【問題】
01. 大陸法系では、制定法主義を採用している。
02. 英米法系では、原則として、判例法主義を採用しているが、罪刑法定主義の観点から刑事では判例を法源とすることは一切認められていない。
03. オビタ・ディクタムには、判例法としての拘束力は認められない。
04. 日本は、制定法主義を採用している。
05. 大陸法系では、通例、公法と私法の区別が重視され、行政事件を取り扱う特別の裁判所を設置している。
06. 英米法系では、公法と私法の区別は重視されず、通常の裁判所が行政事件も取り扱う。
07. 日本では大日本帝国憲法に基づいて行政裁判所が設置されていたが、日本国憲法の施行に伴って廃止された。
08. 大陸法系では、職業裁判官制度を採用している。
09. 英米法系では、法曹一元制を採用している。
10. 日本では、通例、裁判官に司法研修所での司法修習を終えた者を直ちに任用するが、裁判官に弁護士の経験者を任用する場合もある。
11. 大陸法系では、参審制を採用している。
12. 英米法系では、陪審制を採用している。
13. 日本では、裁判員が裁判官と合議体を構成して事実の認定とともに量刑に係る判断に関与することから、英米法系の陪審制と異なるが、裁判員は法令の解釈に係る判断に関与しないことから、大陸法系の参審制とも異なっている。
14. 大陸法系では、刑事事件と民事事件が明確に区別されている。
【解答】
01. ○
02. ×
03. ○
04. ○
05. ○
06. ○
07. ○
08. ○
09. ○
10. ○
11. ○
12. ○
13. ○
14. ×: 付帯私訴
【参考】
大陸法 - Wikipedia
英米法 - Wikipedia
01. 大陸法系では、制定法主義を採用している。
02. 英米法系では、原則として、判例法主義を採用しているが、罪刑法定主義の観点から刑事では判例を法源とすることは一切認められていない。
03. オビタ・ディクタムには、判例法としての拘束力は認められない。
04. 日本は、制定法主義を採用している。
05. 大陸法系では、通例、公法と私法の区別が重視され、行政事件を取り扱う特別の裁判所を設置している。
06. 英米法系では、公法と私法の区別は重視されず、通常の裁判所が行政事件も取り扱う。
07. 日本では大日本帝国憲法に基づいて行政裁判所が設置されていたが、日本国憲法の施行に伴って廃止された。
08. 大陸法系では、職業裁判官制度を採用している。
09. 英米法系では、法曹一元制を採用している。
10. 日本では、通例、裁判官に司法研修所での司法修習を終えた者を直ちに任用するが、裁判官に弁護士の経験者を任用する場合もある。
11. 大陸法系では、参審制を採用している。
12. 英米法系では、陪審制を採用している。
13. 日本では、裁判員が裁判官と合議体を構成して事実の認定とともに量刑に係る判断に関与することから、英米法系の陪審制と異なるが、裁判員は法令の解釈に係る判断に関与しないことから、大陸法系の参審制とも異なっている。
14. 大陸法系では、刑事事件と民事事件が明確に区別されている。
【解答】
01. ○
02. ×
03. ○
04. ○
05. ○
06. ○
07. ○
08. ○
09. ○
10. ○
11. ○
12. ○
13. ○
14. ×: 付帯私訴
【参考】
大陸法 - Wikipedia
英米法 - Wikipedia