山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

悪だくみの結果

2022年04月19日 | 山菜料理

 今回、山の神様から戴いてきたフキノトウです。

       山で成長したものです

 でもね、我が家でも、

 

       4日前こんなだったフキノトウを

       水栽培にしておいたら

       随分伸びたんですよ

一応、成長具合を確かめます。

    奥が雌花で、手前が雄花です(やっぱり雌花がよく育っていた)

 「やはりのう。思った通りに成長しおったわ。」

と、欲タガリは、ほくそ笑むのですが、如何せん数が少ないために補充が必要なので、今回の収穫となったのです。

     全部の葉を外しました(中央が本日の収穫分、右が水栽培分)

 水栽培にしておいても、天然物とほとんど遜色なく成長してくれたので、悪だくみの実験は成功と言ってよいでしょう。

 ということで、美味しくいただきたいと思います。

   ≪フキノトウの炒め煮≫(ノーマルバージョン)

 前回の料理が変化球(足りなくてちくわを入れた)になってしまったので、今回こそは、最も普通に、フキノトウの味を楽しめる料理にしたいと思います。

 下ごしらえは、ほぼ終わっているので、調理の部

 ・7分間熱湯で茹でました

 ※前回よりも太かった分だけ長めに茹でました

 ・冷水にさらしてから寸切りに

 ・調味料準備(酒醤油みりん各大さじ2)と和風だし

 ※フキノトウの重さが00g強だったので、調味料も大さじずつ

 ※フキノトウの重さは、生でも茹でても同じでした

 ・中華鍋に油を敷いて熱したらフキノトウを投入

       一通り油を馴染ませます

 ・準備しておいた調味料をかけて、煮詰めていきます

 ・終末段階で、かつお節1パックをかけてまぶして

       はい、出来上がり!

 いい香り、いい味です。

「うむ、甘露甘露。越後屋、でかしたぞ!」

「ははっ、それがしも、これほどうまくいくとは思っておりませんでした。」

「確かに。此度は、新しい収穫が加わってこその旨さかもしれぬのう。ただ、いざという時には、このような採り方、食べ方があると言うこと、忘れずにおくとしよう。ハッハッハ。」

 マジで予想通りになって嬉しいやら驚くやら。

 ・・・代官様の言う通り、いざという時に、使える技というか知識が一つ増えました。

 越後屋さん、ありがとうね。