カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

医療費

2012-12-08 08:57:00 | 健康
 救急車代は後で請求が来るらしいが、治療費はここの州の健康保健書があればすべてただ。無論歯科治療はいっさいカバーされないので自分で保険をかけなきゃならない。日本の保健もいずれは歯科治療費カット、また救急車代はチャージの時代がやってくるだろう。救急車で来た患者は症状にかかわらず優先的に治療を受けられる。他人ごとになると万が一状況が悪くなったときなんで救急車を呼ばなかったのだという話になることが多いので責任のリスクを避けるためにも911.
 また老人ケアの政府によるサポートもまだバンクーバーのあるBC州に比べてはずいぶん援助がある。私のお給料として毎月2000㌦が支給されている。無論そこから雇用主は最低賃金を支給し差額をポケットに入れている。車椅子、手すり、酸素、コンプレッサーの電気代、お風呂を車椅子でも使えるバリアフリーに変える。これも申請できるが数ヶ月以上待つらしい。BCはバブル時代に日本が不動産を買いまくり地代が値上がり、カナディアンが家を買えなくなってしまったとBCからここに移動した雇用主がいっていた。今は中華系が不動産を牛耳りもっと高くなっている。老人ケアの援助はすくない。車椅子さえ自分で購入だ。無論私がBCで働いたら雇用主は自腹である。
 おばあちゃんはもともとBCにすんでいたが、娘達がこの州の方が援助が多いとのことで呼んだらしい。おじいちゃんも死に際にはここの州に来たらしい。治療費がただだからか。。。カナダはいろんなチョイスがある。
気候のよさ、すみやすさ、海の美しさでBCに一度住んで、経済を考えて最後はここの州という人たちを数人知っている。次の雇用主も炭鉱を退職した後あこがれのBCにすんで7年前にはこっちに戻ってきた。