曼珠沙華はじめて気づく指の傷 ひよどり 一平
(まんじゅしゃげはじめてきづくゆびのきず)
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昨日のこと。
公園を歩いていたら、「曼珠沙華が見ごろよ」という会話を小耳にはさんだ。
その曼珠沙華を撮るのが、昨日の目的の一つだった。
慌てて階段を上った。上れば川の土手であり、その土手に曼珠沙華が咲いているはずだった。
階段は二十段余だが、なぜか慌てた。リュックの重さを忘れて速足になった。
あと一段というところで足を踏み外した。したたかに膝を打ち、腰を捻ってしまった。
土手の上は道路になっていて、車が走っている。
何か所かで曼珠沙華が咲いていた。
三脚を持って行かなかったので、手撮りで曼珠沙華を撮った。
あらためて腰と指の痛みに気付いた。指からは血が流れていた。
指の痛みはほぼ消えたが、腰にかなりの痛みが残ってしまった。
「雀百まで」という言葉を思い出した。が、ここで使える言葉かどうかは判らない。
腰が痛いので、今日は朝から寝ている。