散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

なぜか新潟2(10)バイ貝

2020-09-13 20:02:27 | 飲み歩き・日本国内


さて、新潟駅に戻ってきた。長岡では一軒しか行かなかったのでもう一軒行きたい。しかしながら、どうも腹が一杯である。駅近くをかなりの長時間うろうろした挙句、とりあえず駅前の「D」でアイスコーヒーSを飲むことにした。腹が一杯なので、コーヒーすらスモールサイズである。



少しここで態勢を立て直し、気軽な立ち飲み屋さんに行くことにした。が、店頭まで行ってみると残念ながらかなりの混雑状況である。それではということで、この店の姉妹店(座れるため少し高いが)に行くことにした(同じビルの2階にあるのだ)。



日曜日とあって他の客がいなかったが、カウンター席に座り、とりあえずレモンサワーを注文。通しはマカロニサラダである。



少しは立ち直ってきたものの、未だにあまり腹が減っておらず、ボリュームの少なそうな刺身の2点盛りを注文することにした。今日の刺身から選んでくれということなので、バイ貝とあちこちで見かけるがまだ食べていないタコを注文する。



バイ貝の刺身は初めてだが、北海道で言うツブ貝にもにた歯応え。味わいはなかなかよろしい。これをちょっととっておいて、鶴の友を燗してもらうことにした。



うーむ、新潟の酒は味が綺麗でよろしいねえ。鶴の友にはバイ貝も合いますなあ。と言うところで満足し、まだ時間が早いがホテルに戻る。



早めに寝て、明日の朝食をガッチリ食べることにするか!
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なぜか新潟2(9)大衆割烹

2020-09-13 15:57:02 | 飲み歩き・日本国内
しばし街中を散策するが、予報通り雨が降ってきて、しかもかなりの豪雨だ。



長岡の駅前商店街にはアーケードがあるので濡れはしないのだが、そろそろ予定していた店に行きますか。14時からオープンしている老舗の大衆割烹「J」である。

常連らしき昼酒組が数人いるので、一番手前の席に座ろうとすると、お店のママさんが「こちらへどうぞ」と奥のテレビ前の席を勧めてくれた。そこに座り、ウーロンハイで様子を見ながらスタート。通しはレンコンキンピラだが、ちょっと飾り切りをした人参と絹さやの緑がいい。



さすがに時間が早くてあまり腹が減っていないのだが、ここは刺身盛り合わせと行こう。出てきた盛り合わせはかなりのゴージャス版で、鯛、サーモン、帆立、カレイ縁側、小肌、ハマチ、マグロ、カツオが盛り合わせてある。



いずれもなかなか歯応えが良く、いい品を揃えているように思うが、私が一番感心したのはカレイ縁側である。歯応えとともに、かなり濃厚な味わいが楽しめた。

さて、刺身のあるうちに酒を飲まなくてはいけない。まずはこの店で一番スタンダードな米百俵を燗してもらうことにした。この味わいは、オーソドックスでいいじゃないか。



次のつまみは大物なのだが、別のお客さんのところに運ばれていったのが美味しそうだったのでやむを得ない。自家製コロッケを注文だ。



少ししてやってきたコロッケ。片方は醤油で、もう片方はソースで食べる。揚げ物の重さがそんなになく、これは美味いコロッケだ。最後に日本酒は吉乃川辛口を頂くことにしよう。



池波正太郎ではないが、すっきりした日本酒と揚げ物の取り合わせは良いものである。しかしながら、これでほぼ満足感が訪れてしまい、勘定をしてもらうことにした。しかし、ここはなかなかの名店だよ。もっとじっくり飲みたい気分であった。

最後に「いや、実は札幌から来まして、なかなか来れないと思いますが、実に美味かったです」と挨拶をして店を出た。

幸いなことに雨はほぼ上がっており(いずれにせよアーケード等で雨に濡れないで駅まで行くことができる)、これで新潟に戻ることにした。前回は昼食しか食べることができなかったが、今回は長岡で一杯やることができて大満足である。



長岡から普通電車で新潟へと向かう。途中ウトウト…。
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なぜか新潟2(8)発掘

2020-09-13 14:35:51 | 美術・アート
さあ、いよいよバスの時間になり、乗り込んで約40分。かなり遠いね。



■新潟県立美術館歴史博物館「発掘された日本列島 新発見考古速報2020年」。えらいど田舎に来てしまったが、結構な人がいる。火炎土器が発掘される新潟の人はこういう展示が好きなのだろう。

日本全国の新発見を展示しているようで、我が北海道は遠軽町埋蔵文化財センターから出品された「白滝遺跡」の石刃があった。



「長原87号墳 人物埴輪」:巫女の姿を現しているらしい。髪型はまげを結っており、たすき掛けをした袈裟のような服を着ているそうだ。



長岡市馬高遺跡「深鉢型土器 火炎土器」:約5千年前の火炎土器。これは複製だが、重文だ。



出品数が相当多くて、かなり疲れた。



今回、企画展を見ても常設展は別に通常の料金を払わなければならなかったが(普通、常設展はついてくるんだけどなあ)、まあ、2度とくることもなさそうなこの場所である。見ていくとするか。こちらは新潟の歴史、文化の展示で、やはり北海道とは違う深みがあるのだった。

豪雪コーナーがあり、これはさすがに北海道よりも新潟の方がインパクトがあるだろう。


→実物大かな?

