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菅内閣の退陣と原発事故の収束(土井卓美)

2011年06月23日 06時39分25秒 | Weblog
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目下の緊急の課題事というか焦点は菅総理の早期退陣と原発事故の早期収束の二点であることに異論は無さそうです。
菅退陣については既に死に体であり、いくら最後の悪足掻きをしても、遅くとも8月中には決着を見そうです。
思えばこれで「総理1年の使い捨て」と揶揄されて、まさにその通りの連続5人目の事例となる訳ですから全く情けないことで、国内はおろか諸外国から見ても一体何をやってるんだということになっています。
今の状況では次は誰になるか分かりませんが、誰がなったとしても長期政権は望み難く、また短命内閣の悪しき伝統(?)を引き継ぐ可能性は十分にあります。
自由に意見を言えるのが民主主義の最大の長所ですが、まだその地盤が未成熟で強力なリーダーシップを発揮する人が居ない時、民主主義はその最大の短所である衆愚政治の様相を呈すこととなります。

一方未だ見通しの全くついていない原発事故についてですが、こちらも政府と東電の対応を批難する声は沈静化する様子もありません。
起こったことに対してその責任と原因を明確にし、再発防止策を講じることの重要性は論を待ちません。
しかし同等にというよりもそれ以上に大事なことはその解決策に全力を尽くすことです。
いろいろ言われてはいますが関係者は必死に取り組んでいます。
だからこそ、語弊はあるかもしれませんが、この程度で済んでいます。
もしこれが我国以外の所で起きていたら、その被害は更に大きくなっていただろう事は想像に難くありません。
その点では関係者の努力と尽力を多としなければならないと思います。
原発そのものについては別の機会に考察してみたいと思っています。