大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

続・新品と中古品(土井)

2009年02月14日 18時39分24秒 | Weblog
先回、麻生首相の発言に呆れていると書いた2月12日の夕方7時のニュースを見ていたら小泉元首相も同じ表現をしたことが大きく報じられていました。

先々回の2月10日に書いた「新日本大歳時記」全5冊(新年・春・夏・秋・冬)が届きました。
本体は勿論、箱も箱に巻かれたカバー帯も全冊新品と寸分変わらず、誰が見ても古本とは思えない美本でした。
早速少しめくってみましたが、使用した気配は全くありません。

自動車の場合、期末のリベート狙いで代理店が引き取って登録した新車が未使用のままナンバー落ちの新古車として中古車市場に出回ることがよくあります。
独身時代私が最初に買った車も「サニー・エクセレント」の新古車でした。
本の世界にも何らかの理由で未使用の新品が中古品市場に出回っているのだろうと思います。
因みに今回の場合、5冊の合計価格37700円が12000円プラス送料920円でした。

最近の若い人達は、我々の世代に比べて、新品へのこだわりと、中古品への抵抗ははるかに少ないように感じられます。
それは名よりも実を取る合理性を我々以上に持ち合わせているということだと思います。

年金世代に入ると新品と中古品に限らず、地域や団体の役職とか人間関係その他諸々についても「こだわり」を捨てるとまではいかなくても減らすことによって、経済的にも精神的にもかなり楽になれるような気がしています。