけだ」の凶暴な政策の実行だ。それは、中東アラブのシリアでの、去年からの計画的な「アラブの春」と言う名の、米軍が直接、出撃・進駐しない形での、 その国の民衆の反乱、反政府運動の形を借りた、謀略政治での、外国からのプロの殺し屋集団を数万人投入しての軍事制圧のやり方の、 その 東アジア版である。

ヒラリーとネオコン派は、下に転載する新聞記事の通り、今も、必死で、自分の後の国務長官に、自分の子分のスーザン・ライス(今は米国連大使。高学歴の薄い色の黒人女性)を押し込もうとして、米共和党の議員たちと激しい闘いを米議会でやっている。

凶暴なヒラリーの忠実な、女の子分3人が、「米軍を海外へ投入しないで、安上がりで、政権転覆、軍事制圧できる 民衆反乱を偽装する形の外交戦略」である、「・・・の春」戦略の立案実行者である。 前述したスーザン・ライスの他は、サマンサ・パワー(高学歴のアイリッシュ)、アン・マリー・スローター(同じく黒人女で高学歴の高官)の3人である。
女たちが、表面上だけ、アメリカ・デモクラシーと人権尊重の形を取りながら、諸外国で、残酷な戦争の泥沼状態を引き起こしている。

この背後には、アメリカの軍需産業界からの、「倉庫に山ほど溜まっている兵器の使い先を作ってくれ」という、いつもの動きが当然にある。 ヒラリーと子分3人の恐ろしい女どもの所業だ。この策略のコンベアーに、今の日本もきちんと上手に乗せられてる、ということだ。ヒラリーは、次の2016年の大統領の最有力候補として、早くも名前が上がっている。着々と世界を戦争の嵐の中に巻き込む計画の要素(ファクター)そのものだ。

 この スーザン・ライスたちの米政府内での動きについて、綿密に評論しているのが、私たちのSNSIの研究員の古村治彦(ふるむらはるひこ)君が、この5月に出版した「アメリカ政治の秘密 日本人が知らない世界支配の構造」(PHP研究所、2012年5月刊)である。

この本は国際政治や日米外交を専攻する若手の研究者たちにはすでに読まれて、嫉妬妬みのこもった高い評価を受けている。皆さんも今からでも買って読んでください。
 
シリアのバシャル・アサド大統領(歯科医上がりの、気のいい、前の独裁者の大統領の次男坊。奥さんもいい人だ ) は自国で死ぬことに決めたようだし、家族はヨーロッパに逃がすだろうが、このようにして「アラブの春」などという軍事共謀路線でシリアは体制転覆される。アメリカが次に狙っているのはトルコとイランである。

 この「アラブの春」という 謀略政治の手法の 日本版が、今、日本で実行されている石原、橋下、安倍の3人を使った、「日本を中国と戦争させよ。そのための政治体制を作らせよ」の 属国・日本への 苛酷な統制、支配の 実行である。

私たちは、身構えて、この世界規模での大きな企(たくら)み、企(くわだ)てを自覚して、はっきりと見ぬいて、そして、自分たちにできる限りの努力をして、そして、「中国と戦争をさせられる道への反対」と「アジア人どうし戦わず」の 正義の旗を立てて、理解し合い、協力できる人々との「何が何でも戦争反対」への国民団結の道を作って行かなければいけないと、思います。

騙されてたまるか、の 私たち日本人の土性骨(どしょっぽね)の見せどころだ。

 今度の選挙では、480の議席のうち、野田たち民主党は120まで激減するだろう。自民党が130ぐらい、維新が100人ぐらい、公明党が20,みんなの党が10ぐらいだ。これを 合計すると何と380になる。憲法改正(石原慎太郎が生涯の悲願にしていそうなコトバだ)に必要な360を超える。 あーあ。あーあーあー、だ。

 それ以外の「戦争への道反対」の小沢一郎たちは、全部で120議席しかとれない冷酷に計算して、こうなる。

 選挙とは金(カネ)である。トルーマン大統領が言ったように、 “All politics are rocal.”「オール・ポリティックス・アー・ローカル」 で、すべての政治は、政治家たちの地元のどろどろの選挙地盤の話になる、のだ。 

 だから、民主党で、野田の言うことをきいて、「オール霞が関」の各省の官僚どもにヘイコラして、自分の選挙区に、いろいろな「合法的な形をした、公共事業や 福祉事業」のカネを、選挙の前に、土建屋(建設会社)やすべての商工業者たちに、下ろす、渡す、配る、ことで、選挙の票の動きが作られるのだ。

 この泥くさいまでの、本当の政治のことを知らないで、「健全で、健康的で、政治で汚れていない私たち」 などという 脳タリンたちが、自分勝手な、正しいことを言ったって、そんなものは、貧乏人の床屋談義だ。 

 確かに、都市庶民で、無党派層の、ただのサラリーマンのような家族には、組織選挙の汚れた誘惑は無いから、そのような国民の票と支持に、小沢一郎と子分たちは期待し、希望の火をつなぐしかない。 それでも 政治と選挙はカネだ。カネの合法的な配り方。

 だから私は、小沢一郎と鳩山由紀夫を裏切って、民主党に残って、野田たちアメリカの手先どもの、恫喝(どうかつ)と脅迫(きょうはく)に屈して、「選挙に落ちたくなかったら、(小沢から離れて)こっちに来い」と誘惑されて、それで、大臣や、副大臣にしてもらった約100人の民主党の若い政治家(現職の議員)たちのことを、思う。

 私は、この ような苦渋の果ての変身をとげてでも、アメリカと官僚どもに屈してでも、政治家(国会議員)として、まず自分が生き残ることが、何よりも大事と考えて、「恐ろしいものには巻かれろ」で苦しい選択をした 政治家たちの 気持ちも分かる。だから、この人たちにも、頑張ってもらいたい。 これが政治だ。現実の国民政治だ。

私たちが今、知るべき、学ぶべきは、このことです。  副島隆彦拝


(転載貼り付け始め)

●「ポスト・クリントン 難航必至 「ライス長官なら阻止」」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012112602000097.html
東京新聞 2012年11月26日

 クリントン米国務長官の後任人事をめぐり、オバマ大統領と野党共和党の攻防が激しくなっている。大統領の意中の候補として有力視される スーザン・ライス国連大使(48)の起用には共和党が反発。大統領がライス氏を指名すれば、上院の承認は難航必至だ。

 「ライス氏に国務長官の資格はない。私の権限をすべて使って就任を阻止する」。共和党のマケイン上院議員は先のテレビ出演で徹底抗戦 を宣言した。

 六日の上院議員選で与党民主党は多数派を維持したが、共和党の議事進行妨害を阻止できる六十議席には届かなかった。オバマ政権二期目 の閣僚は上院共和党からも承認されなければ就任できない。

 共和党のライス氏批判は、リビア米領事館襲撃事件の対応が理由だ。ライス氏は当初、事件が「反米デモから自然発生した」と説明した。 実際にはテロだったことが後に判明しており、ライス氏の誤認で米政府の初動が遅れたというわけだ。

 一方、オバマ大統領はライス氏に絶大な信頼を寄せる。再選後初の記者会見では共和党のライス氏批判を強い調子で非難。同氏の能力を高 く評価した上で「国務省にとって最良の人物なら長官に指名する」と述べた。

 ただ、共和党を敵に回して長官人事が宙に浮けば、米外交が機能不全に陥りかねない。このため、上院の承認が得やすい長官候補として民 主党のケリー上院外交委員長の名前も挙がっている。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

<転載終わり>

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  いよいよ来週から選挙戦が始まりますが、このままいくと自民と維新が大きく躍進するように思います。そして、自民と公明、維新、みんなが大連立するということも考えられると思います。大連立になれば、どんな法案でも大政翼賛的にドンドン可決されるはずです。 

 今の日本国民からすれば、中国と戦争するなんてあり得ないと誰もが思っていると思いますが、大東亜戦争の時でもアメリカと戦争するとは誰も考えていなかったといわれています。ところがアメリカと戦争する流れになってしまい、結果的に日本では310万人もの尊い命が失われました。

 アメリカのエージェントとして大きな役割を果たしているのが竹中氏だと副島氏は言っています。竹中氏はそれほど大物には見えませんが、副島氏が言われるには大きな力を持っているそうです。アメリカからの信頼が厚いということのようです。

