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石巻に住む叔父叔母からお歳暮が届けられた。
恒例の『石巻からの挑戦状』だ。
この『挑戦状』には、毎回、こちらが予想もしていなかった魚が入っており、その度に右往左往させられてきた。
ただ、そのおかげで、「大抵の物が来ても調理できる!」という自信と技術を身に付けることができたと感謝している。
妻が聞いた話によると、
「今年は、おとなし目にしたわ。」
と言っていたとのこと。
さて、何が入っているかな?
発泡スチロールの箱を開けてみると、
おお~! 色々入ってますよ
ノドグロ、カレイにドンコにクジラ、タラにタラコにと来たところで、「何だ、これは?」
生のりだって。
普通の海苔はもちろんずっと食べ続けてきてるし、フノリにも大分お世話になってきている。
でも、生のりって初めてだ。
パックを開けてみると
確かに海苔のようだけど、どうやって食べると美味しいのか分からない。
ただ、冷蔵庫に保存してあるワサビ根と組み合わせたら、とてつもなく美味しくなる予感がしてウズウズしてきた。
でも待てよ。
まずは、本来の美味しさを味わってからだよね。
幸い、パックは2つあるので、このような実験ができる。
さすが叔母様、いつものことながら、こういう細やかな心配りに感謝申し上げます。
ネットでレシピを検索した結果、生海苔の佃煮に辿りついたので、それをもとにして作ってみます。
下ごしらえ・調理の部
・「パック」に真水で洗うように書いてあったので、2~3度やってみました
※倍量ぐらい(320g)に膨らみました
結構1本1本が長いです
・包丁で切り詰めていきました
・調味料は酒醤油75に、みりん150と、砂糖30gほど
※甘すぎじゃねえか?と思ったんだけど、最終的に適量だと分かりました
・一度煮切って
・生海苔を投入
・強火 ⇒ 中火 ⇒ 弱火と、混ぜながら丁寧に煮詰めていきます
※30分以上かかったけど、ここは仕方ないと思います
はい、出来ました!
これが、美味しいと言うか、いい香りと言うか、とにかく、半端ねえっス!
夕食に添えてみたけど
夕食の主菜はタラフライの予定だったんですけど、全く負けてません。
磯香薫るとは、こういうことか!
認識を新たにさせられる料理になりました。
残り半分。 これは、ワサビじゃないような気がする。
次、どうやって食べればいいか、悩みを深めるマタギでした。
さすがは叔母様。『挑戦状』は、奥が深いわい。
それにしても、美味しく面白くありがたき挑戦状、ありがとうございました。
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