餅は餅屋

2011-01-26 05:34:54 | Bicycle
MTB 復権の兆し…。
先日紹介した1/20 発売の『BICYCLE NAVI』には、街乗り MTB の特集記事も組まれていた。

『ビュンビュン スイスイ 系』の自転車は、行きつくところまで行ったんだろう。
ジテツウ・エコの流れでクロスバイクに始まり、快速系に乗り慣れた人たちがロードバイク志向を強める…というのが昨今の自転車ブーム。

自転車自体はどんどん進化しているが、クロスバイクとママチャリを比べるほどのインパクトを、
同じカテゴリーの自転車の進化に求めるのにはムリがある。

オールラウンダーとしての MTB が街で進化する。
街乗りに要らないサスペンションフォークを外し、クラシックなリジットフォークを選択。
軽量でスマートな街乗り MTB が、日本のデコボコ舗装路に現れる!

山ガールがフィールドの中で山チャリガールへ進化するのとは別に、
街ボーイが路上で Street MTBer へ進化するのだろう。

本気で 2011年は MTB 躍進の年に感じてきた。

ビュンビュン系ではないバイクだから、入口の間口は広い。
乗り味の自由度も高いから、チョイ乗りにも向く。
ロード系のバイクより乗車姿勢も楽。
ファッショナブルで、守備範囲の広い MTB …。

ロードバイクみたいに『ハマった人』が挙って辺BCから三角形の頂点Aを目指すわけではない。
たぶんね、MTB は逆三角形…頂点Aから辺BCに向かって無限に答えが分散していくんだ。

だからこそ、しっかりしたアドバイスが出来る自転車屋さんで自転車を選んでほしい。

ブームが来れば、売りっぱなしの店も増えてくる。
ネットショップで安価な販売も増える。
大型スポーツ店も参入する。

ブームの後に、雨ざらしで朽ち果てた『往年の名車』を其処ここで見かけるようなことが無いように、
きちんとアフターケア出来るショップで自転車を購入するのが得策…仲間も出来るしさ。

おいらは自転車屋さんの回しものではない。
だが、後に残る『虚しい残骸』を作らないためにも、お願いしたいのだ。
ブームだけでは、質は上がらない。

そこを気にしすぎるのがおいらの欠点なのかもしれないが…。

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