ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

妖しく光るその目で語るものは。

2016-05-06 | 雑念
気候がよくなってきた。

新緑が萌える。
こうなってくると少しずつ自然派になっていく。
山へホタルを観に行きたくなる。
川や滝をみたくなる。

海もちらちら気になって、
ひまわり畑に行こかしら?

夕日が沈む海辺にドライブ

ご当地の美味しい郷土料理を目指すのもいい。

前から興味のあるジビエとか。

なんか。

野生に戻りたいのだろうか?

僕が野生に帰ったら、野獣になるわけで。
恐ろしいもんだ。

僕はジェントルの塊で、
僕からそのジェントルを除いて野獣になったら何も残らないのでは(^^)

ある女性が聞いてくる。

「どうして男の人は好きな人を無理やり奪わないんですか?」

こいつ何を言っているのだ?
私を奪って下さい!と言っているのだろうか?
最近彼が出来たと自慢してくる彼女に辟易している。

一般論でそんな事を話題にしますか?

僕はジェントルなのでキチンと答えました。

その人を大切に思うなら嫌な気分にさせないようにする。だから無理やり奪うような事をしないんじゃない?幸せになってほしいとか。それにいつまでも「待つ」とか。想い続ける幸せもあるからね。

模範解答のような対応。
ジェントルである。

ただ考えさせられた。
本音はどうだろう?
本当にその人の事が好きなら?
野獣になる美しさも、確かにある。

純粋で獰猛で、何も考えずに情動に従う美しさ。

人間が全員そうなると恐ろしい種族になるが、
そういう美しさにも憧れる。

人間の心の奥底に「野獣」が住んでいて、
求める異性が目の前に現れるなら
その異性を手に入れるために、
牙をむいてライバルと戦うのは純粋なのかもしれない。

僕が今、そんな「野獣」が息を潜めてしまっている自分に気付かされた。

その女性は妖しく目を光らせて僕に語りかける。

「どうして私を奪わないの?」