大10同好会

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政治の混迷(土井)

2009年01月19日 14時43分59秒 | Weblog
友よ知らずや昏冥の、嵐の中に身を殉じ、黎明の鐘乱打せし、若き命の揺籃ぞ・・
口を開けば自ずと出てくる懐かしい、第40期橋川敏男先輩の詩曲による「山都逍遥歌」の一節です。
今は僅かに同窓会や同期会の後の斉唱で当時に返るだけで、身は混迷の中にあるというか、やや離れて眺めているというかの状態にあります。

明日のオバマ新大統領の就任式を前に期待で盛り上がっている米国に比べ、我国の政局はどうでしょうか。
麻生内閣の支持率は20%を下回り、身内からの批判も出る始末で、これでは思い切った政策を実行することは出来ません。
こうなったら、どこまでやれるか見る為にも、一度小沢民主党に政権を渡して、しばらく野党に下った方が混迷と閉塞の打開の為にはいいかも知れないとも思われてきます。

南のお隣の名古屋市では今年4月の市長選挙に向けて、現職引退後の後継選定で大もめにもめています。
民主党衆院現職の一匹狼・河村たかしが強い意欲を見せていますが、彼の公約に市会議員の定数と年俸の削減が盛られる可能性があるので、相乗り与党の民主、自民などの市議が猛反発して、弁護士の擁立を図っています。

北のお隣の岐阜市では昨日、無投票で現職市長が三選されましたが、これも何ともシマラナイ状況でした。
市立商業高校を廃止して、立命館に売却することを提案した市長が、市議会で反対され、民意を問うと辞職して選挙に打って出たのですが、反対派の市議団は対立候補すら擁立出来なかったのです。

我々には直接には関係ないのですが、国や周辺で混乱が続くのはやはり良いことではありません。
気分的にも実際にも早くスッキリしてもらいたいものです。