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孫の誕生日(土井卓美)

2014年01月14日 15時41分28秒 | Weblog

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俳句の世界では孫の句が敬遠されます。
事実を詠んだ積りでもそこに情が入り込んでしまうことが多くなるからだろうと思います。
そうなると見る目が甘くなり、作品も情が絡んで鋭さが欠け所謂「孫俳句」として評価が低くなるという訳です。
だから孫のことは詠まず評価もしない方が無難だということになっているようです。
それだけ孫といえば何時の時代でも、何処の世界でも可愛いものだという左証でもあります。
因みに4人の仲間で続けているインターネットの1月句会に「孫が来て歌って踊る御慶かな」の句を出してみましたが誰も関心を持ってくれませんでした。
自分では可愛くて嬉しくて心に響くものがあったのですが、他の人から見ればそんなことは当たり前に近く別にどうこう言うほどのことでもないということになるようです。

孫の誕生日を祝うのは何処の家庭でも普通のことですが、その方法は所により家庭により色々のようです。
孫の父親の故郷岩手県の方では1歳の誕生日に一升餅を背負わせて歩かせるのが慣例のようで、上のお姉ちゃんの時に続いて今回の下の坊主の為にその餅を送って来ました。
固くなって切り難くなるのを予想して食べるサイズに切り分けて、再びラップで包んで元の形に仕上げてありました。
岩手のお爺ちゃんは写真でしか未だ下の孫の顔を見ていません。