本日は、M氏とのキノコ採り。
10日ぶりとなる。
この間、気候が随分冬寄りに傾いてきたという感触があるのだが、キノコの生育状況はどうなのか。
この目で確かめたいという気持ちで出発した。
「夜明け、遅くなってきたズね。朝だけで2時間ぐらい損している感じだ。」
「うん。最近など、朝の散歩、7時半過ぎだぜは。」
「日暮れも早くてよお。」
「うん。家で飲む時間ばり増える。」
寒くて暗い。これで雪が積もってしまったら、いよいよ冬ごもりに突入という気配だ。
実際、
白く染まってきた山
結構下の方まで雪が積もり始めました。
この雪が降りてきて、里に初雪が降る日も間もなくだろう。
さて、本日は、夜勤日なので、あまり疲れの残る山遊びはしたくない。
だから、キノコ山の入り口付近で軽く遊ぶ予定にしていた。
しかし、いざ出発してみると、山形市内で既に気温が氷点下。
霧も深くて少々不安になってきた。
そこで、安全策を採って海抜の低いO町に目的地を変更することにした。
多分、あそこなら、積雪や路面凍結とかはないんじゃないかな。
前回入った時も、ナメコはまだだったけれど、ムキタケは出ていたからね。
収穫なしということもなかろう。
ただ、場所が近すぎるので、日の出前に着いてしまった。夜が明けるのを待って行動を開始した。
夜明けを待って森に入る
盆地より少し標高を上げただけだが、霧はかかっていない
そして、
食べ頃のムキタケが
そこここに生えている
立木のキノコは、時には背伸びして採ります
だんだん陽射しが降りてきました
例年よりも成長が遅れているかも
代わりに紅葉が
まだまだ見ごろで
目の保養になります
さて、このポイントでこのぐらいの生育状況だと、ここから下のキノコは、まだまだ先だろうな。
M氏と協議して、ちょっと早いけど収穫は止めにして引き返すことにした。
さて、この森のキノコが育つのと、雪が積もるのとで、どっちが先になるかな?
これから先は、ちょっとした賭けになりそうですね。
秋がすんなり進むか、その前に冬が来るか。
季節の追いかけっこが始まった感じです。
それなりの収穫と、美しい紅葉を楽しませて下さった山の神様、今日はありがとうございました。
願わくば、もう少し秋の山遊びを楽しませてください。