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詩吟の錬成会に思う(土井卓美)

2011年06月14日 07時32分11秒 | Weblog
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6月12日(日)自宅すぐ近くの商工会館に滋賀、名古屋、地元から100余名が集い詩吟の錬成会がありました。
年4回のグループの発表会のようなものですが、それなりの形態を整えた公式行事です。
会員資格の若い順、ということは級や段の低い順から日頃の練習の成果を発表するのですが皆さん大変に気合が入っています。
私の場合は殆どの大真面目な人達とは一線を画すところがあるのですが、それでも週1回の練習は他の予定と重ならない限り休まず、そこそこの稽古を続けていたら今回は108人中39番目と知らぬ間に順位(順番)がかなり上がっていました。
形式的な試験はありますが、入会してからの年次によって2級、1級、初段、2段・・・・・ととなり、今2段ということになっている次第です。
そんな訳ですから級の中にも結構上手な人もいれば、高段者の中にもそれ程でもない人もいます。
こういった年配者の集まりは一般に女性の数の方が多くなりますが、当会ものの傾向にあります。
終了後誘われて行った喫茶店では7~8人中男性は私1人だけでした。

スポーツ、芸術、芸能、稽古事その他何でも他人に優れて上手になるには持って生まれた資質と努力することが出来る才能が必要です。
自分でその持ち合わせがないことを自覚しているからには、せめて人並みのことが出来、普通の付き合いが出来、日常生活が普通に送れるように、それなりの(とは言っても自分では精一杯の)努力は必要だろうと思います。
しかし今更努力と言ってもあまりピンと来ません。
この年になるとやはり則に従い、則を越えずというところでしょうか。