 間違っても日中が戦争にならないよう私たち市民も警戒する必要があると思います。

 

 

・学問道場


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「玉響」には“魂の響き”という意味もある  中矢伸一氏

2012-11-26 07:18:59 | 日月神示の実践

<今週のコラムより転載>

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「玉響」には“魂の響き”という意味もある

前から考えていたことですが、来年2013年は、一年かけて全国の主要都市を講演でまわろうと思っています。

いつもイベント事は東京で開催することがほとんどで、地方からはなかなか出て来れないという声も多く頂きます。

そこで、私の方から出て行き、九州(もしかすると沖縄?)から北海道までまわることにしました。

(ただしこの講演会は『玉響』会員限定ですので、一般対象ではありません。)

 

今年は天変地異にしろ、社会経済的な変動にしろ、とくに大きな出来事はなく終わりそうですが(実際には、あちこちで変動は起きています)、さすがに来年は、いろいろな動きが表面化しそうです。

金融経済はいよいよ行き詰まり、資本主義システムの崩壊は誰の目にもわかるようになるのではないかと思います。

これまでのやり方では立ち行かなくなる。前例のないことが次々と起こる。

知識も経験も役に立たない。情報を集めたり、誰かに聞いている暇もない。

自分の直観を頼りに、次々と判断を下さなければならなくなる。

そんな事態が起きてくるような気もします。

 

ただ私は、そんな中でも、どこかに希望を見出して行けるものと確信しています。

夜明けの前が、一番暗くなるものです。

日月神示にも、

「夜明け近うなったぞ。夜明けたら何もかもはっきりするぞ。夜明け前は闇より暗いぞ、慌てるでないぞ」(『松の巻』第7帖)

とあります。

夜明け前の闇夜を照らす一条の光。

『玉響』がそんな光の一つになればいいと思いますし、私が全国を講演でまわるのも、先の見えない動乱の時代、暗闇を光で灯し、進むべき方向を照らしたい、という気持ちも込めています。

 

話は変わりますが、先週もご紹介した私のインタビュークリップの中でもお話ししていますが、私は高校3年の夏(1979年)に、交換留学生としてアメリカに渡りました。

本当は一年間のプログラムが終了したら日本に戻ってきて、高校3年の2学期からやり直して、大学に進学する予定でしたが、結局戻らずにそのまま向こうの高校を卒業した後、カレッジに行ってしまいましたので、私の日本での学歴は「高校中退」なのです。

留学といったって、フツーのコミュニティ・カレッジですから、こんな学歴では何もツブシはききません。

だから、日本に帰ってきたばかりの20代の頃は、けっこう苦労しました。

(その20代の苦労も、今思うとちゃんと意味があったのですが。)

 

ところが、1991年、ちょうど30歳になる年、『日月神示』を刊行してからは、突如として自分の道が拓けました。

以来、あれよあれよという間に著作が増え、気がついたら何十冊にもなっていました。

普通でしたらとてもご縁を持つことは難しいような著名な方や、社会的に有力な方とも、お会いする機会があったり、親しくお付き合いしたりするようにもなりました。

それなりに大変な時期もありましたが、著書や月刊誌を通じて全国津々浦々に共鳴者や賛同者が増え、たくさんの方々と触れ合うことができました。

本当に、人生というものはわからないものです。

 

ただ私は、その人が有名人だからとか、権力や財力があるからという理由だけでは、会うことはありません。

偉そうな言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、正直、私はあまり社交的なタイプではなく、どちらかというと人間嫌いの一面があるので、あまり積極的に人に会うことは好きではないんです。

それでも、人と会うことが楽しいこともありますし、有意義に感じることもあります。

どういう人と会うかは、基本的には、波長が合うか合わないか、で判断します。

いわば、魂の響き合いがあるかないか、です。

「魂(玉)響」ですね。

自分でも気づかないうちに、潜在的にそれが起きていることもあります。

最近はこの「魂響」が起きることが多くなってきて、とくにこちらが捜し求めているわけでもないのに、「本物」と言える人や製品とのご縁があります。

 

今の時代、世の中に「本物」と呼べる人やモノって、そんなにあるわけではありません。

めったにない、と表現した方がいいと思います。

でも、殊更に探したわけでもないのに、こうしてご縁がヒョイヒョイとつながっていくというのは、何か背後で(霊的に)仕組まれているように思えてなりません。

そのぐらい不思議です。

というわけで、『玉響』は来春ぐらいまでは、対談相手も掲載内容も決まっていますし、それに合わせてイベントを企画したりもしています。

 

全国講演ツアーの第一弾は、九州・福岡で、1月を予定しています。

詳細は、『玉響』12月号の折り込みで正式にアナウンスします。

福岡の後、予定しているのは、神戸、大阪、名古屋、仙台、札幌などです。

上の各候補地でお手伝いくださる地元ボランティアが確定したところから、具体的な調整に入りたいと考えています。

世の中の動きによっては途中で中断を余儀なくされるかもしれませんが、できる限りまわり、できるだけ多くの会員さんとお会いし、「魂響」を分かち合いたいと思っています。

 
<転載終わり>
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 最近の月刊『玉響』は特に読み応えがあると、多くの会員さんが言っています。浜野夏企さんや服部先生からは放射能の真実を知ることが出来ましたし、鶴見先生は肉食は発がん性があるとはっきり言われています。先生の目からウロコの解説は超一級だと思います。何より実際に患者さんに長年接して来られた経験から出ている内容ですので、信頼できます。高橋よしのりさんは前世から霊界や宇宙の実存について分り易く解説してくださいますし、清水さんは技術者というものの在り方と心意気、そして合気の本質についてのお話しは有意義です。
 
 加納社長からは様々な事例を解説していただき、地球(テラ)サイエンスの本質を学ぶことができます。また、先月号で黒川柚月さんの、「日月神示」を降ろしたのは赤城龍神だったという記事を読み、びっくり仰天しました。ひふみ農園赤城が赤城山ろくにある意味も少し解ったように思いました。更に、In Deepのオカさんは地球と宇宙の不思議を解説してくださるので、自然界の変化について納得することができます。小橋先生は食と陰陽の関係を分り易く教えてくださいますし、山口さんは都市伝説やフリーメーソンなどについての極秘情報が面白いです。為谷さんは真実を簡潔に解説してくださるので、分り易いです。我が家でも早速ハイドロプラスとアニマル酵母を愛用していて、すぐに効果が出ました!これはまたの機会にご紹介します。すごいですよ。T-ヴィータを初めて飲んだ時と同じくらいの驚きがあります。
 
 日向先生からはπについての裏話的なことを教えていただき、農業に活かすことができました。こちらも別の機会にお話ししたいと思います。酸化しない世界というものが身近にあったとは驚きました。また、今月号の瀬戸駿介さんの中国人に対する付き合い方は、私も日本語教師をしていたことがあるので、確かにそうだな、と思うことがありました。中国人と日本人との違いや同じ部分も思い当たります。ただ一般的には驚く内容だと思います。そして猿田さんのホルミシスのクリームは丁度欲しかったものだったので、すぐに注文しました。六城ラヂウムさんには無かったので、よくあったな、と嬉しくなりました。それとSUGIZOさんが登場したことは特に驚きました。また、SUGIZOさんの言われることがあまりに真実なので、人は見た目で判断してはいけないなと思いました。
 
 まだまだ貴重な記事はたくさんあります。『玉響』は各々の記事が簡潔にまとめられているのでとても読み易いです。長文ですとポイントが絞りにくいので、やや面倒になります。『玉響』は平易な文のため、とても読み易いのです。また、一つの記事が3ページから5ページくらいの分量ですので、電車の中やちょっと時間の空いた時にでも手に取ることができるので、すぐに読んでしまいます。短いのがいいですね。
 
 以前船井会長が毎月『「ザ・フナイ』と『玉響』だけ読んでいればいいと言われていましたが、それで十分だと今は思います。ヘンに難しい表現が多い文章は最近は合わなくなってきました。『玉響』の執筆陣のように簡潔で平易で短い文章が一番ですね。 
 
 それにしても、次から次へとよくも面白い方が登場するなと驚いています。中矢代表のお人柄もあるのでしょうが、『玉響』には大きな意味があるのではないかと感じます。しかも神示からヴィジュアル系まで幅広いのもいいですね。混沌とした世の中にある一つの灯台のようにも思えます。清水さんの言葉を借りれば、羅針盤とも言えます。また、日月神示は比喩で表現されていることが多いですので、『玉響』がそれを具体的に解説してくれているようにも思えます。世の中に本物は滅多にありませんし、多くの人々が知ることは少ないです。此処でそれに出会えるのは幸運なことだと感謝して読んでいます。
 
