山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

郷愁の鶏モツ

2020年11月25日 | 日記とレシピ
 良い魚はいないかな?なんて考えて、滅多に行かないスーパーを覗きに行ったら見つけてしまったんです。このお方。


 何と申しますか、すごく郷愁をそそるんですね。多分、昔は食べたのに、最近見かけなくなってしまったせいだと思う。
 子どもの頃の食卓で、「大きいキンカン(卵)来ないかな。」なんて、母が盛り付けてくれるのをワクワクしながら待っていたことを思い出すのだ。
 以前紹介した砂肝も段々見かけなくなってきているけど、鶏モツは更にレアものになってきているという感じがします。
 で、魚そっちのけで買ってきてしまったんですよ。我が家の場合、みんな大好き(多分)なので安心して買ってしまうんですね。

  ≪鶏モツ煮込み≫
 すごく久しぶりで気をつけることを殆ど覚えていなかったので、ネットで確かめながら調理してみることにしました。調べてみると、「ああ、そうだった。」みたいに、段々と思い出してきたので、取りかかります。

 下ごしらえの部
 ・鶏モツの解凍を兼ねてお湯に入れて茹でます。
 ・沸騰するのと一緒にアクが出てくるので、どんどんすくいだします。(10分ぐらい)
 ・ざるに移して水洗い
 ・キンカン(卵)は、薄皮を丁寧に剥き取ります
 ・ヒモは食べやすい大きさに切り分けます

 調理の部
 ・下ごしらえしたモツ(1㎏)を鍋に入れて水をヒタヒタに注ぐ
 ・酒醤油みりん各100mlと砂糖50mlぐらい、それに千切りのショウガを1かけ強加えて、のんびり煮込みます


こんな感じからスタートして



こんな感じになるまで煮込む(手ぶれ御免)

 出来上がりです。
 久しぶりにやった料理なんだけど、作っているうちに姿を変えていく食材を見ていると、身体の中に眠っていた過去の調理の感覚と、昔、子どもの頃に食べた時の感覚とが一緒に目覚めていくみたいで楽しかったです。

 食べてみると、甘塩っぱくて美味しい。家族からも好評でした。
 マタギにとっては(多分妻も)、懐かしさが溢れる料理になりました。

 今回は量が多かったので、暫くは常備菜として楽しめそうです。


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