買取

どんなことにせよ最初の『取っ掛かり』というのは不慣れなもので、同じことをするにも時間が掛かる。
それがスポーツであれば基本技術の習得がなされてこそのプレーする楽しみであるし、音楽だって上手に歌うことや楽器の演奏などの基本技術があってこその話だ。
それは…仕事だって変わらない。

新工場が…いよいよ逼迫した状況になってきている。
生産数量は徐々に向上しているものの、その生産数が出荷数を上回れない状況が日々続く。
先日も話題にした通り、足りない生産力を時間延長の人海戦術でしのいでいる状況だ。
さらに不慣れな新設機械の操作である為に、適正人員以上の人員がそれぞれのラインに掛かる。

人をかき集めて生産するにも…限界。

徐々に適正に近づけていく都合上、無闇に人員補強（増員採用）出来ない。
トップの判断は…週休の買取。

本来 1 週間で 2 日の休みがある計算で年間休日が組まれているので、52 週× 2 日＝ 104 日＋α（盆暮の特別休暇分）。
故に月平均 8-9 日＋α の休みがあるが、2 月はそのうちの何日間かを買取らせてほしい…と。
つまり、休日出勤で残業扱い…その日の労働時間については、月給の日割単価を 25% 割増しして手当てを支払う…ということ。

いやいや…この判断は『余程』だ…。
タダでさえ毎日残業で生産時間を稼いでいると言うのに、休みも買い取らせてほしいとな…。

当然、おいらも休めない。
週に 1 日、法律に抵触しないように無理して休むのが精いっぱい。



MTB 乗りたい…。
早いところ、このクショクショの状況を打破しないと…。