 来年からは中矢代表が福岡を皮切りに全国講演ツアーを開催されるそうです。これは東京以外にお住まいの方には朗報ですね!全国のボランティアさんを募集しているそうですので、『玉響』購読者(=日本弥栄の会会員)さんはふるって応募してみてはいかがでしょうか。私も遠方ボランティアとして1月の福岡講演会にはお手伝いさせていただきたいと思います。当日会場におりますので、休憩時間などにひふみ農園やひふみ農法などについてご質問のある方は、どうぞお気軽にご質問ください。ひふみ農法の簡単マニュアル(1ページ)もお配りしたいと思います。また、懇親会では楽しくやりましょう。6月3日の福島の田植えに、飛行機と新幹線を乗りついで来てくださった福岡のAさん、1月の福岡講演会でお会いしましょうね(笑)。神戸、大阪、名古屋、仙台、札幌にも同行させていただきますので、よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 

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<新党>「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」結成  毎日新聞

2012-11-25 04:57:09 | 政治・社会

<毎日新聞より転載>

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<新党>「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」結成

 

 減税日本の河村たかし代表(名古屋市長)と、「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」の結成を19日に発表したばかりの亀井静香前国民新党代表、山田正彦元農相が22日、東京都内で記者会見し、両党が合流して新党「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称・脱原発)を結成すると発表した。河村、山田両氏が共同代表、亀井氏が幹事長に就任する。

 減税はいったん旧太陽の党と合流する方向になったが、太陽が日本維新の会に合流して白紙となり、維新との合流も模索したが断念に追い込まれた。河村氏は会見で「分かりやすいスローガンを持った政党に、身を捨ててやっていく」と衆院選に臨む意気込みを強調。亀井氏も「理念、政策で一致するものが結束して選挙戦を戦っていく」と語った。

 脱原発は、基本政策として消費増税の凍結▽景気・経済の回復▽環太平洋パートナーシップ協定(TPP)不参加▽沖縄の米軍基地問題の解決--などを掲げた。【中島和哉】

<転載終わり>

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   先日結成したばかりの「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」は政策がそのまま党名になってますので、とても判りやすいです。ちょっと長い名前ですが。

 この党に減税日本が合流して、河村たかし氏と山田正彦氏が共同代表、亀井静香氏が幹事長に決まったそうです。減税日本が太陽の党と共闘すると聞いた時にはがっかりしましたが、「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」と合流したことは結果的にはよかったと思います。この党が今のところ最もまともな政策を掲げていると思います。ただ小さな党なのでどれだけ政策を実現できるかは疑問符が残ります。

*12月1日の日本弥栄の会主催の講演会には相当多くの会員さんが集まるそうです。今回は月刊『玉響』で執筆されている方々が講演されるという豪華な企画です。2012年を締めくくるにふさわしい講演会になると期待しています。朝から晩までの長丁場で、その後懇親会がありますので、超ロングバージョンです。二次会もあるので、体力に自信の無い人は二次会には参加しないでください。翌日の2日の秩父神社巡りに行けなくなりますので(笑)。今年最後の大きなイベントですので、楽しみましょう。懇親会は忘年会になりますので、皆で楽しくやりましょう。 

  

・Yahooニュース


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安倍自民党総裁の大胆な金融緩和策:景気回復を求める国民への甘い罠と知れ

2012-11-24 21:41:31 | 政治・社会

<新ベンチャー革命より転載>

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安倍自民党総裁の大胆な金融緩和策:景気回復を求める国民への甘い罠と知れ

 
1.安倍氏の金融緩和策吹聴:アル中患者にサケを勧めるに近い禁じ手の甘い罠
 
 12.16総選挙に向けて、自民安倍総裁は、誰かの入れ知恵なのか、大胆な金融緩和策を唱え始めました。昔の自民党流そのもので、政府に建設国債を大量発行させ、金融市場を経ず、日銀に直接買い取らせるというものです。自民と癒着する全国のゼネコンが泣いて喜びそうな話ですが、よく考えてみると、2009年の政権交代劇は、ハコモノ至上主義の自民政治に国民はホトホト嫌気がさしたからのはずです。われら国民は2009年政権交代時代を再度、思い出すべきです。
 
 国の対国民への債務残高が1000兆円規模になっているのも、戦後自民政治の長年のハコモノ公共事業の無駄使いにあります、たとえば、本四架橋を3ルートもつくったのは、その典型です。
 
 ハコモノ至上主義による景気対策の欠点、それは、ハコモノをつくっているときは一時的に、景気が上向くのですが、ハコモノをつくり終わると元の木阿弥に戻る点です。その意味で、これは、一種のカンフル注射でしかありません。国民がこれに気付いたからこそ、ハコモノ自民政治に終止符を打ったはずです。
 
 一方、米国サイドからみれば、日本が国内でハコモノ至上主義の内需拡大をやって、国富を浪費して長期的に国力を落とすことは、本音で大歓迎なのです。なぜなら、米国覇権主義者の本音では、経済大国日本は単に、米国にとって脅威の対象でしかないからです。
 
2.日本の景気回復には国策ベンチャー・キャピタル投資の方が有効
 
 日本政府が国民の望む景気対策を本気でやるならば、ハコモノ公共事業ではなく、ハイテク・ベンチャー投資事業とすべきでしょう。
 
 そのことに早くから気付いていた経産省は1985年、基盤技術研究促進センターという国策ベンチャー・キャピタルをつくって、ハイテク・ベンチャー投資を支援していました。ところが、隷米の極致・小泉政権が誕生し、2003年にまんまと潰されました(注1)。おそらく、当時の米国ブッシュ政権にいた米国技術覇権主義者・ロン・ラムズフェルドなど米戦争屋の圧力によると推察されます。なぜなら、2000年代初頭のネットバブル期、日本がハイテクで米国を凌駕する可能性があったからです。米国技術覇権主義者は、日本がハイテクで米国を凌駕することを米国の国益の観点から、絶対に許さないのです。
 
 なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログのNo.576の注記をご覧ください。
 
3.亡国の安倍自民を応援する米国寡頭勢力
 
 何者かが、安倍自民に指図して、上記、建設国債の日銀引き受け案を唱えさせ、同時に、金融市場を操作、円安株高を出現させています。この操作によって国民がだまされて安倍自民を支持する効果を狙っています、つまり、12.16総選挙にて安倍自民を勝たせれば、日本の景気が上向くかのようなプロパガンダ(極めて巧妙なプロパガンダ)が行われています。おそらく、背後に、日本を私物化する米戦争屋ジャパンハンドラーを含む米国寡頭勢力が控えているとみなせます。
 
 ところが、日銀白川総裁は、安倍氏の打ち上げ花火(大胆な金融緩和による景気対策案)に否定的です(注2)。ちなみに、白川氏はアンチ米戦争屋の筆頭・小沢氏の政治工作によって日銀総裁となっています。
 
 さて、本ブログでは、日銀は欧州寡頭勢力に一定程度、闇支配されているのではないかと、すでに指摘しています(注3)。
 
 この分析結果から、安倍自民総裁vs白川日銀総裁のバトルのウラには米国寡頭勢力と欧州寡頭勢力の対立が垣間見えます。
 
4.次期総選挙で民自公プラス維新の大政翼賛会を成立させたら日本は貧乏二流国家に転落する
 
 対日支配を強化したい米戦争屋が、民自公プラス維新の大政翼賛会体制を実現させ、日本を完全支配しようとしていることは本ブログ前号(注4)にて指摘しています。
 
 上記、安倍自民は、すでに米戦争屋に牛耳られて、国民を飛びつかせる甘い罠(大胆な金融緩和案)を仕掛けさせられています。
 
 われら国民は、この甘い罠に気付きましょう。これに引っ掛かって、安倍自民を大勝させると、日本は間違いなく、米国寡頭勢力からとことん搾取される植民地国家に成り下がり、ハイテク経済大国から、貧乏二流国家に大転落するのは間違いありません。
 
