12月のわくわくお出かけは京都の甘春堂での和菓子作り体験で、
2組のご夫婦がこられて、9名の参加でした。
お店の近くに三十三間堂があり、皆で見学しました。
私は初めてで立派な仏像が沢山あって感心しました。
建長元年(1249)火災で焼失した三十三間堂は、文永三年(1266)後嵯峨上皇
により再建供養された。
このお堂は、南北に118.2m・幅16.4mの長大な木造建築で、
内陣の柱の間数が観音ゆかりの三十三であることから、
巷間には「三十三間堂」と通称されてきた。
ここに中尊千手観音坐像ほか1030余体の国宝・重文の尊像を納められている。
お堂の中央に、左右の千体観音立像にかこまれて安置されているのが、
国宝千手観音坐像 である。像高は335cm、桧材の寄木内割造りで
玉眼(水晶材)を嵌入、全身に漆箔を施している。
中尊の造立は、建長三年(1251)七月白河法勝寺で着手、
同六年正月二十三日に完成した。
作者は大仏師湛慶で小仏師康円と康清を率いてことに当たったが、
この中尊を作ったときすでに82才の老齢だった。
国宝 風神・雷神像
教義・信仰に発した解釈が、より日本化された尊容を示し、鎌倉彫刻の
面目躍如とした名作で、迫真の気勢はここにきわまったといえよう。
以後の両神のイメージを固定化した記念碑的な傑作である。
昼食は近くのうどん屋さんで、にしんそば・いなりずしなどですませて
まだ時間があったので店の近くにある豊国神社に立ち寄りました。
甘春堂の和菓子教室は13時から約1時間半くらいで、干菓子を一つと
生菓子3つを作りました。
終わった後に抹茶で1つ食べて残りはお土産です。
先生の指導で用意されてある生地と餡をのばしたり、丸めたりして
形を作っていくのですが、なかなかうまく出来ませんでしたが
最後の「きんとん」はなんとかうまくできて良かったです。
終わってから先生と一緒に写真も撮りました。
今回でいままでの「わくわくお出かけ」は一旦 終わりにして
来年から再スタートします。
吹田に戻って タンポポで寿司とオードブルでの忘年会を
実施しました。