ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

あぁ、それが人生

2008-12-20 | 雑念
寛平ちゃんの「アースマラソン」

応援してます。ただもう既に感動したシーンがあって忘れられません。
それはスタートセレモニー。吉本の大御所たちが花月に大集合して送り出す、あの式典。

スターターは「明石家さんま」
スタートの時間が慌しく近付き、バタバタ。
さんまがピストルを探していると寛平がスターターの台の上にのぼってスターターの形でボケる。それを見たさんまは突っ込むんじゃなくクラウチングスタートの形でボケをカブせ、司会者に突っ込まれたさんまはピストルで司会者を撃つ。爆笑に包まれた場内にピストルが響いた流れで寛平は走り出す。まだスタートじゃないのに。
この一連の流れはまさに吉本新喜劇。
いやそれ以上。
ネタをくってきたとしても(いやアドリブ!)あの笑いはたまらない。
世界一周という最大のネタ振りがあるからあのタイミングしかない。それを逃さない真の芸人魂が素晴らしく面白い。
大舞台であればあるほど大爆笑に包む方法を模索し続けているからできるんだろうなぁ。
それは多分、大舞台を踏んでから考えていては遅い。まだ世間に売れていない時からの「野望」。まだ具体的なイメージができていないうちからの「夢」。
そしてさんまも寛平もテレビで人気を博してくるうちに少しずつ具体的なビジョンができてくる。大舞台を様々経験し、何が面白いかを少しずつ試す。失敗する。また試す。
で、出来上がった「茶番」。それがあのスタートコント。

大切なことはイメージしようとし続けることかもしれない。「夢」も「野望」も常に、何をする時も考えてイメージを鮮明にしていくこと。それが人生。かも。