 中韓台など周辺アジア国家も、日本の転落は大歓迎です、彼らにとって目の上のタンコブであったライバル日本が脱落してくれるわけですから・・・。
 
 米戦争屋のポチに成り下がった石原氏の暴走で日中対立に火が付き、グローバル日本企業は今、中国市場で大逆境に叩き込まれています。この状況は決して一過性ではありません、用意周到に仕組まれた米国寡頭勢力(米戦争屋含む)による対日孤立化謀略の一環です。なお、ネット国民の多くはこの謀略にすでに気付いています。
 
 野田総理や安倍氏や石原氏を筆頭に、米戦争屋の言いなりになっている政官財の悪徳ペンタゴン日本人勢力によって、日本は米国の植民地国家に向かって一直線です。
 
 われら国民は、亡国の民自公プラス維新の大政翼賛会体制を決して実現させてはなりません。
 
<転載終わり>
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 新ベンチャー革命さんが言われているように、安倍自民党総裁を推しているのはアメリカ系で、白川日銀総裁や小沢一郎氏の背後には欧州系のメーソンがいるという見方は一理あると思います。どっちもイシヤですが。
 
 日月神示には以下のようにあります。平面選挙の欠陥を指摘しています。
 
『多数決が悪多数決となるわけが何故にわからんのぢゃ。投票で代表を出すとほとんどが悪人か狂人であるぞ。世界が狂い、悪となり、人民も同様となっているから、その人民の多くが選べば選ぶほど、ますます混乱してくるのであるぞ。
 それより他に人民の得心出来る道はないと申しているが、道はいくらでもあるぞ。人民の申しているのは平面の道、平面のみでは乱れるばかり、立体に綾なせば弥栄えて真実の道がわかるのぢゃ。ぢゃと申して独裁ではならん。結果からみれば神裁ぢゃ。神裁とは神人交流によることぞ。』(『完訳 日月神示』 「月光の巻」第七帖)
 
 神人交流により立体政治を行なえば、弥栄えて真実の道がわかるとあります。それをどう具体的に展開するのかが解りません。いずれにしても、ほど遠いのが現実です。
 
 
 
 
 

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今日からストップ!脳を老けさせるNG習慣  Yahooニュース

2012-11-22 05:07:31 | 日常

<Yahooニュースより>

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今日からストップ!脳を老けさせるNG習慣

 年齢を重ねるとともに、物忘れが多くなったり、アイデアが浮かばなかったりと、“もしかしてこれって年のせい?”と心配になったことはありませんか?

 もしかしたら、それは、脳を老けさせる習慣のせいかも!

 医師で「脳の学校」代表取締役の加藤俊徳さんによると、生活習慣や、ものの考え方ひとつで脳のストレスが増えてしまい、成長が妨げられるそう。

 そこで、加藤さんに、「脳を老けさせるNG習慣」について教えてもらいました。

1■21時以降に食事をとる

21時以降は脳や体がお休みモードに入っていく時間。食べることによっても脳は働くので、この時間の食事は、休むはずの脳に負担を強いることになってしまう。

2■人の悪口を言う

人の悪口など、否定的な言葉を使ったとき、一番に聞こえるのは、自分の耳。「ネガティブワードは、脳を鈍化させます。脳をいつまでも成長させたいなら、ネガティブな言動はできるだけ避けましょう」

3■会社と家の往復のみ

毎日決まりきったマンネリな生活では、脳が“慣れ”てしまい、働きが鈍化する。たまに通勤ルートを変えたり、寄り道したりするなど、日常生活に変化を与えるだけでリフレッシュできる。

4■太りすぎる!

「肥満などの生活習慣病は、脳細胞が傷つく原因になります。食生活に気をつけたりコンスタントに運動をしたりして、脳の成長を妨げないように気を付けましょう」

5■運動不足!

日中、体を動かさないと、夜もいい睡眠が取れず、脳も休まらない。また、運動不足だと、運動を司る脳領域が活性化しないので、意識して体を動かそう。

6■10cm以上の高さのハイヒールを履く

足首を立てて履くハイヒールは、足のほか肩や腰にもこりや痛み生む。痛みを感じるのは脳の思考系の領域。痛みが大きくなると、その分、判断力や思考力などが低下してしまう。

7■焦る・慌てる・急ぐ

ゆっくり物事と向き合って考え、行動すると神経細胞の枝が伸び、各脳領域が連動して働くので、思慮の深さが育まれる。急ぎすぎていると感じたらペースダウンを。

8■イライラする

「いら立ちの原因はいろいろありますが、そのひとつが脳の同じ部位を酷使すること。脳内の血流が悪くなり、疲れから怒りっぽくなる場合があります」そんなときこそ深呼吸で気分転換を。

9■ケータイ・スマホを手放せない

毎日の予定も、友人の電話番号も書いたり覚えたりせず、ケータイやスマホに頼り続けると次第に脳を使わなくなり、老化が進む。アナログな習慣も取り入れて。

10■人の目を気にしすぎる

自分が心地よいこと、楽しいことを積極的に行うことで脳は成長していく。人の目を気にして、行動を制限すると脳は成長しにくくなるので「自分思考」を大切にしよう。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 加藤さんは、「脳の神経細胞の数は、生まれたときが一番多く、年齢とともに減少しますが、脳細胞は、新しい刺激によって、年齢に関わらずどんどん発達します。そして、脳のネットワークが強化されると、脳は成長できるのです」といいます。

 今回紹介したNG習慣のほかに、日経WOMAN12月号「心と体のアンチエイジング」特集では、「脳を“老けさせない”習慣」も掲載中。

 もっと詳しく知りたい方は日経WOMAN12月号の「心と体のアンチエイジング」でどうぞ!

 
 
 
<転載終わり>
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 脳を老けさせないためには、上記のことをしないようにすることがいいようです。まあそうだろうなと納得できるようにも思えます。毎日それなりに楽しく過ごせれば、脳は若く保つことができるように思います。そして脳という肉体だけでなく、魂も若いままだと思います。
 
 今年も残すとこ一ヶ月余りですが、どんな年だったでしょうか?楽しく日々を過ごせたでしょうか。来年は経済が更に厳しくなって来るようですので、脳も忙しくなると思います。ただ、ネガティブなことはあまり言わない方が毎日楽しく生きることができると思います。
 
 いつも思うのは、外的には、今の生活は源頼朝や徳川家康よりもずっといい生活をしてるな、ということです。毎日ご飯と味噌汁、漬物、煮物などを食べることができますし、たまに回転寿司に行けば、カニや海老、イカなどが1,000円でたらふく食べることができます。和食だけでなく、フレンチ、中華、イタリアンなど世界中の料理を楽しむことができますし、朝はお茶を飲み、昼はコーヒーを、そして夜はビールにワイン、日本酒、梅酒、カクテルなどなんでも安く飲めます。新幹線を使えば東京から新大阪まで2時間半で行けますし、飛行機なら東京から札幌まで1時間半です。毎日お風呂にも入れますし、ぬるくなったらボタン一つですぐに適温になります。寒ければエアコンですぐに温かくなりますし、タイマーをかけておけば朝起きる時に適温になってます。洗濯も炊飯もボタン一つですし、掃除も吸って、ゴミをポイするだけです。コンビニに行けば夜中でも早朝でもおにぎりが安く売ってますし、ファミレスも夜中でもやってます。最近は夜でも営業しているスーパーもあります。新幹線の中でもスマホやPCでインターネットにも接続できますし、動画も快適に見られます。家からネットで食品や本を注文すれば、2、3日後には届けてくれます。こんなに便利な生活は家康でもできなかったはずです。そう思うと、毎日将軍や王様以上の生活をしてるようだといつも思います(笑)。便利過ぎて、心が付いて行けてない気もしますが、まあ毎日快適に生活させてもらい感謝です。ただ、このような便利な生活よりも、農業をやっている方が楽しいのも事実です。野菜と共に生きることが、これほど感動を呼ぶとは思ってもいませんでした。地味に楽しいとはこのことかも知れません。
 
 このようないい生活がいつまで続くかは分りませんが、日々感謝して生きています。
 
 
 
 

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日本全体が戦後の「焼け野原」の時期に逆戻りしている  塚澤健二氏

2012-11-21 06:56:23 | 政治・社会

<塚澤健二氏ブログより転載>

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昨日、『先日も関電が赤字となり、『61年振りの無配転落』を発表しましたが、パナソニックも1950年5月期以来、63年振りに無配転落に陥ったことで、関電の無配が原子力問題だけからくるものではないことが証明されました。

2つの大企業の約60年振りの無配転落は、日本の大企業、いや日本全体が戦後の『焼け野原』の時期に逆戻りしていることを示しています。

 

拙書『そして大恐慌が仕組まれる』でも、1950年~64年の『創業サイクル』が2010年から始まっている(P27)と指摘しましたが、まさにそれを象徴する事象と言えるのではないでしょうか?

