大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

浴槽の水抜きと究極の清掃法(土井卓美)

2011年06月02日 09時18分00秒 | Weblog
人気ブログランキングへ

我が町内では私も提案者の一人だったのですが、各戸に直径6cm、高さ20cmのスプレー式の簡易消火器(剤)を配布しています。
初期消火は日頃から意識して、準備をしておかなければ意外と難しいことを考慮に入れてのことです。
いざ火が出た時、水道の水は全開にしてもバケツが一杯になるまで時間がかかり間に合わない可能性が大きく、その場合風呂の水が一番手っ取り早く効果的だといわれています。
その為には風呂の水は全員が使い終わっても抜かずに一日中」おいておく必要があります。
そして風呂の水は長くおく程水のある部分の浴槽の表面にヌルヌルの汚れを付着させます。
普通に水を抜くと表面張力もあり、水面に浮いている汚れも回りにこびりつきます。
そこで一般的には洗剤とスポンジできれいに洗ってから次の風呂を沸かします。
こうすることで何も問題はない筈なのですが然に非ずなのです。

私は夕食前一番風呂に入りますが、備え付けのラジオを聞きながらゆっくりと体を伸ばし習慣的に浴槽の全面に触れてみます。
全てのところがツルツルのキュンキュンだったら安心して寛いだ気分になるのですが、どこかに少しでも手の平にそうでないものを感じる部分があったらガッカリします。
自分で気をつけて洗った積りの時でもそれがありましたが、今自分でやれば完璧です。
風呂の栓を開ける前に浴槽の水面から上の部分と縁を、手に平で溜まっている水できれいに洗います。
栓を抜いたら水位が下がっていくのに合わせて、手に平の半分を水中、半分を上に出して全面(全周)をなでながら清掃します。
手の平の感触が働き、底まで終わった時点で汚れが残っていることはありません。
念の為に水がなくなったら、シャワーを強にして側面と底面を洗い流します。
洗剤無用、風呂の水がなくなるまでの数分間の作業です。