山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

もう1回前祝い

2023年09月28日 | キノコ料理

 今回の収穫物は、ミズコブとワサビ。昨日紹介したように、これでも十分なご馳走だと思う。

 ただ、家で待っていた方にとっては、ちょっと物足りなかったかもしれない。

「お帰りなさい。これは、ミズコブね。キノコはどうだった?」

「まだ全然出てない。もう少しかかりそうだ。」

「そう。鶏肉用意してたんだけど・・・。」

 ああ、やっぱりきのこの到着を期待していたのね。気持ちは、よく分かるけど、こればかりは思い通りに行くものじゃないからな。まあ、次回あたりには何とかなると思うから、のんびりと待っていておくれ。

 ・・・しかしだ、せっかく鶏肉の準備までしてくれていたのなら、その期待に応えねばなるまい。

 実は、冷凍庫には、まだ、以前収穫したマイタケが残っているんですよね。そのうちの一つを使って夕食の主食にすることを決めた。

 作るのは、マイタケご飯です。

 先日、芋煮汁を作るときに、冷凍マイタケを使ったんですけど、その時に気付いたことがあったので、それを試してみたいという思いもあってのことです。

 それでは、始めます。

 下ごしらえ・調理の部

       冷凍マイタケはこんな感じ

 ※香りが飛ぶことを避けるために、水で洗うことなく保存してあります

       このまま調理してしまう手もあるのだろうけど・・・

 ・水にさらして解凍させました

 ※後ほど、この水を使うので、入れ替えなし(シイタケみたいな感じ)

 ※ご飯を炊くときに、これを使いきれればベスト

 ・食べやすい大きさに切り分けながら、別のボールに移していきます

 ※汁の底にゴミが沈むので、それを取り除いてからマイタケと合流

 ・今回は鶏もも200g、ニンジン1/2本、油揚げ3枚を加えることにしました

 ・米4合に対して、酒大さじ4、醤油50ml、顆粒出汁大さじ1を使います

 ・研いだ米に、調味料とマイタケの戻し汁を加えて4合分に合わせます

 ・用意した具材を全て入れてスイッチオン!

 間もなく、マイタケの美味しい香りが家中に広がります。2階で仕事してたんだけど、香りが押し寄せてきて、思わず笑顔。

       はい、出来上がりましたよ

 夕食全体としてはこんな感じ。

       究極の山菜料理!?

 すんごくうまくいきました。

 とにかく、マイタケの味が濃厚!

 多分、冷凍マイタケの戻し汁を完全に活用できたことが大きかったと思います。

 ミズコブを全部醤油漬けにしたこと、ワサビを摺り下ろし過ぎずに控えめにしたことの理由は、これなんです(主食が完璧、だったらミズコブご飯もワサビご飯も不要)。

 マイタケご飯は、明日にかけて楽しませてもらおうと思います。

 そして、ミズコブとワサビの続きは、もっと時間をかけて楽しんでいく予定。

 本日の夕食は、山の神様からの嬉しいご褒美になりました。同時に、次の山遊びに、また出かけたくなるような、素敵な前祝いになったと思います。

 山の神様、今回もありがとうございます。この次も、よろしくお願いいたします。



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