 

これからもこのような大企業が増えてくることは間違いなく、創業時代のソニー、ホンダのような将来の大企業となるベンチャー企業が勃興してくることが待たれます。』と指摘しました。

 

本日も日本全体が戦後の『焼け野原』の時期に逆戻りしていることを示す記事が報道されています。

それは『「軽」のシェア今年最高に~34%~35%』です。

『乗用車の新車販売に占める軽自動車のシェアが2012年に過去25年で最高を更新する見通しだ。1~10月の販売台数は約135万台で全体の34%。燃費性能など優れた新型車の投入に9月までのエコカー補助金が重なり、前年比1.7ポイント上昇した。12年通年でも34~35%のシェアを維持しそう。』

 

記事では燃費向上や補助金が軽自動車の販売を押し上げたと分析していますが、本当の理由は、高級車が買えなくなっただけではないでしょうか?「軽」のシェアが50%を超える日もそう遠くはないのではないでしょう?

 

12/10/02『「発展途上国化」する日本』のT-Modelコラムで指摘しましたが、世の中は益々戦後の『焼け野原』の時期に逆戻りしてきています。ただ、こんな状況に直面しても変わらないのは『日本は先進国』「大企業だから大丈夫」という人々の意識です。近い将来、『日本は先進国』との意識を否が応でも変えさせられる「こんなはずではなかった」と思う出来事が近づいていることに早く気づかなければなりません。その意味でも、長文ですがもう一度、このT-Modelコラムを掲載したいと思います。

 

『日本自動車販売協会連合会が10月1日発表した9月国内新車販売台数(軽自動車を除く)は、前年比-8.8%減の28万8478台となり、13か月ぶりに前年同月の水準を下回ると同時に、9月としては35年振りの30万台割れとなっている。一方、全国軽自動車協会連合会が1日発表した軽自動車の販売台数は+6.6%増の15万8208台で、特に「NBOX」が好調なホンダは前年同月比2.2倍の2万7173台。

 

エコカー補助金が9月21日に終了し、「需要の先食い」による反動減が発生し始めたことが原因とみられているが、軽自動車比率が35%を超えている現状は、日本人が高級車よりも軽自動車へ、軽自動車よりもバイクへ、バイクよりも自転車へ、と価格の安い移動手段しか買えなくなり、「発展途上国」へ逆戻りしていることを示している。

 

11/09/26『トヨタ初の軽進出と「発展途上国化」する日本』のT-Modelコラムにおいて、

『日米両市場で新車販売が低迷する中、トヨタが26日から初の軽自動車販売に踏み切る。

 

ワゴン型の「ピクシス スペース」で価格は112万円から。子会社のダイハツが「ムーヴコンテ」をベースに供給する。トヨタは「軽しか売れない地域がある。まずはこうした顧客を取り込みたい」としているが、軽といえば子会社ダイハツの主力車種。デフレ不況が長期化する中で、若者らのクルマ離れ、中高年の普通車から軽へのシフトがどんどん進んでいるのが背景。新車販売に占める軽の比率は、01年に31%→11年(1~8月累計)37%にまで上昇。ホンダも国内販売台数の軽の割合を現在25%(11年)から5年以内に40%にまで高める目標を掲げている。

 

とうとうここまで来たかとの印象を受ける今回のニュース。一つは、トヨタでさえも軽に進出しなければやっていけないところまで追い込まれたのか?ということ。もう一つは、日本がどんどん戦後の焼け野原の世界に逆戻りしていること。

 

09年1月30日『発展途上国化日本と電動自転車』のT-Modelコラムにおいて、

『08年電動アシスト自転車が原付バイク抜く。電動自転車人気の火をつけ役はガソリン価格高騰。価格10万円、電池充電時間の大幅短縮など性能も向上も後押し。逆に、原付バイクは駐車場コストに新排ガス規制導入でNOxなど排出規制対策で2万~3万円値上げ。廉価モデルで13万~14万円と電動自転車との価格差拡大。都市部の「生活の足」主役交代を促進。

 

だが、本当の理由は「発展途上国化」日本。07年9月全国自動車保有台数が7968万2171台ピークに戦後初の減少も自転車→バイク→自動車→高級車の成長モデル逆回転の現象。産業構造の転換迫る先進国日本の終焉?』と指摘。このニュースはまさに「発展途上国化」する日本の象徴的なニュース。

 

トヨタの株価は07年2月8350円の上場来高値から直近では11年初来安値2570円まで7割近く下落。同期間のTOPIX下落率6割弱を上回るのは円高だけが原因だろうか?トヨタが下した今回の決断は産業構造の転換を示す象徴であり、今後、あらゆる分野の企業が同様の状況に追い込まれることを示唆する。それは産業構造だけにとどまらず社会構造まで波及することで、時代は急速に戦後の世界への巻き戻しが起こっている。』と指摘した。

 

まさに日本の基幹産業だった電機、自動車が衰退産業へと進んでいることを示しているが、T-Modelが独自に算出している日本の「経済体温」も現在、70年以降、過去最低だった74年11月69度を更新して56度まで冷え切っている。今回の「35年振り30万台割れ」報道はそれを証明する象徴的なニュースと言えるだろう。

 

日本の生活水準は35年前、つまり2度のオイル・ショックで苦しんでいた1970年代に逆戻りしているわけだが、このまま放っておけば経済体温が示すように1960年はおろか、戦後の焼け野原の世の中に逆戻りし続けることは間違いない。未来に進むどころか過去へ、過去へと引きずり戻されているのが日本の現状である。

これを誰が、いつ止められるのだろうか?それにはこの「仕組まれた」現実を国民一人一人が早く気付くと同時に、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』のメッセージだった『今にない未来は自分で創る』『変化を楽しめる人間こそが未来を作る』という意識を共有しなければいけない。誰かが止めてくれると頼るのではなく、各々が自分達が止めるという強い意志を持たなければ日本には本当の未来は来ないのではないだろうか?』

<転載終わり>

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  塚澤氏は日本の産業構造だけでなく社会構造も大きく変化してきていると言われています。そして戦後の焼け野原の世の中に戻っているとショッキングな指摘をされています。今年の1月に「そして大恐慌が仕組まれる」を読みましたが、まさに塚澤氏の指摘通りの動きになって来ています。

 普通は不景気だからこんなもんだろうと思うに違いありません。確かに、今のままで止まってくれればたいして問題にはなりませんが、戦後の焼け野原の社会に逆戻りしている最中ということだと話しは違ってきます。

 塚澤氏はトヨタの株の70%下落や、電動自転車がバイクの販売台数を抜いたことだけで戦後の焼け野原に戻っていると言われているわけではありません。塚澤氏が開発したT-Modelという経済分析方法を使って現状を分析すると、戦後の焼け野原の世の中に向かっているという結果が出たということになります。

  私は3月から塚澤氏の発行する『生活防衛の教室』を購読していますが、かなりの精度で塚澤氏の予測通りの結果になっています。こちらに関心のある方は株式会社船井経営研究会のサイトを見てください。TOPページに生活防衛の教室があります。これはWebから毎週の動向と予測を伝えてくれるものですが、株式投資にやや特化している傾向がありますので、サンプルを見て、判断するのがいいと思います。

 それにしても戦後の焼け野原の世の中に逆戻りしているということは、食べることにも不自由し、住む家も今の家ほど快適ではなく、会社も営業不能になっているいという状況です。塚澤氏の予測を聞き、日月神示にある「一握りの米に泣くことあるぞ」「あなぐらに住まなならん」という言葉を思い出しました。食べ物は少しでもいいですが、できれば穴蔵には住みたくないですが。パナソニックも既に3万人もリストラしました。NECでもなかなかすごいリストラがあったようです。今までは会社に行っていれば給料がもらえるのが当たり前でしたが、これからは大企業でもリストラや倒産になる時代です。40代や50代でリストラされれば再就職もそう簡単にはできません。