というところで、観覧は終了だ。午前中が早く終わったため、午後の観覧も早めに終わり、当初の予定より1本早いバスに乗ることになった(次のバスは約2時間後なので、そこまで待つのはきつい)。駅方面に向かい、長岡駅のひとつ前の停留所で降りる。この辺には飲み屋もあるのだ。
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なぜか新潟2(7)友達

2020-09-13 11:39:39 | 飲み歩き・琴似界隈
さて、時間は早いのだが、ここで昼食にしよう。前回、長岡に来たときに見つけていた、イタリアンの店「F」だ。

新潟における「イタリアン」は、いわゆるイタリア料理ではなく、焼そばにミートソースをかけたファーストフードの方が一般的であることを、ぜひ知っておいて欲しい。そしてそのイタリアンには2つの流派があり、一つを「北斗神拳」、もう一つを「南斗聖拳」と呼ぶのだ。

じゃなくて、新潟市でメジャーな方が「M」、長岡市でメジャーな方が「F」というチェーン店なのである。私は前回「M」では食べたのだが、「F」で食べていないのが気になっていたのだ。

店頭に立つと、いろいろ変化球のメニューもあるが(餃子も主力メニューなのか…)、まずはオーソドックスに「イタリアン」を注文。セットドリンク(100円なのである)にメロンソーダを注文した。



そして、店の中ではなく(ここには店内飲食コーナーがない)、フードコートの席に持っていって食べる。私はどうもフードコートというのがあまり好きじゃないんだけれどもね。



まずはミートソースのかかっていない焼そば部分を食べえると、これは実に物足りない。各地にある焼そばの、自分でソースをかけるタイプのような味の薄さである。次にミートソースも合わせて食べると、それでも物足りない。いや、これは実に絶妙の物足りなさだ。

量が若干少ないところも合わせて、おやつに良し、そしてこの物足りなさが後を引くのだろう。すっかり(ある種の)満足をしたが、次のバスまで時間がある。お土産のコーナーなどを見ていると、日本酒の「K」のショップがあり、いろいろな有料試飲メニューがあるようだ。ここに行ってみよう。



やけに元気のいい店長に聞くと、500円で結構上等な種類の酒が飲めるメニューがあるそうなので、それを頼むことにする。



これで出てきた3種は、禄乃越州(一番はっきりした良い香りがする)、爽醸久保田雪峰(さらっとした綺麗なタイプ)、久保田萬寿(実は香りは一番大人しく、上品な感じ)で、新潟の酒の綺麗な味わいを楽しむことができた(←メーカー名が分かってしまった)。

陽気な店主に私が札幌から来たこともバレてしまい、私も「いろいろな酒を試しましたが、ぐるっと一周して、今は新潟の酒が好きです」という話をして喜んでもらった。



さて、そろそろ次のバスの時間だ。
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なぜか新潟2(6)長岡

2020-09-13 11:00:19 | 美術・アート
旅程を決めた時には天気が悪いという予報だったのだが、結果として思ったより天気は良かった。この日の日中には一時、かなりの雨になったが、合計4日間で私が傘を差したのは10分程度である。



歩いて数分で新潟駅につき、7:06長岡行きの普通電車に乗る。



旅情を感じるクロスシートもあったが、混雑状況が分からないので、遠慮して横向き2人がけのシートに座って出発だ。結果として、日曜日だけに混雑はないようであった。



本を読みながら、そして後半はうとうとしながら長岡に到着。駅前からバスで新潟県立美術館へと向かう。



■新潟県立美術館「コレクション展第2期 近代美術館の名品」。特別展も良いのだが、じっくり地域の美術館のコレクションを見ることのできる機会というのもありがたいものである。

郷倉千靭「豊穣群雀」:稲穂とそこにかかっている鳴子をものともしない雀の軍団が豊かな感じを出している。
岩田正巳「春日垂迹」:神鹿にやけに人間っぽい文殊菩薩が乗っている、非常に色彩の綺麗な作品。



アート作品については、別項でもう少し紹介する予定。

ここで、2時間ほど時間をとっていたのだが、コレクション展だけとあって、早く見終わってしまった。その後、長岡リリックホール(コンサートホール)とハイブ長岡(コンベンションセンター)で彫刻を探す(これも別項で)。


→リリックホール。

ハイブ長岡には長岡市産業展示室があった。



美術館そばのバス停は本数が少ないので、近くの赤十字病院まで歩いて、そこからバスに乗る。



さて、まだ昼時までは少々早いがどうするか。
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なぜか新潟2(5)朝食

2020-09-13 07:00:50 | 食べ歩き
昨日は早く寝たため、2時頃から断続的に目が覚め、結果として5:50に起床。朝食の始まる6:30まで待ってから朝食会場へ。最初のコーナーにホテルの人がいて、ご飯と味噌汁をよそってくれ、ドリンクを聞いてくれるという、おそらくはコロナ対策の手間をかけている。

今日の私はご飯を選択して、味噌汁は無し。オレンジジュースを頂いて、タレかつ巻、のっぺ、焼き鮭、生卵、海苔、紫蘇風味のふりかけと軽めにメニューを選んだ。今日は出発が早いため、のんびり食べている暇がないのだ。



早速食べてみるとご飯がとにかく美味いので、おかずは何を食べても申し分ない。明日の出発はもう少し遅いので、いろいろゆっくり味わってみることにしよう。といいつつ、ヨーグルトを食べる。



テイクアウトのコーヒーを部屋に持ち帰ったものの、歯を磨き、薬を飲み、あっという間に出発だ。
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