大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

味覚の記憶(土井)

2009年02月04日 18時40分10秒 | Weblog
「あの時のあの○○の味が忘れられない」というような経験は誰にでもあると思います。
反対にすっかり忘れていたのに、何十年ぶりかにあるものを食べた時、あっ!この味、昔食べたことがあると懐かしく思い出すこともあります。

その食べ物そのものの味が微妙に変わっていることもあるかも知れませんが、味そのものは変わっていなくても、昔は美味しく感じたのに今はそれ程とは思わないもの、またその反対に昔は別に美味しいとも思わなかったが、今は美味しいと思って食べているものもあります。
私の場合前者は魚肉類や卵などで、後者は豆腐や野菜類などです。

何故このようなことを書く気になったかというと、先日「晩三吉(おくさんきち)」という大きな梨を貰って食べたら酸味と甘味が適当に混じり合って、それなりに美味しかったのですが、その梨を見た瞬間、食べた瞬間思い出したのです。
子供の頃は固い長十郎梨が全盛で、それが梨の味でしたが、何かの時にこの晩三吉を食べ、そのみずみずしさと甘さに感激したことがあったのです。

もう一つ梨にまつわる思い出があります。
今では品種改良が進み、幸水や豊水などという糖度の高いものが出回り、「二十世紀」は影が薄くなっていますが、学生時代、元大阪市立大学教授・伊勢田穆君の下宿で、彼の実家から送られてきた「二十世紀」を何人かで一緒にご馳走になった時のあの味は感動ものでした。

遅い初詣(土井)

2009年02月02日 12時19分21秒 | Weblog
昨日誘われて衆院議員後援会のバス旅行に行って来ました。
やや遅いのですが、伏見稲荷初詣と京都錦市場での買い物と散策と銘打ったものでした。
参加者の中でGゴルフ仲間は、女性は私を誘ってくれた5人の美女軍団(?)の他にも数名居ましたが、男性は私1人でした。
他には町内で知合いの男性が2名居ましたが後は知らない人ばかりのバス6台の団体でした。
今年は選挙の年でもあり、議員本人も後援会幹部も、小選挙区で海部元首相に勝利するのだと随分力が入っていました。

伏見稲荷は何度も訪ねていますが昔と変わった様子もなく、特に取り立てていう程のこともありません。
錦市場は初めてでしたが、バスを本能寺会館の前に停めて、商店街をゾロゾロと歩いて市場の入り口まで10分以上かかりました。
その途中歩いたアーケードの商店街も、シャッターの降りた所も結構あり、客もバスを降りて錦市場へ向かう団体客が殆どで、店の中に居る客は日曜日というのにさびしいものでした。
一宮市の繁華街もこの商店街も似たようなものだなぁと話しながら歩きました。
当の錦市場は道幅も狭く、間口の狭い店舗が並び観光客中心の客で混んでいました。
商品は食料品が中心で、中には珍しいものもありましたが、昼食のすぐ後の満腹感と後から背中を押されるような人混みと、団体旅行の時間制限などで結局はザーッと見て終りでした。
市場の一番奥まで行って引き返す途中で、一本別の通りを歩いてみたら、ほぼ並行しているこちらの通りは映画館もあり、ファッションや現代調の店ばかりで、若者中心の客筋で活気があり、賑わっていました。