 最後に塚澤氏が言われている言葉が、今後は誰でも必要になって来るのかも知れません。

『今にない未来は自分で創る』『変化を楽しめる人間こそが未来を作る』という意識を共有しなければいけない。誰かが止めてくれると頼るのではなく、各々が自分達が止めるという強い意志を持たなければ日本には本当の未来は来ないのではないだろうか?』

 

 

・社長のコラム 


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日中韓が20日にFTA交渉開始 共同通信

2012-11-20 07:03:37 | 政治・社会

 <共同通信より>

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日中韓が20日にFTA交渉開始 閣僚級会合で宣言

 日本と中国、韓国が、東アジアサミットがあるカンボジアで20日に閣僚級会合を開き、3カ国の自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉開始を宣言することが16日、分かった。沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐる日本と中国、韓国の対立とは切り離し、経済面の関係強化を優先する。日本は枝野幸男経済産業相が出席する。日中韓FTAをめぐっては、ことし5月に北京で開いた3カ国首脳会談で年内の交渉開始方針を確認。

 

<転載終わり>

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  日本は以前は貿易立国と言われていましたが、今はアメリカと同じで内需の国になりました。経団連などは輸出が経済の中心のように言ってますが、輸出でのGDPは全体の約25%に過ぎません。75%は普通に私たちが消費する内需になります。アメリカは約20%です。

 中国は約50%、韓国は70%を輸出に頼っていますので、貿易が不振になると一気に売上が減少する構造になっています。ですから竹島や尖閣諸島で争うことにより日本との貿易額が減少して困るのは、中国も韓国も一緒です。

 ですので、政治では領土問題でいがみ合いながらも、日中韓のFTAを推進したいという思惑は3国とも共通しています。そこにロシアが加われば、ユーロどころではない世界最大の経済圏が確立されます。このような動きに対して、当然アメリカは面白くないと思います。というより脅威に感じていると思います。アメリカにとっては、日中にいがみ合ってもらいたいのです。できれば石原氏のような人が先導して、戦争にでもなってくれたら最高だと考えていると思います。尖閣問題が発生してから、アメリカは日中に武器を売っています。

 ユーロのように同じ通貨を使うのは現時点では相当無理がありますが、先ずはFTAレベルで日中韓が合意し、その後ロシアも加えれば面白い展開になると思います。ロシアは世界最大の天然ガス産出国ですので、エネルギー問題も安定します。

  今日開催される日中韓の会議で、FTA締結に向けた交渉開始を宣言するそうです。今日は大きな歴史の扉が開かれる記念すべき一日となるように思います。

 

 

・共同通信


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アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。

2012-11-19 04:32:54 | 政治・社会

<学問道場より転載>

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緊急情報:アメリカによって崖から突き落とされた野田政権。解散総選挙はアメリカからの司令で行われた。今回もジェラルド・カーティスが根回しをしている。
 
 
 アルルの男・ヒロシ(中田安彦)です。今日は2012年11月15日です。

 私と、古村治彦研究員は昨日、14日、東京都内で先のアメリカ大統領選挙の総括と今後の日米関係を予測する座談会を開催し、その内容を学問道場で公表するために録音を行いました。この録音の内容は会員ページに掲載します。まず、音声のみを動画として公表することになると思います。

 昨日は様々な出来事がめまぐるしく動きました。その内のどれもが今後の国際情勢に決定的な影響を与えそうなことばかりです。

 まず、日本では野田佳彦首相が、安倍晋三自民党総裁との党首討論で、「16日に衆議院を解散する」と、入念に安倍総裁と打ち合わせをしたような感じで、しかし、唐突に言ったように見える感じで発言しました。私はこの様子を、対談場所に向かうための列車の中で動画中継を見ながら聞いておりました。その後の小沢一郎・国民の生活が第一代表の討論には、野田首相はまるでマニフェスト違反を反省することもなく、ただただ、表面的な官僚に書かせた答弁を読むかのように話しました。

 そして、次にその前に当たる日本時間早朝には、イタリアのローマにおいて、ビルダーバーグ会議の緊急部会が開催されたようです。これにはイタリアのマリオ・モンティ首相が参加したことが確認されています。ビルダーバーグ会議は通例、夏前に開催されるわけで、しかも、マスコミの前で堂々で参加者が開催場所のホテルに入っていく姿が映されていた。これは極めて異例でわざとでしょう。


ローマ市内のホテルで開催されたビルダーバーグ会合

 そして、昨日の日本時間の夜の11時ころには、イスラエル軍が突如、パレスチナ領土であるガザ地区に攻撃を加え、ハマスの幹部や子供を殺害する暴挙に出た。この際、イスラエルのリクードよりもさらに右側の極右政党(つまり、日本で言えば「石原新党」や「宗教右翼政党」のようなもの)「わが家イスラエル」のリーバーマン党首が「パレスチナは今ある領土で我慢してもらう」と発言し。入植地は返還しない代わりに、パレスチナ国家を樹立させるという含みを持った発言をしたようです。(詳しくはまだ確認していません)

 そして、アメリカではオバマ大統領が当選した直後に、ブッシュ政権、オバマ政権の中でイラク、アフガニスタン、そしてCIAでの要職を務めた、デイヴィッド・ペトレイアスCIA長官が突如、辞任してました。不倫問題が理由になっているが、どうも事情はそんなに簡単ではない。重要なのは不倫相手がイスラエル・ロビーにつながっている可能性がアメリカのリバータリアン系のジャーナリズムによって指摘されていることです。イスラエル・ロビーはアメリカのネオコン派につながっていますから、ペトレイアス将軍は、この女スパイにハニートラップに引っかかって、監視されていて、それがバレたかしたので、潰された可能性があるわけです。ペトレイアスはネオコンだかそれとも現実派だか、巧妙にどっちつかずの態度を取っているが、CIA長官なので汚れ仕事もしている。詳しくは対談で話しましたので、そちらにゆずります。

 このように、世界全体が一気に緊張している。そして中国ではもう少しすると新指導部が発表されます。胡錦濤は江沢民を道連れにして引退だそうです。

 重要なのは、野田首相の解散が、いよいよアメリカが日本に大政翼賛会(大連立という名前の)を作らせて、自民・維新・公明、そして民主党とみんなの党の一部が政権を担うように仕組んでいるとういうことです。維新の会も選挙準備が間に合わないがそれなりに石原慎太郎などを前に立てて、議席は取るはずだ。民主党の前原誠司、都知事だった石原慎太郎、そして維新の会の橋下徹の3人が、アメリカの受け皿になって、日本の政治をアメリカのジャパン・ハンドラーズの意のままになるようにコントロールをしている。

 今年の夏は尖閣問題があって、一気に日中関係が緊張した。その直後に前原は911訪米を果たし、マイケル・グリーンやアーミテージらと会談し、超下手くそな英語でCSISのシンポジウムに出席している。(笹川平和財団の共催)

<iframe src="http://www.youtube.com/embed/tj8t8yvkYQY" frameborder="0" width="420" height="315"></iframe>

 この911訪米が重要で、この際に前原は、アメリカから「脱原発などとんでもない、尖閣問題に対処するために日本は集団的自衛権も解禁せよ、中国封じのためにTPP経済包囲網にもさっさと参加せよ」と強く念を押されているはずである。野田政権の国家安全担当補佐官(当時)でキッシンジャー気取りの長島昭久も同じように訪米し、TPP参加や脱原発阻止の司令を受けているようだ。日本が既に原子力発電のためにもつとされるプルトニウムが漂流する危険性や、日本の日立や東芝に原発事業を下請けに出した米国のGEやウェスティングハウスの利害もあって、アメリカとしては米戦略を狂わせる脱原発を絶対に許すつもりはない。

 その後に、CSISのアーミテージ・ナイ御一行様が日経新聞の主催するシンポジウムのためにやってきて、自民党や民主党の親米若手政治家の「民自連」に向けた指示を出していたようだ。そのシンポジウムの後になって、前原誠司がいきなり民主党内で解散論などがなかったにも関わらず、一人、自民党の安倍総裁と呼応して、「総理は解散をすべきだ」と発言するようになった。

 そして、オバマ再選の直後の金曜日だったかにあの謀略的な報道を行う「読売新聞」が一面トップで、野田首相がTPP解散を検討と打って、それに日経・朝日が夕刊で追随した。このような時系列の流れを見れば分かるように、今回の野田総理の解散決定はアメリカの強い圧力のもとによって強制されたものであることは明らかだ。

