福田首相の辞任には、まったく驚いた。政権投げ出しだ。二人の首相が、連続して同じようなことをしでかした。こんなことでは、国際的な信用も失墜する。
哀れなのは国民だ。年金問題、医療問題、原油をはじめとする物価高騰問題、景気浮揚対策問題など、国内問題も山積している。
国際問題も重要課題が目白押しだ。
テロ特措法の延長、六カ国協議や拉致問題などの北朝鮮問題。北方領土、竹島。尖閣諸島などの領土問題。
どれ一つもても、厄介な問題ばかり。
しかも手詰まり状況なのだ。
そのような中での政権投げ出しなのだから、みんな驚くはずだ。無責任極まりない。
しかし、驚いてばかりもいられない。後継内閣を樹立して、遺漏なく国を運営していかなければならない。
自民党では、さっそく新総裁の選出作業にはいるようだ。
複数候補者が政権構想を掲げ、真摯に総裁選を戦ってほしいものだ。
福田首相のように、棚ぼたを狙い、挙げ句の果てに、「貧乏くじを引いた」とふて腐れながら首相になられたのでは、国民の悲劇だ。
、複数の候補者が志を高く掲げ、公正な選挙戦によって、堂々と戦い獲ってほしい。禅譲などは以ての外。
高く掲げる志として、是非、歴史認識や国家観を明確にしてほしい。その基盤の上に、外交方針や財政方針や福祉対策、インフラ整備問題を掲げてほしい。
歴史認識や国家観を明確に示さないかがり、日米同盟についても他国間友好についても、基軸のないふらついたものになる。
過去の日本は何が悪かったのか。何が良かったのか。
村山首相談話や河野官房長官談話は、自虐的過ぎて誤りも多い。
過去の真実をつまびらかにし、国民が誇りを持てる真実の過去を樹立すべきだ。
そのような思い思いの旗印を掲げ、選挙戦を戦ってほしい。
国民の側にも、国造りに関し、高い志が芽生えてくる。
対立候補者のいない民主党は、果たして活力ある党づくりができるのだろうか。
すでに作戦的に、民主党は自民党に遅れをとったように思える。
これは国の政権政策にかぎらない。団体においても企業においても、トップには、職員や社員が誇りを持って従事出来る旗印が必要だ。
旗印がなければ、モチベーションが高まらない。
企業の進むべき道筋を指し示し、意識の統一を図ることで、はじめてパワーアップが実現するのではないか。
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