本日はプラニス→文学館→創→レタラの4か所。
■プラニスホール「竹中大工道具館開館35周年記念巡回展 木組分解してみました」。2010年にもプラニスホールで「棟梁」展をやっているが、そういう感じかな?
「錦帯橋模型」。
↓

「河合継手」:直線方向にも直角方向にも木材を組むことができる不思議な形。後ろのL字型の木材はこの接手で3つの木を継いだものである。
↓

「球体組子」:5角形と6角形を組み合わせて32面体になっているというもの。何だかすごいよね。
↓

建築関係の学生さんが多いのだろうか。結構な人数が来ていた。

■北海道立文学館「作家たちの交差点「北の話」が残した時間」。帯広の同人雑誌「凍原」が母体となり札幌に凍原社を設立。そこで通巻202号まで出版した観光小冊子にまつわる展覧会である。
冊子のサブタイトルは3号まで「赤煉瓦周辺の手帖」だったのだが、経営難に陥り(まさにカストリ雑誌)、4号は「札幌・支笏洞爺エリモ・室蘭の手帖」(これを見て、一気に旅行しようとした人がいなかったことを祈る)、13号あたりから「北海道を旅する手帖」として出版されていたようである。1997年まで出ていたようだが、私の記憶には無い。
美術ファンには、表紙絵の原画が以下の通り展示されていたことをお伝えしておこう。
谷口一芳「ラウス岳」「大通公園の冬」
八木伸子「聖夜の幻想」
八木保次「紅葉」
杢田たけを「少女」
能勢眞美「庭樹」
佐藤忠良「羊蹄山・夏」「冬の少女」
一原有徳「オコタンペ湖よりの恵庭岳」
岩船修三「花と少女」
石川達三「ホタルブクロ」

■北海道文学館「≪アイヌ絵巻≫と文学」。
井上貫流左衛門「アイヌ絵巻」:1808年、井上が高島で砲術訓練を3か月行った後に、約1か月間で描いたアイヌの風習を集めた絵巻物。以前、小樽市総合博物館運河館「タカシマアイヌを描いた絵巻物」展で見たものと内容は同じだが、その時は小さなケースだったのでパネル展示ではなかっただろうか?(撮影禁止だったのか、写真が残っていない)。今回は絵巻を展開する形式で見ることができる。
岡村吉右衛門「アイヌ神謡」:タイトル1点とアイヌ文様を取り入れた版画6点。「民芸運動とアイヌ文化」というコーナーの中での展示。
常設展側では、手島圭三郎「カムイチカプ」(プは小文字)、棟方志功「平安の壁の柵」、小熊秀雄「裸婦」(体が緑色でカッパのような下手くそな裸婦)が展示されていた。
■ギャラリー創「前澤良彰作品展 Something else」。
「sapporo 2020.01」:山間の駐車場に自動車がかたまって駐車している様子が、小動物が雪の中で集まっているようで面白い。それ以外の写真はほぼ自然の風景のみで、ちょっと私の好みとは異なるな。
■ギャラリーレタラ「下沢敏也展 Re-birth from weathering 2020-朽ち往くこと・・」。
「untitled」:赤く鋭い流線型のような物体が非常に良い形に見えた。そう、泳ぐ鰹のような感じかな。
「Re-birth 2020-2」:平面に焼き付けられた、赤く火星の地図を思わせる作品。ずっと見ていられるなあ。
■プラニスホール「竹中大工道具館開館35周年記念巡回展 木組分解してみました」。2010年にもプラニスホールで「棟梁」展をやっているが、そういう感じかな?
「錦帯橋模型」。
↓

「河合継手」:直線方向にも直角方向にも木材を組むことができる不思議な形。後ろのL字型の木材はこの接手で3つの木を継いだものである。
↓

「球体組子」:5角形と6角形を組み合わせて32面体になっているというもの。何だかすごいよね。
↓

建築関係の学生さんが多いのだろうか。結構な人数が来ていた。

■北海道立文学館「作家たちの交差点「北の話」が残した時間」。帯広の同人雑誌「凍原」が母体となり札幌に凍原社を設立。そこで通巻202号まで出版した観光小冊子にまつわる展覧会である。
冊子のサブタイトルは3号まで「赤煉瓦周辺の手帖」だったのだが、経営難に陥り(まさにカストリ雑誌)、4号は「札幌・支笏洞爺エリモ・室蘭の手帖」(これを見て、一気に旅行しようとした人がいなかったことを祈る)、13号あたりから「北海道を旅する手帖」として出版されていたようである。1997年まで出ていたようだが、私の記憶には無い。
美術ファンには、表紙絵の原画が以下の通り展示されていたことをお伝えしておこう。
谷口一芳「ラウス岳」「大通公園の冬」
八木伸子「聖夜の幻想」
八木保次「紅葉」
杢田たけを「少女」
能勢眞美「庭樹」
佐藤忠良「羊蹄山・夏」「冬の少女」
一原有徳「オコタンペ湖よりの恵庭岳」
岩船修三「花と少女」
石川達三「ホタルブクロ」

■北海道文学館「≪アイヌ絵巻≫と文学」。
井上貫流左衛門「アイヌ絵巻」:1808年、井上が高島で砲術訓練を3か月行った後に、約1か月間で描いたアイヌの風習を集めた絵巻物。以前、小樽市総合博物館運河館「タカシマアイヌを描いた絵巻物」展で見たものと内容は同じだが、その時は小さなケースだったのでパネル展示ではなかっただろうか?(撮影禁止だったのか、写真が残っていない)。今回は絵巻を展開する形式で見ることができる。
岡村吉右衛門「アイヌ神謡」:タイトル1点とアイヌ文様を取り入れた版画6点。「民芸運動とアイヌ文化」というコーナーの中での展示。
常設展側では、手島圭三郎「カムイチカプ」(プは小文字)、棟方志功「平安の壁の柵」、小熊秀雄「裸婦」(体が緑色でカッパのような下手くそな裸婦)が展示されていた。
■ギャラリー創「前澤良彰作品展 Something else」。
「sapporo 2020.01」:山間の駐車場に自動車がかたまって駐車している様子が、小動物が雪の中で集まっているようで面白い。それ以外の写真はほぼ自然の風景のみで、ちょっと私の好みとは異なるな。
■ギャラリーレタラ「下沢敏也展 Re-birth from weathering 2020-朽ち往くこと・・」。
「untitled」:赤く鋭い流線型のような物体が非常に良い形に見えた。そう、泳ぐ鰹のような感じかな。
「Re-birth 2020-2」:平面に焼き付けられた、赤く火星の地図を思わせる作品。ずっと見ていられるなあ。