 そして、ここで重要なキーパーソンとしてナイ、アーミテージ、グリーンと並んで登場するのは、ジェラルド・カーティスなのである。

 カーティスについて研究している古村研究員がブログ(「古村治彦の酔生夢死日記」)の記事「解散の神託:カーティス教授の日本政治論文は野田総理へのお褒めの言葉と惜別の辞だ」に翻訳しているのだが、東アジアフォーラムという外交専門誌の中で「日本の政治は救われるのか」という文章を寄せている。この記事は、フォーラムの季刊誌の特集「Leading from the behind」の一つだという。古村研究員によれば、この英語を直訳すれば「後方からの指揮・指導」ということであり、カーティスが自ら日本政治の操り係であることを自称しているかのようなふざけた特集名なのである。(参照:http://suinikki.exblog.jp/

 カーティスは小沢裁判の1審判決があった4月26日に、有楽町の外国特派員協会で上智大学の中野浩一というこれまた宙ぶらりん人間のような大学教授と記者会見をやった。その時に、中野教授と、中東系のメディアのマイケル・ペンという記者から「あなたはCIAか」というような質問を投げつけられた。それで無罪判決で不満になっていたところを更に追い打ちをかけられたようなムスッとした表情になっていた。カーティスはコロンビア大学に留学してきた、小泉進次郎や中曽根康弘の孫である弘隆の指導教官だったアメリカの日本担当管理官であり、小泉とカーティス一家は家族ぐるみの付き合いだ。このことは、古村治彦研究員の著書『アメリカ政治の秘密』(PHP研究所、2012年5月刊)に詳しく書かれている。

 しかし、カーティスは江田五月のような民主党左派けいにも人脈があることは既にこの学問道場サイトでは繰り返し、私や古村研究員が取り上げてきた通り。
 そこで、解散劇の話に戻ると、今回の解散、もともと、一票の格差という違憲状態が継続しているという最高裁判決が出たことで、選挙区の削減を行い、選挙区割を確定させなければ、憲法違反となる総選挙は出来ないはずだった。だから、私などは解散総選挙はこの理由から、伸びに伸びて、来年になると思っていた。

 しかし、ここで手を回したのが日本政治を管理してきたジェラルド・カーティスである。なんとカーティスはコロンビア大学ロースクールに留学経験があり、カーティスの無二の親友である、江田五月(元裁判官・東大出身)とも裁判官時代に関係が深かった、現在の最高裁長官である竹崎博允(たけさきひろのぶ)に手を回して、「衆議院選挙の違憲訴訟」に実効性が無いようにする、つまり選挙すべてが無効になるようにはしないように圧力を掛けた可能性があるのだ。


竹崎最高裁長官


江田五月と竹崎最高裁長官

その状況証拠としては、これも古村研究員から聞いたのだが、『月刊日本』という言論誌のウェブサイトで小沢一郎に近い平野貞夫元参議院議員と文芸評論家の山崎広太郎氏が次のように対談している。

(引用開始)

 日本の検察エリートたちは、アメリカの日本大使館に出向し、FBI、CIAなどと共同で仕事をする中で、「俺達が日米の秩序、世界の法秩序を仕切るんだ」という意識を持つようになる。そして、彼らの考える秩序から外れるものを排除しようとする。在米日本大使館への検事の出向が多すぎる。

山崎 「無罪判決」が出た四月二十六日午後、コロンビア大学教授のジェラルド・カーティスが外国人記者クラブで会見を開いた。その場で、一緒に登壇していた上智大学教授の中野晃一氏がカーティスに、「あなたはCIAだという疑惑がネットでささやかれている」と質問した。カーティスは、質疑応答の際にも、記者から「ウォルフレンが検察による小沢に対する謀略について書いているが」と質問されたという。

 外国人記者クラブのような国際的な情報空間で、こうした質問を受けること自体、学者やジャーナリストとしては大きなダメージだ。小沢裁判は、これまでも多くのことを日本国民に暴露してきたわけだが、闇の中にあったCIAとかジャパン・ハンドラーズとかいう存在も暴露した。

平野 ジェラルド・カーティスはコロンビア大学で教鞭をとる前にCIAの要員だったと、公表している。ここで注目したいのは、小沢裁判の二週間ほど前、最高裁の竹崎博允長官とカーティスが食事をしていることだ。竹崎氏は江田五月氏と同郷で、小中高大と同窓だった。彼は、カーティスがコロンビア大学の助教授時代の一九七〇年に同大学のロースクールに留学していた。カーティスは、竹崎氏から小沢判決について何らかのコメントを聞いていたと推測される。それで、外国人記者クラブでの講演をセットしたのではないか。

http://gekkan-nippon.com/?p=3939
(引用終わり)

 この月刊日本のブログ記事は今年の5月のものである。これで全てがつながる。

 この竹崎最高裁長官は、実は10月26日から訪米していた。

(引用開始)

竹崎最高裁長官、訪米へ=23年ぶり、交流目的
時事通信 10月26日 15時35分配信

 最高裁の竹崎博允長官が、日米両国の最高裁の交流を深めることを目的に、27日から訪米する。長官の訪米は1989年の矢口洪一氏(故人)以来で、23年ぶりとなる。
 最高裁によると、米国滞在中はワシントンで連邦最高裁のロバーツ長官らと意見交換する他、ニューヨークではコロンビア大で日本の裁判員制度について英語で講演し、米同時テロ現場での献花も予定している。11月2日に帰国する。

(時事通信)

(引用終わり)

 このように、竹下登以来の最高裁長官訪米であるという。これはコロンビアロースクールの同窓会を装った、政治的な訪問であり、テロ現場で献花も何故か求められていることから、米国への忠誠を求められたにちがいない。ここでおそらくカーティスとも密談し、日本の解散総選挙が違憲無効にならないように打ち合わせを済ませたのである。

 このように、小沢裁判でわかったことだが、日本の三権は全てアメリカに支配されている。日本は今もアメリカに占領されている。私が『日本再占領』で述べた最悪のシナリオが現実になってきているのである。

 野田首相としても、選挙をやれば集団自殺になることはわかっているだろう。しかし、前原誠司やその後に出てきたアメリカの手先化した細野豪志・政調会長のような人物、そして筋金入りのアメリカの手先政治家である長島昭久・防衛副大臣のような政治家、そして、自民党の憲法改正を悲願にしながらもアメリカにベッタリとくっついている安倍晋三、石破茂、そして橋下徹・大阪市長、石原慎太郎のような死にぞこないのファシストが今後、日本を最悪の中国との激突の方向に誘導していき、TPPへの強制参加によって、日本は交渉で不利な立場を受け入れさせられるだろう。日本はアメリカのリージョナル・エージェントとして、ASEANと連携して中国を封じ込めさせられる。これはオバマ政権でネオコンが強くなろうが、反ネオコンが強くなろうが、変わらない。アメリカがお金を出したくないので、日本に軍事予算を増やさせる。そのために中国と日本をぶつける算段だ。

 このような「親米・反中大政翼賛会」の樹立を止めることはもはや難しいだろう。減税日本すら右翼の石原慎太郎に迎合した。これは小林興起という政治家も河村たかしという政治家も右翼がかったところがあり、現状認識に甘いところがあるからだ。減税日本が増税=消費税11%を主張する維新の会に合流するために石原新党(太陽の党というふざけた名前だ)に吸収されるという。そういう時代なのだ。日本の政治全体が発狂を始めている。
 
 アメリカの属国支配をここまで繰り返し訴えてきても、私たちはまったく微々たる力でしかないという虚脱感しかいまは残っていない。物事はドンドン悪い方向に進んでいる。野田首相の解散について、イギリスの雑誌「エコノミスト」は「神風解散」と呼んでいるという。これは、私に言わせれば「アメリカによって崖から突き落とされた解散」(選挙の崖)だ。アメリカが財政の崖から突き落とされないようにすむために世界を「戦争の崖」に突き落とすという国がアメリカだ。



 みなさんも自らの生活防衛を考えて下さい。

 とりあえず、現在の情勢分析は以上です。

 音声配信はもう少しお待ちください。

 アルルの男・ヒロシ拝
 
<転載終わり>
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 副島隆彦氏の弟子である中田安彦氏は今回の衆議院解散はアメリカの圧力によるものだと言われています。大連立という名の下に、自民・維新・公明・民主党・みんなの党の一部が政権を担うように仕組まれているとのことです。前原氏、石原慎太郎氏、橋下徹氏がアメリカからの指示で誘導しているとの分析です。
 
