大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

新品と中古品(土井)

2009年02月10日 15時51分17秒 | Weblog
土曜日の知人の告別式で私は最前列に座って見送りましたが、海部元首相がすぐ目の前で10分か15分の長い「別れの言葉」を述べました。

小説や映画の世界では江戸時代に普通に古着屋が出てくるので、それは庶民生活の中に根付いていたものだと思われます。
その後に中古品としての地位を確保して来たのが古本でしょう。
調べたことはありませんが、明治以降から徐々に市民権を得て今日に至っているのは間違いないところでしょう。

高校時代の受験参考書は安かったのに、大学に入って専門書の値段の高さには正直参りました。
専ら古本屋を廻って探すようにしていました。
それと同時に「旺文社」がこの分野に進出して廉価版を出してくれないかと切に願っていました。

そして今、新品と肩を並べるか、それ以上かも知れない一大市場を形成しているのが自動車です。
また自動車に限らず住宅でも、ゴルフ用品でも、ファッション製品でも、殆ど全ゆる分野の商品で中古品というか、リサイクル商品というかが普通一般に流通するようになってきました。

新品を選ぶか、中古品を選ぶかは勿論懐具合による所が大きいのはいうまでもありませんが、その他に世の中の風潮や個人の考え方によっても大きく変わってきます。
例えば新品の並品か、中古の高級品かは、同じ値段だった場合、判断の分かれるところです。

実は昨日の句会で大歳時記が話題になり、持っていない人は皆欲しいと言い、私も急に欲しくなりました。
帰ってネットで探してみるとあるはあるは数百件の売り物件があり、かなり迷いましたが結局その中から新品同様の講談社版「新大歳時記(カラー版) 全5冊」というのに決め発注し、今、前金を振り込んで帰って来たところです。