僕の夢
2016-05-17 | 雑念
友人が「夢」をテーマに文章を募集していたので直接送るのではなく、ブログに書いてみようと思いました。
若い人へのメッセージになればイイと思います。
41歳の夢
何やら説得力に欠けるかもしれません。
人生を半分費やしてさらなる夢を追い求めていくのです。
夢は積み重ねていくものなのかもしれませんね。
では僕が「夢」というテーマで書く文章をどうぞ
********************
『夢』
自分の事を、自分が好きでいられるように生きる事
その判断基準を常に自分に持っていたいから、多くの人と出会い、素敵な人と多くの時間を過ごしたい。そして自分もそういう素敵な人生を過ごしたい。
自分自身の「現在地」を知るために他人と関わっているんだと思います。しんどい事や面倒くさくても、他人と多く関わっている人の方が、ハッキリと物事を見る事ができるのです。
自分探しの旅
僕も何度も旅に出かけました。
自分が何者なのか?自分は何をしたいのか?何でこんなに苦しいのか?
その答えを求めていました。
そして孤独に押しつぶされそうになって、見つけたのが「人に話しかける」という魔法です。人見知りで1人が大好きな自分の中にある不思議な能力でした。
でもそれは寂しさのあまり究極の選択をした結果の行動だったのです。
僕は沖縄県竹富島の美しい砂浜で1人で座っていました。旅にも孤独にも疲れていました。
空は青空。太陽が燦々と降り注ぐ日。うつむいていた僕がふと顔を上げると遠くに人影が見えます。エメラルドグリーンの海はキラキラ輝いて白い砂浜を歩く1人の女性。
何か探しながらこちらに近づいてくるのです。
高校・大学とウブな僕は女性に話しかけるのも苦手だったのに、孤独が僕を動かしたのです。
「こんにちは。何か探しているんですか?」
とても自然にその美しい女性に話しかけていました。
「こんにちは。“星の砂”を探していたんです。」
そこからひとり旅をしていた彼女と自然に話ができました。そしてその竹富島の「僕のお気に入りの場所」で夕食後、落ち合う約束をして別れました。
夕食を食べ座って待っていました。
期待せずに待っていたら
「こんばんわ」
約束通りの時間に彼女は来てくれました。
そこは西の西表島が正面に見える堤防。夕日がその西表島に落ちていく絶好のポイントです。
地元の人達も日課のように夕日が落ちていくのを見に来ていました。
そして隣に座ってくれた彼女と夕日が落ちていくのをいつまでも眺めていました。この時間が永遠に続けばいいのに、と思った瞬間でした。
僕は旅で感じた素晴らしい体験や感動を仕事にしたいと考え始めていました。
自然や人との関わりの大切さ、自分自身が体験から気づく事の大切さ、勇気を持って行動する事の大切さなどです。
そして約20年後の今もその思いは変わっていません。
「あなたの仕事は?」
そう尋ねられたらTPOに合わせて、こう答えています。
「僕は、旅人です。」
41歳男性より
若い人へのメッセージになればイイと思います。
41歳の夢
何やら説得力に欠けるかもしれません。
人生を半分費やしてさらなる夢を追い求めていくのです。
夢は積み重ねていくものなのかもしれませんね。
では僕が「夢」というテーマで書く文章をどうぞ
********************
『夢』
自分の事を、自分が好きでいられるように生きる事
その判断基準を常に自分に持っていたいから、多くの人と出会い、素敵な人と多くの時間を過ごしたい。そして自分もそういう素敵な人生を過ごしたい。
自分自身の「現在地」を知るために他人と関わっているんだと思います。しんどい事や面倒くさくても、他人と多く関わっている人の方が、ハッキリと物事を見る事ができるのです。
自分探しの旅
僕も何度も旅に出かけました。
自分が何者なのか?自分は何をしたいのか?何でこんなに苦しいのか?
その答えを求めていました。
そして孤独に押しつぶされそうになって、見つけたのが「人に話しかける」という魔法です。人見知りで1人が大好きな自分の中にある不思議な能力でした。
でもそれは寂しさのあまり究極の選択をした結果の行動だったのです。
僕は沖縄県竹富島の美しい砂浜で1人で座っていました。旅にも孤独にも疲れていました。
空は青空。太陽が燦々と降り注ぐ日。うつむいていた僕がふと顔を上げると遠くに人影が見えます。エメラルドグリーンの海はキラキラ輝いて白い砂浜を歩く1人の女性。
何か探しながらこちらに近づいてくるのです。
高校・大学とウブな僕は女性に話しかけるのも苦手だったのに、孤独が僕を動かしたのです。
「こんにちは。何か探しているんですか?」
とても自然にその美しい女性に話しかけていました。
「こんにちは。“星の砂”を探していたんです。」
そこからひとり旅をしていた彼女と自然に話ができました。そしてその竹富島の「僕のお気に入りの場所」で夕食後、落ち合う約束をして別れました。
夕食を食べ座って待っていました。
期待せずに待っていたら
「こんばんわ」
約束通りの時間に彼女は来てくれました。
そこは西の西表島が正面に見える堤防。夕日がその西表島に落ちていく絶好のポイントです。
地元の人達も日課のように夕日が落ちていくのを見に来ていました。
そして隣に座ってくれた彼女と夕日が落ちていくのをいつまでも眺めていました。この時間が永遠に続けばいいのに、と思った瞬間でした。
僕は旅で感じた素晴らしい体験や感動を仕事にしたいと考え始めていました。
自然や人との関わりの大切さ、自分自身が体験から気づく事の大切さ、勇気を持って行動する事の大切さなどです。
そして約20年後の今もその思いは変わっていません。
「あなたの仕事は?」
そう尋ねられたらTPOに合わせて、こう答えています。
「僕は、旅人です。」
41歳男性より