 確かに今の流れからすると大連立になってしまう可能性を感じます。国民は民主党には裏切られたので、今回は投票しないと思われます。かといって自民党も同じですので圧倒的に勝利するとは思えません。公明党は論外です。誰もが感じているように、もはや国民には投票したい政党はないということです。
 
 減税日本に期待していたのですが、河村たかし氏が石原慎太郎氏と連携すると発言したのにはがっかりしました。もう少し先が読めると思ったのですが、残念です。そうなるとフリーメーソンかも知れませんが、アメリカの言いなりにならないのは小沢一郎氏しかいないということになります。ネットには小沢一郎氏を支持する人々がたくさんいますが、民主&自民・公明以上に議席を取ることはかなり難しいと思います。
 自民も結局単独で過半数を取ることはできませんので、連立せざるを得なくなります。
 
 流れからみれば、結局はどの党もTPPと原発、消費税に賛成するようになってしまっています。これこそアメリカの思い通りです。
 
 国民のほとんどは消費税増税には反対していますし、原発にもかなりの人が反対だと思います。今の民主や自民・公明は消費税・原発・TPPに賛成ですので、国民はこれら3党には投票しないことです。国民が投票しなければ、一応日本は民主主義ですので民主や自民・公明が議席を獲得することはできないはずです。今こそ国民がきちんと判断するべき時が来たようです。単に流れだけで、自民に投票するのは後で自分の首を絞めることになります。
 
 私は減税日本に投票しようと思っていましたが、石原氏と共闘するとなれば、止めるしかありません。そうなると国民の生活が第一しかないと思っています。共産や社民でもいいのでしょうが、あまりに影響力がないですし、元々好きではないので、パスです。
 
 消費税、原発、TPPに反対している政党に投票したいという国民が相当多いはずです。反対に、消費税を上げ、原発を再稼動したいという人は民主か自民に投票すればいいと思います。対立軸は明確ですので、それを目安に投票すればよいのではないでしょうか。
 しかしながら今回ほど日本の行く末に大きく影響する選挙はないのではないでしょうか。もしTPPに参加するようなことになれば、農業だけでなく医療も金融、保険、法律も全ての業種でアメリカの企業から不当に搾取されることになります。農業問題だけに矮小化してごまかしているだけです。このブログを読まれている方はそれくらいはご存知でしょうが、新聞とテレビしか見てない人たちは、TPPに加盟すれば輸出が好調になるくらいにしか考えていないと思います。いよいよ天下分け目の選挙です。TPPがよく判らないのであれば、消費税と原発に反対している政党に投票すればいいだけだと思います。
 
 
 
 
 
 

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伊勢神宮 式年遷宮

2012-11-18 17:40:14 | 日月神示の実践

 

 来年の2月1日~3日まで、日本弥栄の会さん主催の伊勢志摩バスツアーが開催されます。ご存知の通り、来年は伊勢神宮の20年に一回の式年遷宮の年です。

 ひふみ友の会に入会してますので、早速申し込みました。かなり申し込みが多いそうですが、何とか受理していただけそうです。さすがに伊勢神宮のツアーは人気が高いようですね!ツアーでまたお会いしましょう。

 

 【伊勢神宮のホームページから転載】

参拝のご案内
参道入り口の写真

伊勢神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴(いすず)川上にご鎮座の皇大神宮(こうたいじんぐう、 内宮=ないくう)と、伊勢の山田の原に ご鎮座の豊受大神宮(とようけだいじんぐう、 外宮=げくう)及び別宮など125社神社の総称です。

神宮参拝の順路は、多くの場合まず外宮からというのが古来からのならわしです。

外宮は、伊勢市駅から歩いて7分ぐらいです。その後内宮ヘとお参りするのがよいでしょう。

豊受大神宮(外宮)
豊受大神宮(外宮)の写真

御祭神:豊受大御神
     (とようけおおみかみ)
御神徳:衣食住をはじめすべての産業の
     守り神としてあがめられています。

せんぐう館
せんぐう館の写真

第62回式年遷宮を記念して、平成24年4月7日、外宮まがたま池のほとりに「せんぐう館」が開館いたしました。せんぐう館は式年遷宮の意義と社殿造営や御装束神宝調製の技術を未来に継承するため、「神宮」「式年遷宮」「神道」について分かりやすく知ることができる展示と、様々な講演・講座を企画しています。

開館時間:午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)
休館日 :毎月第4火曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 :一  般 300円 小中学生 100円
(団体割引有り)

豊受大神宮(内宮)
豊受大神宮(内宮)の写真

御祭神:天照大御神
     (あまてらすおおみかみ)
御神徳:皇室の御祖先の神で、日本人の
     総氏神とも言われています。

半日で行く 伊勢神宮

伊勢神宮は広くて、なかなか時間が・・・

 

そんな方でも、お気軽にお参りができます。まだ伊勢神宮に来られたことのない方や、 少しお時間ができたという方は、大自然に囲まれた伊勢神宮に足を運んでみてはいかがでしょう。

半日でお参りする伊勢神宮をご紹介致します。

1日で楽しむ 伊勢神宮

伊勢神宮は行ったことはあるけれど・・・

  いつも時間に追われるかけ足でのお参りになっていませんか?  お参りの順路を辿って、より多くの伊勢神宮の自然に触れてみてはいかがでしょうか。

 

一日でお参りする伊勢神宮をご紹介致します。

一泊二日で優雅に堪能する 伊勢神宮

伊勢神宮の正式名称は「神宮」

  「お伊勢さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが正式名称は「神宮」です。神宮は外宮・内宮だけではないのをご存知ですか?  ゆっくり神宮を巡り、自然の中で何か新しい発見をしてはいかがでしょうか。

 

一泊二日(二日間)でお参りする伊勢神宮をご紹介致します。

 

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欧州史上初、4か国で同時スト TBSニュース

2012-11-16 04:18:51 | 政治・社会

<TBSニュースより>

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欧州史上初、4か国で同時スト

 

 ヨーロッパ史上初めての「4か国同時ストライキ」です。ユーロ圏の信用不安が長引く中、スペインやポルトガルなど経済が低迷している4か国で、緊縮財政に反対するストライキが行われました。

 「スペイン議会前にさしかかったデモ隊が、議会に向かってシュプレヒコールをあげています。3キロの道のりで最も盛り上がるのがこの場所です」(記者)

 経済が低迷するスペインでは、失業率がヨーロッパで最悪のおよそ26%に達し、国民の間に、政府の緊縮策への反発が高まっています。14日には、24時間のゼネストにあわせて全国で一斉に抗議デモが行われ、一部は警官隊と衝突。これまでに110人が逮捕されました。

 「今、仕事を探すのが一番難しいことなんです。僕たちは仕事を探して海外に行かなくてはいけない」(デモ参加者)

 14日には、ポルトガル、ギリシャ、イタリアでもストライキが行われ、ヨーロッパ史上初めて4か国での同時ストライキとなりました。

 緊縮策に反対する声は南欧諸国だけでなく、ドイツなどにも広がっています。ベルリンでは14日、およそ数千人がベルリン市内をデモ行進しました。

 財政規律を重視するドイツは、各国に「緊縮策」を求めてきましたが、このことにより格差が拡大し、ヨーロッパは分断されたと、ドイツの政策を批判する参加者もいました。

 「緊縮策では何も解決しないわ。ドイツは、他の国が(緊縮策を)進めるべきだと言いますが、他の国は、それに従うしかないのよ」
 「緊縮策のために危機はより深刻化し、ヨーロッパ全体の失業者も増えてしまいました」(デモ参加者)

 14日にデモが行われた国は、ヨーロッパ全域の23か国に及びました。(15日08:19)

<転載終わり>

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 11月14日にはヨーロッパの23カ国でデモが行なわれたそうです。数百万人が参加したとのことですから規模が巨大です。ヨーロッパはかなり荒れて来たようです。実質破綻しているギリシャやスペイン、ポルトガルはユーロという枠が邪魔しているので、破綻してなり直すことも出来ません。公務員は首切りや給料カットされているし、税金は益々上がっています。これではやっていけないということでデモを行なっているわけです。ギリシャとドイツが同じユーロに入ることにはムリがあったようです。 

 

 

・TBSニュース


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