新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

草の実

2020年10月15日 07時45分53秒 | 写真と俳句

 

   草の実の取り付く当てのなかりけり   ひよどり 一平

  (くさのみのとりつくあてのなかりけり)

   ・・・・・・・

 悪童どもが通ってくれれば、ズボンにでも取り付くことが出来る。

 誰も通らなければ、じっと誰かを待つか、強風を待つしかない。

 草の実はひたすら待っている。

 私は草の実には触れず、その姿をレンズに収めただけで引き上げた。

   ・・・・・・・

 新型コロナはまだまだ活発だ。

 感染者数の日々の変化を見ても、殲滅に向かって動いている気配はない。私たちの周囲には、新型コロナはまだまだ活動し続けている。

 だから、実感として、新型コロナ後の社会を想像できない。

 多くのものが失われ、多くのものが得られる新しい社会が現出するに違いない。

 テレワーク、ソーシャルデイスタンス、リモート授業などが定着した後の社会は、果たしてどのような姿なのだろうか。

 新しい覚悟が必要な気がする。

 自分の体調の行方について、重大な関心を持つべきは当然のこと。

コメント (4)
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