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俳句で嬉しかったこと2題(土井卓美)

2014年01月26日 11時45分49秒 | Weblog

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1983年生まれの「神野紗希(こうのさき)」という若い女流俳人がいます。
以前はNHK松山放送局制作の「俳句王国」という全国版番組の司会を局アナウンサーと一緒にやっていました。
非常にセンスのいい人でその清新な句も魅力的で番組を楽しみに見ていました。
その間一度会社の同僚が視聴者代表で出演したので、すぐに電話して話をしました。
その後司会者が変わり面白くなくなったので見なくなりましたが、今は番組自体もなくなっています。
その神野沙希が今度は本局制作の「NHK俳句」の選者になりました。
早速投句してみたら選ばれましたが、こういう系統の句は従来系の選者なら見向きもされなかっただろうと思います。

   日常に鳩や狸の轢死体(「NHK俳句」2月号・神野沙希選)

高校同期の女性の友人がそのブログに東京の夕景を写真と分かり易い文章で載せていました。
見事だったのでその場で浮かんだ一句をコメント代わりにしました。
それに応えるコメントがお世辞半分にしても一寸褒められすぎだったので無断ですが引用しました。
「だらだら書いても情景を的確に現せないのに、ぱっと17文字におさめててしまう。感服いたしました。日本語の、俳句の、素晴らしさ。これ程短い詩は、世界にありませんね。ありがとうございました。」