山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ありがとう!来年もよろしくね!!

2020年06月04日 | 山菜採り
 今シーズンもすごくお世話になったS川だけど、そろそろ終わりだろう。この渓で一番遅くにタケノコが顔を出す林をめざして、M氏と遡行を始める。

ムシカリの装飾花は目に鮮やか。昆虫でなくても心惹かれます

「土崖のウドは、来年のために休みな。」
「OK。来年もとっだい(採りたい)もんな。」
ウドに目のないM氏も快く同意してくれた。最高級のウドが出ていることは分かっているのだが、ここは、我慢である。でないと、渓が疲弊してしまう。
 この渓にも随分長いこと通い続けているが、こんな自然に対する気配りを忘れなかったことが、長く続いているつきあいを保障してくれたのだと思う。

殆どジャングルだけど、いいワラビが出ます

代わりにワラビ採りに専念するM氏。マタギは応援に回ります。
 コゴミの名産地は、身の丈1mの藪に変身。フキノトウが揺れていた河川敷は、

これが5月上旬


成長の早さに驚くばかりです

 目指していた竹林に到着。

草花の間からタケノコ

 他の植物が生育しづらい竹藪とは言っても、命溢れる季節。色々な草花が顔を出してくるので、タケノコ探しは容易ではありません。
 視覚情報では不十分なので、手探り情報が加わります。
 ・・・ある程度満足のいく収穫になったかな。
 これで充分でしょう。阿吽の呼吸で散策を切り上げ、渓を戻り始めた。
 S川の山の神様、今年も豊かな恵みをありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

 満開のタニウツギに見送られて渓を後にする。


 一応、S川での今シーズン最後の収穫です。謹んで味わわせていただこうと思います。

 これで、山菜採りの2ndシーズン終了かな。次回からは、更に海抜高度が上がっていきます。

 To be continued!