今回の『石巻からの挑戦状』は手強かった。最たる理由は、魚の種類が多いこと。
アジ、サバ、カワハギ、イシモチ、アンコウ、ギンポ、メダイ、スケトウダラ、そして、各種のカレイときたもんだ。この子達を片っ端から(丁寧に)調理してきたつもりだし、私が勤めに出ている間に妻も頑張ってくれたので、天下平定までにはあと僅かというところなんだけど、限界がある。魚料理は鮮度が命で待ったなし。それなのに、大物達が残っているんですよ。そうなると、文明の力に頼るしかなくなってしまいます。冷凍庫です。
まずは、こちら様。
マコガレイかな?
このお方は、40㎝ぐらいありますね。ウロコを落としてワタとエラを抜いて、
一片ずつラップで包んで冷凍
続いては、
ナメタガレイです
更に一回り大きいので、これまた、同様の方法で冷凍保存。そしてですねえ、
ダルマガレイかな?
箱の底の方に2匹隠れていました。妻が私の留守中に揚げてくれたばかり(その時は気付かなかったそうです)なので、君たちも保存。一夜干しになってもらいます。この寒さなので、2~3夜は、かかるんじゃないかな。これで、ホッと一息。
そうして、最後の1匹がメダイです。昨日、初めて調理して食べてみたら、すごく美味しい白身魚であることが分かったので、こちらを本日のメインディッシュにします。
≪メダイのムニエル≫
イシモチのテリーヌでフランス料理をやってるので、イタリア料理とかスペイン料理、または中華料理に出来ないかなと考えたんだけど、やっぱりこのお魚はムニエルがベストじゃないかな(活きが良ければ刺身だと思う)。そう考えての料理です。・・・以下、手短かに。
下ごしらえ・調理の部
・ウロコを落として、ワタを抜いて、頭を落として三枚におろします
・メダイの身を更に縦に切り分けて、血合い骨を外します
・軽く塩コショウして、水分を拭き取ったら小麦粉をまぶします
これで、準備OK
・フライパンにオリーブオイルを敷いて熱したら、皮目を下にして弱火で焼きます
これは、焼き始め
※意外と早く周辺の色が変わってきます
裏返して反対側も焼きます(皮が反ったけど問題なし)
・もう一度裏返したら、バター20gと醤油小さじ1/2を加えて味付け
これで本体は完成です。
・残ったバター醤油で、薄切りのタマネギを炒めてみました
・切り身にかけたら出来上がり
なんだか、いい感じじゃない
本日の夕食
タマネギは、『おまけ』みたいなものかな。なくても十分美味しいと思います。画像の右上は、妻が作ってくれた『(スケトウ)たら汁』です(これも美味しかった)。
料理したものは、他にも、もう少しあるんだけど、チャンスがあれば記しておきましょう。
そして、
魚箱がすっかり空になりました
ようやく、ここまで来たぜ。
この冬の挑戦状は、まさに群雄割拠の戦国時代。なんとかここまで辿り着くことができました。
お陰様で、また、腕が少し上がった感じ。
叔父様に叔母様、今回もありがとうございました!よいお年をお迎え下さい。
使いきったんですね!!!
すごぉーい👀✨✨
ムニエル最高です👍️
そして、良い感じですし美味しそうですよ(*´ェ`*)💕
さすがですね!!👏
本日もコメントいただき、ありがとうございます。
はい。乗り越えた感いっぱいであります。
心情的には、「やれるかな?」と「やれるはず!」と「ゴメン、無理かも」の間を行ったり来たりしながら食材に立ち向かっていました。
それが、とうとうここまで来たので満足してます。
応援、ありがとうございました!!