不満

休職期間も終わりに近づいてきた…と、勝手に思っている。
まだ会社からは『いつから どこの部署で』という連絡は来ない。
『急ぎ調整する…』と言ってくれてはいるものの、人ひとりを動かすとなれば『かなりの』問題が発生する…当然だと思う。

振り返ってみれば、おいら自身の事だけで精いっぱいだった休職初期は別にして、中期以降はよく子どもたちと遊んだと思う。
今までの『オヤジ人生』の中で、３人の子どもたちとこんなに接したのは初めてだったかもしれない。

最近の話題通り、長女とは『音楽系』、長男とは『アルビレックス新潟』と『ベイブレード』…。
それで、次女とは…あれ？

JAZZ BASS を購入した日の夜、次女は深い溜息をついた。
やっと見つけた『おねえちゃん＝（長女）』の趣味…それまでのお姉ちゃんがどんなだったか次女は知っている。
毎日ベースギターを手に、練習している音を聞いていたはず…だから楽しく努力している姿もわかっている。
『おとうと＝（長男）』は『男の子のおもちゃ』でオヤジと勝負！
サッカー観戦で盛り上がる…。
どっちにしてもオヤジが対等に相手をしてくれる『遊び』をここのところ目の当たりにしてきたのだろう。

『わたしには趣味がない…。』

小６…。
微妙な年頃だよな。
完全に子どもと扱われる年齢だけど…『ここからオトナ』なんて、階段を上るように一気に大人になるわけではない。
オヤジの趣味に引っ張って、MTB に乗せて連れまわしたが、本人が本当に『それが楽しいのか？』と考える時期が来ているのかもしれない。

ムリに MTB と言うのはやめなければならないかな…。
長女に影響されて音楽にも目が向き始めているし。

次女が自分の『不満』を自分自身で解決する年頃が近づいている。
長男のように、手に届く範囲の『相手してもらえる子どもの遊び』から脱皮して、
自分がやりたいことを見つけて熱中する『大人の趣味』。

焦らずゆっくり考えたらいい。
迷い、焦るだろうけどさ(笑)。

休職の効用は、こんなところにもあったのかもしれない。